JALが8月限定で運航する伊丹空港ー松本空港路線が、2018年も実施されています。
全路線乗りたいんだ!という方は一年の中で一ヵ月しかないチャンスですので、是非チャレンジしてみてください。
伊丹空港ー信州まつもと空港への8月季節便は2014年より毎年行われています。
元々は伊丹ー松本の飛行機は、信州まつもと空港が開業した際から飛行している歴史ある路線でした。
それが、2010年(平成22年)に行われた日本航空の会社更生法適用の際に大幅な人員削減及び路線の縮小があり、伊丹ー松本便もその姿を消すこととなってしまいました。
しかし、関西方面から長野県松本市に行くには、とにかく便利なこの路線。
季節便として復活を遂げたのが2014年。毎年8月だけの運航ではありますが復活し、その後も毎年毎年8月には季節便として運航する。という事を繰り返しております。
一日一便の希少種。しかも時間も午前で終わってしまうため、注意が必要
この伊丹ー松本路線は一日一便しか運航しないので、利用する際には注意が必要です。
しかも時刻表を見ると伊丹を出発した飛行機が松本空港に到着し、また伊丹空港に戻ってくるのは、なんと午前中で終了しています。
便数も無く、利用時間帯も限られている季節便ですのでご利用を検討される場合には注意が必要です。
↓伊丹ー松本 は8:40分に出発し9:30には到着しています。
↓折り返しの松本ー伊丹便は10:10分出発、11:00には到着してます。
これで一日の運航は終わりです。午前を逃すともうその日は乗れませんの注意してください。
季節運航便を調べるにも簡単に時刻表を最新版にアップデート出来る
が便利です。
運航機材はエンブラエル170(E70) クラスJ無し・WiFi無しなので更に注意
季節便の伊丹ー松本路線の運航機材は、エンブラエル170です。
「エンブラエル170」はヨーロッパのエアバス、米国のボーイングに次ぐシェアーを持つブラジルの航空機製造会社「エンブラエル社」が製造しています。胴体内径の違いから、座席幅、通路幅、天井高、足元居住性に優れています。
出典:JAL公式HP
JALに乗る大きな理由の一つであるクラスJシートの設定も無く、また機内Wi-Fiの設備も無いため※1利用の際には注意してください。
※1 Wi-Fiによる、無料ビデオプログラムのみ利用可
座席数も76席と小さめの飛行機になりますので、季節便という条件も加味され金・土などは予約が取りづらくなります。
松本市は夏は山を愛する人で賑わいますので、思った以上に予約を早めにしておかないと目当ての日に乗れない可能性も高いです。
信州まつもと空港は利用するタイミングが中々ない空港の一つだと思います。季節便をうまく利用して、ローカル空港を堪能してみてください。
松本空港を利用するなら是非見ておいて欲しい映画が有ります。
信州まつもと空港を利用するにあたり、必ず見ておいた方がよい映画が有ります。
三谷幸喜監督の大空港2013 です。
撮影地が、すべて信州まつもと空港となっており、更にこの映画は面白いことに全てワンカットで撮影されています。
一発撮りの大作です。
映画の中でも登場した、「とんかつラーメン」も食べることが出来ますので、関西の人は信州まつもと空港に訪れて是非食べてみてください。
この8月限定伊丹ー松本の季節運航便は本当に便利で、個人的には毎月運航しておいてほしい。長野県松本市は新幹線も通らず、リニアも誘致できず陸の孤島になりつつありますので、是非サウスウエスト航空のビジネスモデルを勉強して、航空会社に営業をかけて飛行機の運航便数を増やして欲しいです。