JALが用意している運賃体系の一つに特便割引というモノが有ります。
特便割引1 ・特便割引3 ・特便割引7 ・特便割引21とそれぞれ予約及び購入のタイミングにより、直前でも普通運賃よりも格安で飛行機に乗れる便利なシステムですが、一度購入してしまうと、
予約便の変更不可、キャンセルにも費用がかかる。などのデメリットが有ります。
この特便割引。万が一予定している飛行機に乗れなかった場合、費用はどうなってしまうのでしょうか?
まとめ
予約及び決済していた飛行機に万が一のれなった場合は、10日以内に払い戻し手続きをしましょう。
1,000円~2,500円程の手数料はかかりますが、払い戻すことが出来ます。
きっかけは未使用航空券を探しているときに見つけた、特便割引未使用の文字。特便割引購入していたのに、飛行機に乗っていない状況でした。
特便割引を購入しているのに、飛行機には乗っていない。こんな状況に気付いたのは、未使用のオープン券があるのかを調べているときでした。
羽田ー福岡の飛行機購入しているのに、未使用。
なんとももったいない状況です。
私のように気づかないで乗らないというケースは少ないと思いますが、
特便割引を購入して時間的に間に合わなく飛行機に乗れなかった!という人忙しいビジネスマンの中には居るかもしれません。
そんなときのために、飛行機が出発してしまった後でも払い戻せる状況を説明いたします。
40日?10日?特便割引に乗れなかった場合の払い戻し期間。短いほうで考えて10日としておくのが無難です。
結論を伝えると、特便割引にて購入しているJAL便に乗れなかった場合には、10日以内に払い戻し手続きをJALのWEBサイト・予約一覧から行ってください。
取り消し・払い戻し
取り消しはご予約便の出発15分前までに行ってください。
航空券ご購入後の取り消し、払い戻しには所定の手数料がかかります。
払戻期限は航空券の有効期間満了日の翌日から起算して10日以内です。
出典:JAL公式HP
手数料はかかりますが、払い戻すことが出来ることがJALの公式HPに明記されています。
乗らなかったら、全額返ってこないものだとずっと思っていましたが、どうやら実際は払戻が一定期間内で出来るようです。
支払った金額から引かれてしまう手数料は、払戻手数料・航空券1枚(1区間)につき430円、そのほかに取消手数料が500円~2,000円の間でかかります。
特便割引購入後に飛行機に乗れなかった場合で、航空券代金の払い戻しをしたい場合には、払戻手数料と取消手数料の2種類の手数料が引かれてしまいます。
払戻手数料は、全区間430円と決まっています。
複雑なのは取消手数料です。
出発する空港と到着空港によってA~Dと四つのゾーンに分かれており、それぞれ取消手数料が異なります。
航空券の取消/払戻手数料について(国内線) - JAL国内線
と言っても、特便割引の取消手数料は最大でも2,000円ですので、払戻手数料を合わせても2,500円ほどの手数料を取られるのが最大値になります。
元々返ってこないつもりだった航空券代金が返ってくるだけでも儲けものです。
非常にうれしいです。
JALダイヤモンド会員デスクに電話して聞いたら40日という回答だったが、WEBサイト上は10日なので、10日で考えておくのが無難だと思います。
実は、この特便割引の払い戻しについて、JALのダイヤモンドデスクにも電話で確認をしました。
払い戻したいというよりは、WEBサイト上「未使用」という表現がすごく気になり、手続きをすれば使える航空券なのか?という質問のためです。
結果、ダイヤモンドデスクの回答は、航空券の有効期間満了日から40日は払戻に対応しているという回答でした。
40日!結構長くとってくれているのだな。と理解しました。その後JALのWEBサイトを見てもどこにもその情報が無く、10日間と記載されており混乱しました。
ここは短い期間で考えておいたほうが無難ですし、公式サイトのほうが正しいでしょうから、特便割引の払い戻し期間は航空券の有効期限満了後10日間と覚えておいたほうが良いと思います。
ちなみに、航空券の有効期限満了後40日間という情報は、天災等で便の変更がなされた場合40日とうケースが有りそうです。
出典:JAL公式HP
こちらは、悪天候やJALの都合により欠航となった場合、航空券の種類が特便割引から⇒オープン券に変更となります。
その際の有効期限を表した内容に40日間という情報は見つけられました。
もしかしたら、ダイヤモンドデスクのオペレーターが間違っていた、情報が錯綜していた、ダイヤモンド会員などのステータス会員だけ40日という可能性も有りますが、基本的には10日間と覚えておいたほうが良いと思います。
特便の飛行機に乗り遅れた!という悲劇の瞬間があっても諦めないで、払戻しの手続きを粛々を進めてみてください。
10日間は手数料だけの損で払い戻せますので、まさに善は急げ。という言葉どおりです。急いで手続きを進めましょう。