ゆらゆら。まったり。

出張をより楽しくするための情報サイト。ご当地グルメから元祖・発祥グルメのお店、飛行機のマイル情報から、お得な宿泊予約方法などをお伝えします。

JAL どこかにマイルに新サービス。四国着の便なら追加でJR四国のフリー切符

JAL(日本航空)が展開するサービス「どこかにマイル」がJR四国とコラボした新しい企画を始めました。

f:id:salesconsultant:20180623212432p:plain

どこかにマイルにて四国を訪れることとなった場合、JR四国全線フリーきっぷ2日間大人用が6,000マイル、同小児用が3,000マイル、JR四国全線フリーきっぷ1日間大人用が3,500マイル、同小児用が1,750マイルで交換できるという、新サービスを付加したようです。

 

「どこかにマイル」に初めて鉄道乗り放題オプションを追加 | プレスリリース | JAL企業サイト

【概要】

サービス内容:

■「どこかにマイル」は、利用日(往路ご搭乗日の1カ月前から7日前まで)・時間帯・人数(4名まで)を選択後、羽田・伊丹・関西空港を出発地とした4つの行き先候補の中から「どこかに」往復できる特典航空券が、1人あたり6,000マイルで交換で
きるサービス。


「JR四国全線フリーきっぷオプション」は、「どこかにマイル」で行き先が四国の各空港(徳島、高松、高知、松山)に確定したお客さまを対象として、JR四国全線フリーきっぷ2日間大人用が6,000マイル、同小児用が3,000マイル、JR四国全線
フリーきっぷ1日間大人用が3,500マイル、同小児用が1,750マイルで交換でき
るサービス。


■「JR四国全線フリーきっぷ」は、JR四国全線の特急・普通列車の普通車自由席
にご乗車できるきっぷで、ご乗車当日空席があれば、みどりの窓口にて、追加料
金なしで普通車指定席に変更できる。

 

 JR四国全線フリーきっぷの値段から考えるマイル単価

JR四国全線フリーきっぷを2日間用で6,000マイルにて付けられるという事ですが、これはマイル単価で考えるとどれほどになるのかを調べてみました。

似たチケットの「四国フリーきっぷ」は3日間のチケット

JR四国のHPを見てみると、今回提供される「JR四国全線フリーきっぷ」に似た「四国フリーきっぷ」は3日間の有効期限にて販売されていました。

 

今回、どこかにマイルで提供されるきっぷの優位性は、2日間用という事と、更に空きがあれば指定席に変更できるという点が異なる点。

 

従前の四国フリーきっぷは3日間用で、その金額は約16,000円という事ですので、1日当たりの単価は、約5,300円程になると思われます。

f:id:salesconsultant:20180623213051p:plain

↑3日でこの金額です。

2日間に計算し直すと、約10,600円という事ですので、6,000マイルを利用してこのチケットを手に入れる場合、1マイル当たり1.76円程のマイル単価になります。そこに、指定席が取れた場合の金額を勘案すると、1.76円~2円ほどの価値になるのかもしれません。

 

有りなのか無しなのかは人によりますね。とにかく移動したい!という人には良いですが、四国の電車はかなり揺れまして、相当移動もきつくなるので。。。どれほど乗るかという事が重要ですね。

 

そう考えると、1日で3,500マイルというコースも用意してくれているのはありがたいです。

 

マイルをガンガン消費してほしいJAL。どこかにマイルは非常に良い施策かも知れない。

 

プレスリリース内で気になったのは、これまでの累計利用者数。

「どこかにマイル」は2016年12月のサービス開始以来、これまでに約80,000名(2018年5月現在)のお客さまに利用いただいております。

 

 

以前、どこかにマイルをサービス面として考えたときには、利用者は一年間で60,000人の利用があったと記されていました。

 日本航空(JAL/JL、9201)は、国内線特典航空券の目的地をシステムが決める「どこかにマイル」が、2016年12月のサービス開始から1年間で、約6万人が利用したことを明らかにした。

 2018年の5月段階で80,000人という事は約半年(2017年12月~2018年5月)で20,000人という事なので、利用ペースは落ちているようですね。

 

今回のJR四国とのコラボ企画は、利用者の増加を狙ったものかもしれません。

もっと言うと利用マイル数の増加。

 

国際会計基準を採用した際に、マイル残高は負債として扱われるようです。

新たな策をどんどん出していき、個人のマイル残高は出来るだけ抑えておきたいという思惑もあると思います。

 

どこかにマイルというサービスをつくったことにより、これまでで80,000人×6,000マイル=480,000,000マイルが消費されていることになりますので、野村総研と共同開発したこのサービスは一定の効果があったと言えると思います。

 

 

思えば、たった6,000マイルで国内旅行が楽しめる、どこかにマイルってすごいサービスですよね。

今回のJR四国とのコラボ企画で更に旅行の選択肢が広まったわけで、JALユーザーとしては本当にうれしい限りです。

 

 

↓クレジットカード、マイル、出張についてなど書いてます。是非登録ぽちっと。

\ Follow me!! /