出張を日々行っている出張族なので、飛行機の他にも新幹線に乗ることも数多くあります。
いつもはプラスEXにてチケットは購入するのですが、携帯電話を変えたタイミングでサイトログインできずに、直接チケットを購入したタイミングがありました。その数少ないタイミングにて、新幹線のチケットを無くすという最悪な事をしてしまいました。
結果でいうと新幹線のチケットは再度購入しなければなりませんでした。。
やはり出来るだけ新幹線には乗りたくないなという話でしたので、ちょっとまとめておきたいと思います。
状況説明
私は京都と品川の移動にて新幹線チケットを購入しました。クレジットカードにて指定席を購入し新幹線に乗車。新幹線の席を確認するために新幹線車内にて一度チケットを確認しているところまでは記憶があります。目的の駅で新幹線を降り、いざ改札を通ろうとしたらチケットを紛失していることに気づきました。駅の窓口にて状況を説明しいろいろと確認してくれたのですが、結局は再度チケットを購入しないと外に出られないという事でしぶしぶ再購入。かなり釈然としません。
↑この説明の中に非常に重要なポイントがあります。
領収書やクレジットカード利用控えがあってもダメ。再購入です。
チケットを無くして何が一番悲しいかというと、再購入しないといけない点ですよね。
一万円以上のお金が飛んでいくことになります。例えチケット購入の証拠となるような領収書やクレジットカードの利用控えが有ろうとダメです。
再購入が絶対のようです。今回私はクレジットカードで購入していたので手元に利用控えがあったのですが、それでは改札の外に出してはくれずに再購入が絶対でした。
これは、紛失した切符が誰かに拾われて利用されたり、払い戻されたりしたら電車会社側の損失になるので払い戻せないという説明でした。納得できるようで全く納得できない説明だと個人的には思ってます。
実は以前に一度紛失してしまった際に、クレジットカードの控えで出してくれたことが有りました。今回は最初に問い合わせた窓口の担当者が非常にまじめな方で、それ以外の方なら結構融通聞くのかもしれないと思い他の窓口にも聞いて回りましたが・・・結果は全滅。すべての窓口で再購入を宣告されています。
駅員は何を聞いてくるのか?
窓口では以下の事を必ず聞かれました。
- 乗ってきた新幹線の時間
- 自由席か指定席かの確認
- 指定席の場合は関の番号など
- 支払いは現金かクレジットカードか?
なぜこのような事を聞いてくるかというと、紛失したチケットが出てくれば外に出してくれるようです。ですので、新幹線の最終行き先などを確認するためにどの新幹線に乗ってきているのかを確定させたいようです。今回私もケースでも終着駅に電話しチケットがあるのかどうかをずっと確認してました。結果、私の場合は無かったです涙
払い戻しが出来る場合もある。その条件とは?
複数の窓口に確認して回っている中で、有益な情報を教えてくれる方もいました。条件を満たせば再購入をしてもらうのは絶対だが払い戻しが出来る場合もあるという事でした。
払い戻しが出来るケース1
きっぷをなくした場合、駅のきっぷうりばや列車の係員にその旨を話して、紛失再発行用として同じきっぷをもう一度お買い求めください(「紛失再」の表示をいたします)。指定券については、同じ列車の指定券に限ります。買いなおしたきっぷは、下車駅の精算所で「再収受証明」を受け、そのままお持ち帰りください。
1年以内になくしたきっぷが発見された場合、そのきっぷと、「再収受証明」のあるきっぷの両方を駅の精算所へお持ちください。発見されたきっぷについて、手数料210円(指定券は320円)をいただき、「再収受証明」のあるきっぷの運賃・料金を払いもどします。
という事のようです。つまり、まず再度チケットを買います。そのチケットには「紛失再」と書かれており、そのチケットは駅を出るときなどに自動改札で回収されないように気を付けてしっかりと窓口にて再収受証明をもらってから、駅から出てください。その上で紛失したチケットが奇跡的に発見し、そのチケットと一緒に再収受証明をもって駅の精算所にきたら手数料引いて払い戻してあげますよ。というもの。
出来ません。
自分で持っているというミス以外はチケットが見つかるわけないのですよ。無理です。
払い戻しが出来るケース2
こちらのほうが現実的です!!
<東海道・山陽新幹線(東京~博多間)の指定席をご利用された場合の特別なお取扱いについて>
お客様が東海道・山陽新幹線(東京~博多間)発着の指定席(グリーン席を含みます)をクレジットカードで購入され、東海道・山陽新幹線をご利用中(新幹線駅改札内・列車内)に紛失された場合は、当社窓口にお申し出いただき、当社指定の方法によりご申告いただければ、当社が可能な範囲で、紛失されたきっぷの使用状況を確認いたします。
この場合も、紛失再発行用として同じきっぷ(同じ区間・列車・設備等)をもう一度お買い求めいただきます。
確認の結果、(1)紛失されたきっぷが払いもどされていないこと、(2)他に使われていないことが確認できた場合は、紛失されたきっぷが見つかったものとして、所定の手数料を差し引いて払いもどします。
この情報以外にも重要なポイントが少しあるようなので整理しておくと・・・
・クレジットカードで支払っているもしくはエクスプレス予約、プラスEXで購入していること
・自由席ではなく、指定席、グリーンであること。
・クレジットカードの利用控えなどがあること。
・再収受証明となっているチケットがあること。
・紛失チケットが誰かに使われていない、払い戻されていないこと。
が挙げられます。この5点を満たしている事が重要です。
満たしていないと払い戻しのこのケースは受けることが難しいようです。今回私はクレジットカード払いで指定席の購入、手元に利用控えあり、駅にて再収受証明を貰っていますので該当します。
JR側が調べて払い戻されていない事、利用されていないことが判明すれば、振込手数料を引いて払い戻してくれるようです!!
↑再収受証明となっているチケットの控え。このようにして渡してくれました。
↑紛失きっぷ調査デスクってすごい名前ですよね。
新幹線のチケット紛失で最悪だなと思ったのは・・・
偶然だと思いたいのですが、この払い戻しの方法を教えてくれたのは3カ所目の窓口でした。
1、2カ所目の窓口の人は「紛失したチケットが見つかれば払い戻します」という事しか教えてくれませんでした。
これは私の運が悪かったと信じたいです。でも、私に時間が無くて複数個所に確認が出来なかった場合結局この必要な情報には行き着かなかったわけです。
社員教育なのか企業風土なのか分かりませんが、状況的には最悪な対応だと思います。
まとめ
- 新幹線でチケットを無くすとかなり面倒です。
- クレジットカード払い、指定席、再収受証明、利用控えが揃っている事が重要
- JRの接客レベルに今回は難あり。必要情報教えない。最悪。