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【出張の合間に楽しめる】明治大学博物館の刑事部門(拷問器具設置)はしょぼいけど楽しい。

東京出張で少し時間が空いてしまったけど、なにか面白い場所無いかな?そんな時におすすめなのが博物館めぐり。

超有名どころの博物館も楽しいですが、マイナーかつ変わった展示をしている博物館も都内には複数有ります。

明治大学に在る博物館もそんな、少し変わった博物館の一つ。なんと、刑事部門というコーナーに古今東西の拷問器具を見られるように展示されています。

結論を伝えると、名前負け的なコーナーだと思っているのですがそれでも楽しい事には間違いないので、是非遊びにいって見ましょう。

 

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明治大学駿河台キャンパスに在る「アカデミーコモン」という建物に、拷問器具は設置されています。

 

明治大学博物館は、明治大学駿河台キャンパスにあります。

 

最寄り駅でいうと、御茶ノ水駅になるはずです。

 

初めてここを訪れる人は驚くでしょう。これが大学か!と。都内の私学の大学はすごいですね。近代的なビルが学校なのですから。

 

 

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出典:明治大学

 

このアカデミーコモンの展示場では常設展示で、今回ご紹介する拷問器具なども展示されていますが、期間限定の展示などもあり楽しいです。

 

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私が訪れたときには、植村直己さんの写真の展示もありました。豊岡市そして東京の板橋にある記念館に訪れたこともあるぐらいファンなので、こちらも楽しみました。

 

 

アカデミーコモンに入ったら、まっすぐに進み下りのエスカレーターを利用して地下に降りてください。

 

 

 

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拷問器具たちは地下2階で展示されています。

 

十手・土偶・埴輪・陶器、そしてアイアンメイデンというカオスな看板が見えたらゴールです。

 

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明治大学博物館は考古・刑事・商品の3部門構成。全部しっかりみても1時間もかからない規模だと思います。

 

何度か訪れている立場からすると、昨今のキュレーションサイトにおすすめスポットとして取り上げられることもある、この明治大学博物館ですが、正直そこまで大きくないですし、盛りすぎだろとも思う次第です。

 

ワンフロアの博物館となっており、考古・刑事・商品の3部門で展示は構成されていますが、

結構しっかりと説明よみながら楽しんでも1時間もいれば十分と言う規模感です。

 

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あくまでも出張の際のひまつぶしぐらいで捉えておくとギャップは少なくすむと思います。

 

 

館内撮影禁止(許可貰えばOK)なので、参考画像で展示物をお伝えします。

 

本当は、画像で拷問器具や埴輪・土偶などをお伝えしたいのですが、館内は基本撮影NGとなっているため、展示物の参考画像雰囲気をお伝えします。

 

まず、なんといっても拷問器具で見るべきは、

 

アイアン・メイデン(Iron Maiden)さんです。

 

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出典:明治大学博物館

 

拷問に興味があろうがなかろうが、一度は何かしらの創作物で見たことがあると思います。

明治大学博物館にあるアイアンメイデンはもちろんレプリカなのですが、レプリカとバカにしてはいけません。

 

日本に在るレプリカ自体も、この明治大学博物館に在るもののみです。つまりここに来なければ、見ることはできません。

 

使い方は、この中に人を入れて閉めてしまう。⇒針が刺さって痛い。

 

だと思っていたのですが、博物館にいる説明をしてくれるボランティアの人曰く、本来は針はついておらず、閉じ込めておくための器具だそうです。

 

閉じ込めておくと、そのなかで糞尿を垂れ流すこととなり、それが最終的にアイアンメイデンを開けたときに、人々にさらされることによって辱める「恥辱刑」に使われていたのではないかとの事。

 

たしかに、う〇こ漏らした姿をひとに見られるのはキツイ。

 

次に盛り上がるのは、「ギロチン」です。

 

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出典:Wikipedia

 

首はめて上から刃を落として、どばーーん、といった残酷なイメージの器具ですが、欧州ではむしろ人道的な死刑装置として考えられていました。

 

ギロチンは一見残酷なイメージだが、導入の経緯、および絞首刑との比較から、欧州ではむしろ人道的な死刑装置と位置づけられており、使用されなくなったのは比較的近年のことである。フランスでは死刑制度自体が廃止される1981年9月までギロチンが現役で稼動していた。

出典:Wikipedia

 

人道的な死刑方法と考えられていたため、近年まで稼働しておりなんと1981年まで使っていたようです。

日本の昭和56年迄ギロチンさんが現役だったなんて結構衝撃的なのですが。

 

そして、これは実際にみて恐れおののいて欲しいのですが、このギロチンや他の展示物も、何故か血とおもわれる赤い「何か」がついているんです。

 

これが怖さを一層引き立ててくれます。

 

嫌な感じなのが、さらし首用の台です。

 

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出典:http://livedoor.blogimg.jp/ramblelazy/imgs/7/e/7edd70e1.jpg

 

 

これも、なぜか血みたいなものが付いているのが嫌な感じなのです。ここに首をさしてさらしていたという事ですが、棘が超怖い。

 

見どころは、以上です。そう、以上。

 

あとは、刺す又や十手や、絞首刑に使う器具などもありますが、心穏やかに見ることが出来る展示でした。

 

本当にスペースとしては、少しだけなので期待に胸を膨らませて訪れると肩透かしをくらいます。

ちょっとみてやるか。ぐらいの気持ちで見て丁度良い規模感ですので、そこだけは念押ししておきます。

 

とはいえ、普段見ることが無い拷問器具を見て、その歴史を学ぶことにより死生観が揺さぶられることは間違いないです。

御茶ノ水は東京23区内にいるのであれば、かなりアクセスしやすい場所ともいえますので、出張の合間に時間ができたならば訪れてみても楽しいと思います。

ご自身の人生について考えるきっかけになる場所であることは間違いないです。

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