急な予定が入り、宿泊するホテルを確保・予約しなければいけない!
しかし、ホテルを検索しても既にどのホテルも満室。
そんな緊急事態に陥ってしまった!
そんな場合の解決方法です。
100%とは断言できませんが、高確率でホテルの予約をすることが出来ます。
ちなみに私は、年間300泊以上出張をしていますが、どんなにホテルが混み合って満室連続の場合でもホテルが確保できなかったことは有りません。
ホテルの稼働率が上がり、空室がなかなか見つからないタイミングとしては、
- ゴールデンウィークやお盆、年末年始の人の動くタイミング
- 学会が開催されている
- コンサートやライブが開催されている
- スポーツのイベントが行われている
場合などが代表的です。このような休日や大型イベントがある場合は、いつもは簡単に確保できる都市でのホテル予約が困難を極めます。
その様な場合に、今回ご紹介するテクニック6選を使えば、きっとホテルが予約・確保できるはずです。
まずは基本動作、キャンセルを常にチェックする
検索した瞬間は満室でも、頻度良く空室チェックしているとタイミング良く空室に出くわすことがあります。
この宿泊予約サイトの空室チェックは基本動作なので、ご紹介するテクニックにはいれません。
ここで言う、宿泊予約サイトとは、楽天トラベルやじゃらんなどのサービスの事を指しています。OTA(Online Travel Agent)という正式名称だとわかりづらいので、宿泊予約サイトで統一します。
後述する、テクニックを試したら100%に近い確率でホテルは確保・予約できますし、この空室チェックは各作業の合間でも試すものなので、何度もチャレンジしてください。
ホテルのキャンセルが出やすいタイミングは?
いろいろと調べていると、ホテルのキャンセルが出やすい時期・タイミングは?という情報を見つけました。
3日前等の具体的な数字が上がっており、そのタイミングでキャンセルされた部屋が放出されるため、予約が取れやすいという内容でした。これはホテル側が設定しているキャンセルポリシーに順じた場合の内容なのだと思います。
しかし、現在は宿泊予約サイトでは事前決済をしていない限り、例え当日キャンセルでもキャンセル料の請求をすることが 事実上困難です。
当日にもガンガンキャンセルされています。
いつのタイミングがホテルのキャンセルが出やすい!と待つよりも頻度良く空室が出るのをチェックしたほうが確実に空室に出会えることが多いです。
事実、その日のホテルを探していた際に、間違えて少し駅から遠いホテルを予約してしまったことがありました。
間違いに気づいてそのホテルはキャンセルしたのですが、宿泊予約サイト上にはすぐに空室1部屋ありとまた情報が上がっていました。
これは何を意味するかというと、キャンセルされたホテルは有るタイミングまでストックされて、〇時が来たから再掲載。という訳ではないという事です。
やはり、頻度良くチェックするのが王道なのだと思います。
それでもどこかキャンセルが出やすいタイミングを上げろと言われれば、個人的には当日の朝9時ごろだと思います。体調不良や出張取り止め、ライブに行けなくなったなど当日に予定が変わることは有りますので、やはり朝にキャンセルされることが多いと感じています。
テクニック① 宿泊人数を変えてみる
1室1名で予約したいと思っている場合は、1室2名の利用などに検索条件を変えてみてください。
ホテル等の宿泊所が宿泊予約サイトに登録する際に、1名利用ではなく、ツインの部屋やダブルの部屋を2名利用で登録していることがあります。
この場合、空室があっても1室1名の利用では検索では引っかかりませんが、1室2名の検索条件に変更することにより、検索にヒットします。
このテクニックだけでも結構な確率で空室を見つけ出すことが出来ます。
もちろん、元々2名で利用したいのだけど、空室が見つからない・・・という場合は3名検索をしましょう。
デメリットとしては、宿泊代金が概算1.5倍~2倍の間で上昇してしまう事です。
1名利用ではなく2名分確保するわけですからね、しかし、それでもホテルが無いよりはましな場合というのは結構ありえます。
その様なタイミングで試してみてください。
テクニック② 複数の宿泊予約サイトで検索する
テクニック②は検索して満室表記ばかりだった宿泊予約サイト以外のサービスでも検索をしてみることです。
多くのホテルでは、現在は「サイトコントローラー」というサービスを入れており、複数の宿泊予約サイトを一括管理していることがありますが、そうでないホテルもまだまだあります。
一つの宿泊予約サイトだけでなく複数を横断してみると、まだまだ全然空室があるなという場合が多いです。
楽天トラベルではホテルが出てこないけど、じゃらんで検索したら空室があった。という事は頻繁に有ります。(もちろん、その逆もあります)
この横断検索とテクニック①の人数変更を合わせると、かなりの高確率で空室を探し出すことが出来るはずです。
また、横断検索をする場合は数多くの宿泊予約サイトを検索する必要が有りますが、個人で利用しているのは以下になります。
楽天社が運営する国内最大級の宿泊予約サイト、キャンセルポリシーも良い感じなのでおすすめ。
リクルートが運営する、楽天トラベルと双璧をなす国内最大級の宿泊予約サイト。常時2%還元は嬉しいが、Pontaポイントが貯まっても・・あまり使い道がない。JALマイルを貯めている人ならおすすめします。
ドコモユーザーじゃなくても「d」のブランドは結構使えます。JTBがシステム的にはサポートしているようです。大型キャンペーンも行っていて、キャンペーン狙いで宿泊するのも結構あり。
こちらもJTB系列。実際にはdトラベルかこちらのるるぶトラベルどちらかの一つ検索することになると思います。
ヤフーが行っているサービス。Tポイント貯めている人ならこのサービスは良いかもです。
ビジネスホテルの予約で限定していましたが、少し値段が上がっても良いなら・・
ヤフーに買収されていますので、こちらもヤフーグループ。高級ホテル・旅館等の予約がメインとなります。
どうしてもその日にその土地で宿泊しなければならない。。という場合には選択肢に上がります。
高級ホテルの宿泊予約サイトです。こちらもどうしても!という際にはチェックしてみましょう。
等を横断的に検索をしています。
穴場としては、近畿日本ツーリストなどもお世話になることがあります。こちらは当日予約は弱いですが、少し先の日程だと空室が多々あることがあります。
少し古い情報ですが、国内の旅行関連サイトのアクセスを図にしたものです。
出典:http://www.mlit.go.jp/common/001080039.pdf
コツは出来るだけご自身がいつも利用しない宿泊予約サイトにチャレンジしてみてください。なぜなら、それは他の人もあまり利用していないという事だからです。
図を見てみると、多くの宿泊予約に関するサイトがありますので、今回ご紹介したモノ以外もチェックしてみると結構な確率でホテルを見つけることが出来ると思います。
テクニック③ 公式サイト予約を活用する
宿泊予約サイトを横断したけれども、やはりホテルが確保できなかった場合には、ホテルの公式サイトから空室があるかどうかを確認することをお勧めします。
ホテルによって運用方針が異なりますが、宿泊予約サイトにて全ての空室予約を行っているホテルと、一定数だけ解放しているホテルに分かれます。
また、サイトコントローラーを導入していない場合などは、ダブルブッキングを防ぐために宿泊予約サイトに全室解放していないこともあるからです。
WEB上の検索では満室だったとしても公式サイト上には、空室があることは良くあることです。
公式サイトのチェックも忘れずに行ってみましょう。
テクニック④ ホテルへ直接電話して空室を確認する
公式サイト上でも見つからない場合は、ホテルに直接電話して確認してみてください。小さなホテルだと公式サイトへの登録がすぐになされていない事もあるようで、電話だと驚くべき程に簡単に見つかる場合が有ります。
公式サイトと同じ理由なのですが、外の情報に出していない部屋が一定数あり電話したらすぐに空室が見つかったという事は良くあることです。
WEB上で見つからない場合は、電話に切り替えましょう。
その際に、宿泊予約サイトを見ながら電話しようとしても、直接の予約を防ぐために電話番号が記載されていないケースが多くあります。
Googleで「〇〇駅 ホテル」といったワードで検索すると、駅周辺のホテルが一覧で出てきます。
これであれば、電話番号ものっているのでそのページを見ながら、電話かけまくるのが早くて便利です。
テクニック⑤ 民泊サイトでも調べてみる
2018年6月15日に俗に言う民泊新法が施行され、エアビーアンドビーなどの民泊サイトに掲載されている、宿泊可能物件が激減しました。
とはいえこれは消費者側の私達からすると、違法民泊が一掃されたという喜ばしい状況と捉えることも出来ます。
ホテルがどうしても確保・予約できなかったら、民泊サイトを利用して宿泊する場所を確保することも可能です。
どうしても、宿泊予約サイトでの検索や直接連絡をしてもホテルが見つからない場合は、民泊サイトであれば宿泊できる場所を探し出すことが出来ます。
テクニック⑥ クレジットカードのコンシェルジュにお願いをする
プラチナカード以上のクレジットカードを保有している人限定のテクニックになりますが、コンシェルジュデスクに頼んでしまうのが一番早いです。
私は、AmericanExpress(アメックス)のプラチナカードを持っているので、最近はコンシェルジュの人に頼むことも多くなりました。
この方法のメリットは、コンシェルジュが全て対応してくれるのはもちろんの事、私達には開示されていないホテルの空室も手配してくる点です。
提携などしているのでしょうか?
とにかくこのテクニック6が使える人は、いち早くお願いしてしまう事が重要となります。
高い年会費ですが、自分の時間を確保できるのは本当に大きなメリットです。
今回ご紹介したテクニック6個ですが、基本的には1と2を実行している中で予約が見つかると思います。
また、コンシェルジュサービスを利用できる人はお願いしてしまうのが、本当に楽ですから時間的猶予がある場合はお願いしちゃいましょう。
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