麻婆豆腐発祥の都市、そして大量のパンダと触れ合うこともできる魅惑の都市、中国の成都に遊びに行くならば、確実に持っておきたいクレジットカードをご紹介します。
中国の広州に旅行に行くならば、「銀聯カード」があると安心です。
まず初めに結論をお伝えすると、中国の広州に遊びに行くならば、中国が発行している国際ブランドである、銀聯カード(ユニオンペイ)のクレジットカードを手元に一枚用意しておくことをおすすめします。
理由としては、他の国際ブランドである、VISA・Mastercard・JCB・AmericanExpress・ Diners Clubを利用できるお店がほとんどないため、中国で普及している銀聯カード(ユニオンペイ)を持っていないと使えるお店が限られてしまうためです。
世界のクレジットカード事情と異なる中国でのクレジットカード利用可能店舗。
通常、海外旅行に持っていくべきクレジットカードは実は結論が出ています。
VISAとMastercardの2枚を持っていけば、ほぼすべての国・ほぼすべてのお店で対応可能なため、この2つのマークが書かれているクレジットカードをそれぞれ持っていけば、困ることはほとんどありません。
参考までに、世界でのクレジットカードブランドでの年間取引量の表を見てください。
2014 | 2015 | 2016 | 2017 | |
---|---|---|---|---|
VISA | 58% | 56% | 54% | 50.0% |
Mastercard | 26% | 26% | 26% | 25.6% |
Union Pay | 10% | 13% | 15% | 19.8% |
American Express | 3% | 3% | 3% | 2.5% |
JCB | 1% | 1% | 1% | 1.1% |
Discover/Diners | 1% | 1% | 1% | 0.8% |
出典:https://www.nilsonreport.com/
これは、取引量なので、イコール利用可能店数とはなりませんが、取引が多いという事は利用できる店舗も多いとも言えます。
見てもらうとわかる通り、VISAカードが圧倒的な取引量を誇り、その次点としてMastercardが迫っていましたが、近年では中国の方々のクレジットカード利用も増え、銀聯カード(ユニオンペイ)の取引量が増えていることがわかると思います。
中国以外の国であれば、この表を見た上でもVISA・Masterのクレジットカードで十分すぎるほどに対応できるのですが、中国本土はそうはいきません。
世界シェアNo.1のVISAでも、「なんですか?これは?」と受け付けてくれないことが有ります。
その時に必ず言われるのは、「UnionPay?(ユニオンペイ?)」と銀聯カードは持っていないか?と聞かれるわけです。
北京や上海ならいざ知らず、成都のような巨大都市でもまだまだVISAカードの普及がなされていないのが現状です。
2017年末のデータでは、銀聯カードとVISAカード。中国での加盟店数の差は
銀聯カード「2,800万」 V.S VISA「37万」
その差が約75倍も離れています。世界最強のVISAでも中国では話が異なるわけですね。
郷に入っては郷に従えではないですが、中国の地方都市に遊びに行くならば、やはり銀嶺カードを持っていて間違いは無いようです。
JCB AmericanExpress Diners Clubは、ほとんど使えませんので注意してください。
反対に、持って行ってもあまり活躍の機会が無いクレジットカードは、JCB AmericanExpress Diners Clubのクレジットカードです。中国の成都ではほとんど使えませんでした。
広州では宿泊したマリオット系列のホテルでも使えませんでした。
やはり、中国を旅行する際には、メインカードを銀聯カード(ユニオンペイ)にして、予備でキャッシング用に、VISA・Mastercardを持っておく、さらに予備でプリペイドカード型のカードを持っていくというのが安心なのではないでしょうか。
中国旅行の際には一枚は持っておきたい銀聯カード。持っていると安心感が半端ないです。