2017年7月1日~8月31日までのキャンペーン期間に、JALとFDAのコードシェア便に乗れば乗るほどマイル山分けという企画がありました。今回は、この山分けキャンペーンどれほどのマイルが貰えたかを確認したいと思います。
また、FDAとJALのコードシェア便に乗っていて、且つJAL側から購入及びキャンペーン登録している人を勝手に推測してみました。
おさらい
↓対象路線や、購入時の注意点、そもそもコードシェア便って何なのか?という人は前回のキャンペーン時の内容を確認してみてください。↓
おさらい2
同様のキャンペーンが春に行われていて、その結果を書いてます。
結果、春は期間中2回の搭乗で344マイル獲得でしたので、単純に一回当たり172マイルの山分け結果となりました。個人的にはこの「172」という数字で100万マイルを割り切れないことに非常に引っかかるわけですが、一応結果として受け止めておきたいと思います。
今回(夏)の結果報告
で、今回のキャンペーンで私が獲得できたマイルは「724マイル」でした、期間中に3回コードシェア便に乗っていましたので、一搭乗当たりの獲得マイルは241.333マイル!。今回はこの部分のマイル数も割り切れず。モヤモヤとした結果となりました。
一搭乗当たり約240マイル。還元率1%のクレジットカードであれば24,000円分の利用が必要ですので、ありがたいキャンペーンといえます。事実、コードシェア便を利用する気になりましたからね、このキャンペーンがあったので。成功という訳です。
好評だったのか好調だったのか分かりませんが、既に次のキャンペーンとしても実行してますね。
キャンペーン期間
2017年9月1日(金)~2017年12月31日(日)(ご搭乗日)
事前登録ご搭乗前にキャンペーン登録が必要です。
ご搭乗後に参加登録された場合やキャンペーン登録がない場合はキャンペーンの対象外となります。
秋冬は期間がこれまでより長い約4カ月ですので、1搭乗当たりの獲得マイルは減りそうですが、やはり無駄に乗ってしまいそうです。
思ったりよりコードシェア便をJALで利用している人は少ないのかもしれない。
勝手な印象ですが、あまりこのキャンペーンを利用している人、もっと言うと、FDAとJALのコードシェア便にJAL経由で乗る人はいないのかな?と感じました。
ちょっと計算してみようと思いつきまして、いろいろと数字を出してみました。
まず、FDA全体での年間利用客数を見てみると、
累計の搭乗者が16日に500万人に到達したフジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)は地方都市への路線拡大、増便を背景に利用者を大きく伸ばしている。三輪徳泰社長は「地方と地方を結ぶのが使命。顧客に徐々に浸透してきた」と手応えを語った。2009年7月の就航以来、右肩上がりで搭乗者は増え、16年度は年間120万人を突破した。
という事ですので。
約120万人が前年度の実績です。
今年はもっと増えていると思いますが(むしろ増えていてほしい)割りやすい数字でもあるので、このまま利用します。単純に10万人/月の利用客がいると仮定しました。
FDAの飛行機が月に何本飛んでいるのかデータが無かったので、人力でカウントしてみた結果、
表 一日当たりのFDA運航数(たぶん)
運航 | 共同運航 | |
---|---|---|
名古屋(小牧)-青森線 | 6 | 0 |
名古屋(小牧)-花巻線 | 8 | 0 |
名古屋(小牧)-山形線 | 4 | 4 |
名古屋(小牧)-新潟線 | 2 | 2 |
名古屋(小牧)-出雲線 | 4 | 4 |
名古屋(小牧)-高知線 | 4 | 4 |
名古屋(小牧)-北九州線 | 2 | 2 |
名古屋(小牧)-福岡線 | 10 | 10 |
名古屋(小牧)-熊本線 | 6 | 6 |
福岡-新潟線 | 2 | 2 |
福岡-松本線 | 4 | 4 |
福岡-静岡線 | 8 | 8 |
札幌(新千歳)-松本線 | 2 | 2 |
札幌(新千歳)-山形線 | 2 | 2 |
静岡-札幌(丘珠)線 | 2 | 2 |
静岡-鹿児島線 | 2 | 2 |
計 | 68 | 54 |
という事で、一日当たり68本、ひと月30日計算で、約2,000フライトぐらいしている事にしてしまいます。
ただ、すべてのFDA便がJALとコードシェアしているわけではないので、コードシェアしている飛行機もカウントしてみました。結果、54フライト/日。ひと月にすると約1,600フライトですね。
コードシェア便に乗っている人の数が分からないので、全体のフライト数との割合でザクっとやっちゃおうと思います。
1,600フライトと2,000フライトですので、FDA全体に対してのJALとのコードシェア便は80%とします。そうすると単純に80,000人/月の人がJALとのコードシェア便にFDA経由かJAL経由で乗っているのでは?という事で着地。
一日当たりに直してみると、約2,650人/日 がJALとFDAのコードシェア便に乗っている計算になりました。
あまり意味ないのですが、一回のフライト人数も気になりまして・・・
1,200,000人÷12カ月=100,000人。100,000人÷2,000フライトで50人/フライト
コードシェア便も80%の割合を計算するだけなので同様に50人/フライトとなります。 1フライトで50人しか乗っていない。。。なんだかすごく少なく感じましたのでちょっと確かめてみました。
FDAの使用している機体は席数を見てみると、下の画像にある二パターン76席と84席の二つがメインです。
満席で76席と84席ですね。そもそも最大で乗れる人数が少ないですね。
一フライト当たりの平均搭乗率を見てみましたが、なかなかピンポイントのデータには行きつきません。
似たデータとして昨年のGWとお盆の搭乗率はそれぞれ、約70%と約85%という数字がありました。
https://www.fujidream.co.jp/company/press/doc/170508.pdf
https://www.fujidream.co.jp/company/press/doc/160822.pdf
繁忙期でこの数値ですから、通常はもっと少ないと思います。今回の平均にて約60%という搭乗率も(50人/84席)あながち外れていない数字なのかなと思います。
このキャンペーン中にJAL、FDAコードシェア便に搭乗し、且つキャンペーン登録している人の数
春と、夏の2つのキャンペーンの結果から、このキャンペーン達にてキャンペーン登録且つ、コードシェア便にJAL経由でチケット購入された回数はわかります
キャンペーン該当搭乗数は、春が5,813回、夏が4,143回でした。それぞれ期間が
春は2017年4月1日~2017年6月30日 3ヵ月間
夏は2017年7月1日~2017年8月31日 2か月間でしたので、これで1日当たりのキャンペーン該当搭乗数を出してみたいと思います。
搭乗回数 | 日数 | 一日当たり | |
---|---|---|---|
春 | 5813 | 90 | 64.6 |
夏 | 4143 | 60 | 69.1 |
※ひと月は30日で計算
なんと、1日当たり約65人~70人しかこのキャンペーンに該当する人がいなかったわけですね。これは、コードシェア便に乗っている人の数、2,650人から見ると、2.6%程度しかいないことになります。 結構な驚きです。少ないなという印象。勝手に。
この70人という数字は、
- コードシェア便に乗っている
- JAL経由でチケット購入
- キャンペーン登録している
という3つの条件が兼ね備わっている人となります。上記の内、キャンペーン登録しているかどうかは正直どれほどの人がキャンペーン登録しているかわからないので、検討のつけようが有りません。
他のキャンペーンなどでも登録率というものが無いかを探しましたが、ある訳が無く一定の確実性のある数字は難しそうです。
という事で、勝手にそれぞれ登録率がどれぐらいだったらJAL側から購入している人の総数だろうという予測数字は出してみました。
↓一日当たりの条件を満たした搭乗者が70人だった場合です。
キャンペーン登録割合 | 仮説搭乗人数総数 |
---|---|
10% | 700 |
20% | 350 |
30% | 270 |
40% | 180 |
50% | 140 |
60% | 120 |
※細かい数字を出しても意味が無いのでかなりまとめてます
登録割合の想定が少なければ少ないほど、本当は搭乗している人が増えていきます。
更にもう一つの情報として、社内でヒアリングを実施してみました。JALユーザーでこのキャンペーン登録している人の割合にあたりを付けるためです。そもそもJALユーザーが少ないのでヒアリング自体苦戦しましたが何とか結果を出すことが出来ました。
結果としは、驚くべき結果がでした・・・なんと登録していたのは私だけ。私だけでした。
という事で、少ないサンプルですが、趣味でもなんでもく仕事で飛行機にに乗っている人たちはわざわざJALのHPからキャンペーン情報を見て、登録しないのだなという事が分かります。
結論として登録率はMAX10%ラインで、あるとしたらそれ以下が妥当だと考えます。10%計算で考えると、搭乗人数は約700人/日という事になりそうです。
FDAとJALのコードシェア便全体の一日当たり搭乗数を2,650人でしたので、700人は約25%という事になります。思ったよりも、FDA経由で購入する人が多いのですね。やはりマイルを積極的に貯めているというのは、マイルに興味がある自分からすると当然ですが、他の人は全く興味が無さそうです。日々啓蒙活動に励まなければいけないですね。そういう結果だと思います。
まあ、この数字があっているか知りませんが。
まとめ
- キャンペーン自体はありがたかった。2回で約1,000マイル獲得。約10万円の利用が必要なマイル。
- JAL経由での購入は思ったよりも少ない印象。
- 社内でヒアリングいしていたら変な人だと思われた。
↓JALダイヤモンドのその上のステータスに挑戦中
↓もてるためにはマイルとクレジットカードです。
↓クレジットカード、マイル、出張についてなど書いてます。是非登録ぽちっと。