静岡空港の3階にある「清水港 海山」では、写真映えに命をかけているメニュー「一貫握り」を食べることが出来ます。
一人で食べても楽しいですし、複数人でシェアしても楽しいメニューである、清水港 海山の一貫握りをご紹介します。
清水港 海山は静岡空港の3階にあります。展望デッキと海山しか無いようなものなので迷う事は無いと思います。
清水港 海山の場所ですが、多くの飲食店があつまる静岡空港の2階ではなく3階で営業しているお店ですので、お間違えなきように。
といっても3階には展望デッキへと海山ぐらいしかないので迷う事は無いと思います。
とにかくでかい一貫寿司。写真映えすることは確定。
清水港 海山では巨大な寿司の画像にひかれ一貫寿司をオーダーしてみました。
どれぐらい巨大化というのは、実際の画像をご覧になってみてください。
比較対象があったほうがわかりやすいと思い、割り箸を横に置いて撮影してみましたが、ほぼ割り箸と同じ長さを誇っています。
でかい、でかすぎるこの一貫握り。
一貫握りはその巨大さゆえに食べ方も特殊です。
一貫握り用のこてがついてきますので、それを用いて寿司の切断及び、持ち上げ等を行います。このコテ、画像では伝わりにくいと思いますが、多くのお好み焼き屋などで見るコテの1.5倍は大きいです。
こんな大きなコテを使って食事などしたことがありません。
寿司も巨大なら、コテも巨大。全てが規格外の料理それが清水港 海山の一貫握りでした。
ちょっときになるのは、掲載画像と実物が少し、いやかなり違うような気がする点。
そのボリュームに圧倒される一貫握りですが、よくよく見てみると、なんだか「ん?」となる部分があります。
それは、お店の前の看板や公式HPに掲載されている一貫握りの画像と実物の姿が、ちょっとだけ、いやかなり違う気がしてならない点です。
出典:清水港 海山公式HP
並べてみるとその違いは一目瞭然。お店が出している画像は、寿司ネタであるマグロの赤身が完全なる一枚に見えますが、実物は大型の刺身が何枚か乗っていることによって一つの寿司を形成しています。
これは後述しますが、一貫握りという料理の特性上仕方がないモノですが、画像に偽りありと言わざるおえません。
私はあまり気にしないほうですが、気にする人は相当気になるのだろうなと思います。
一貫握り、その正体は巨大な3つの寿司の合体であった。
上にある刺身が切れている事には理由があり、それは一貫握りは3つの寿司の融合体だったからです。
3つの合作であることがわかりやすいように、コテで少し押して分けてみたのが上記の画像です。
大型のおにぎり程の大きさの酢飯に分かれているのがわかります。
3つは全て同じ味ではなく、ネギトロ・シラス・いくらがのせられています。
一貫握りは見た目は派手だが、反面味は酢飯を大量に食べるだけの料理だった。
タネがわかってしまえば、「なんだそんなものか」ということですが、この一貫握りの恐ろしさは、ここからすべてを食べつくさないといけないという点です。
個人的には、出オチ感満載でこの時点で後はどうしようか?と考えてしまいます。
なぜなら、あまりおいしいと感じない料理だったからです。
上にのっているマグロの赤身はめばちマグロのモノのようですが、旨味は無くなんとなくあるだけの刺身であり、
中にちりばめられていたネギトロ・シラス・いくらは、酢飯の量に対して圧倒的に量が少ないです。
これを作っている職人は一度味見ではなく、料理としてすべてを味わってみたことがあるのでしょうか?酢飯だけ食べることになってしまうのです。
せめて、中に入っている「具」がもっとたくさんあれば、美味しく食べることができるのに、、もったいない。
ということで、この料理は一人で全てを食べるのではなく3人以上のグループでオーダーし、まずは見た目で楽しみ、そして少量づつ食べて食べきってしまうというのが正解だと思います。
私のように一人でオーダーすると、苦しみがまっています。
楽しい食事が苦しみになってしまってはいけません。よく考えてオーダーしてみてください。
ちなみに清水港 海山の他のメニューはおいしそうでしたし、他のお客様も美味しそうに食事されていたことは記載しておきます。
見た目おもしろそうだからと頼んではだめですね。巨大おにぎり3つ分の量がありますので、一人でオーダーする人はご注意ください。