住信SBIネット銀行の「スマプロポイント」からJALマイルへの交換が可能になりました。JALにて銀行と言えばりそな銀行の「JALスマート口座」が有名ですが、ネットバンクの住信SBIネット銀行からでもマイルが貯められます。
交換レートはスマプロポイント100に対してJALマイル40
住信SBIネット銀行スマプロポイントからのJALマイル交換レートは100:40となります。
スマプロポイントは最低500ポイントからJALマイルへ交換可能となりますのでご注意ください。
スマプロポイントがJALのマイルに交換できます。※交換上限なし
交換レート 100ポイント=40マイル
交換単位 500ポイント以上100ポイント単位で交換可能
交換時期 ポイント交換申請の翌月下旬頃にマイル積算
交換上限なしというのがうれしいポイントです。
しかし、スマプロポイントが貯まらなければ意味がありません。スマプロポイントはどのように貯めればいいのでしょうか?
住信SBIネット銀行スマプロポイントの貯め方は基本的に銀行利用
住信SBIネット銀行スマプロポイントを貯めるには、住信SBIネット銀行を積極的に利用することが必要なようです。
表 住信SBIネット銀行スマプロポイント獲得方法一覧
対象商品 | 獲得ポイント |
---|---|
外貨預金と仕組預金の月末残高合計が300万円以上 | 毎月100ポイント |
ミライノ カード(JCB)の月内引落金額合計5万円以上 | 毎月100ポイント |
給与・年金の受取定額自動入金サービスいずれか利用 | 毎月30ポイント |
口座振替1件以上引落しあり | 毎月 5ポイント |
外貨積立 月1万円以上積立 | 毎月10ポイント |
純金積立月 5,000円以上積立 | 毎月10ポイント |
Visaデビットカードのご利用、ミライノ カードのご利用 | 毎月のご利用に応じて |
フルに活用したとして、預金残高300万円以上の貯蓄や、給与振り込み、そして外貨預金や純金積み立てを行ってようやく獲得できるポイントです。新たにJALマイルを求めて銀行を変えるというよりは、既に住信SBI銀行を積極的に活用しているという人にはうれしい新サービスとなりそうです。
ミライノカードの利用ポイントからのJALマイルルート
スマプロポイント獲得方法の中に、クレジットカードである、ミライノカードの利用条件も含まれていましたので、ミライノカードによるポイント獲得ルートもまとめておきます。
ミライノカード利用では、基本的に還元率は1%になります。
2つのポイントが出てきてわかりづらいのですが、
まずはミライノカードを利用した場合は、1,000円で5ポイントの、「ミライノポイント」が付与されます。
このミライノポイントは、今回JALと提携した住信SBIネット銀行スマプロポイントに好感することができ、その時の交換比率は1:2となります。
つまり、1ミライノポイントにて2スマプロポイントに交換できることとなります。
貯まったミライノ ポイントは1,000ポイント以上100ポイント単位で、住信SBIネット銀行のスマプロポイントへ交換することができます。スマプロポイントは、500ポイント以上100ポイント単位で現金またはJALのマイルに交換することができます。
ミライノ ポイントの交換レート
ミライノ ポイント1ポイント=スマプロポイント2ポイント
スマプロポイントの交換レート
現金への交換レート:1ポイント=1円相当
JALのマイルへの交換レート:100ポイント=40マイル相当
スマプロポイント自体は、1ポイント=1円にて使えますので、ここまで考えるとミライノポイントが還元率1%となる計算となります。相当面倒ですが。
JALマイルへの交換レートを考えると、得は無さそうです。
では、このミライノカードを利用した上でのJALマイルへの交換レートを考えてみると他のクレジットカードと比べて良い交換ルートではないと気づきます。
スマプロポイント100にてJAL40マイルですので、ミライノポイント50にてJAL40マイルと置き換えると、
ミライノポイント50ポイントを獲得するには、10,000円のクレジットカード利用が必要となり、10,000円でJALの40マイルでは・・・マイル還元率で0.4%という事になりますので、全くお得なルートではありません。
やはり、住信SBIネット銀行のヘビーユーザーの方が勝手に貯まったポイントをJALマイルに交換するぐらいしか無さそうですね。
新ルート開設という事で一瞬期待しましたが、全く使い物にならないルートなのかと個人的には思いました。JALマイルを貯めるならJALカードやSPGアメックスのほうがマイル還元率は高いので、クレジットカード利用でのマイル獲得は中々に難しそうです。
住信SBI銀行を使われている方には少しうれしいニュースではないでしょうか。