新幹線移動の多いビジネスマンは、新幹線内で食事を済ますことも多いと思います。
かなり仕事が立て込んでいるときは、駅弁など食べているヒマは無い!という方もいると思います。
そんな時うれしいのが、多くの新幹線の駅で販売されているカツサンド。
片手で食べられるし、時間もつかわないし有難い存在であることは間違いないです。
そんな、新幹線グルメともいえるカツサンドは、多くの有名店とタイアップし商品が展開されていたりします。
東京・浅草の老舗洋食屋「ヨシカミ」もそんな中の一つ。東京の新幹線駅では購入することが出来ます。
浅草ヨシカミは昭和26年創業の老舗洋食屋。「旨すぎて申し訳ないス!「が決め台詞の自信満々具合がとても良い。
多くの出張ビジネスマンが何気なく購入しているであろうカツサンドですが、有名店とのコラボが多いので、その元となっている有名店を知っておくと、また違った楽しみが有ります。
浅草ヨシカミは、古くから栄える浅草の地で、昭和26年開業している老舗の洋食屋です。
街の洋食屋さんとして地元の人に愛され今日まで営業を続けています。キラーコンテンツがカツサンド、という訳ではなく街の洋食屋によくある様に、幅広いメニューを提供しています。
もちろん、カツサンドも有名なメニューの一つだからこそ、タイアップしての商品化が進みました。
カツサンドは谷原章介さんなどがテレビで紹介したこともあり、人気メニューの一つとなっています。
新幹線で食べるヨシカミのカツサンド。肉は本店とは異なって一枚ロース肉ではないです。少し残念。
新幹線の駅などで販売されているヨシカミのカツサンドですが、残念なことにカツサンドのメインコンテンツであるはずの「肉」は、浅草のヨシカミが使用しているようなロース肉ではありません。
衛生面や販売個数などの理由から、エアポートデリカ様の工場で生産されているものです。
本家本元のロースかつ1枚たっぷり使ったカツサンドとはいきませんが、
おかげさまで、ご好評いただいております。
これは、ヨシカミのカツサンドだけではないのでヨシカミが悪いわけではないです。多くの有名店とコラボしたカツサンドは、肉そのものをカツにしているわけでなく、つなぎ合わせた肉で代用していることが多いです。
残念ながら、本家本元の味を忠実に再現というわけではないので、その点を留意したうえで購入してください。
ヨシカミはこの事実を店長さんのブログ内で記載しているだけでも誠実だと思います。
肉の弱さを打ち消す劇的に味が濃いソースとマスタード。これはこれで美味しいから有りだと思う。
では、肉が劣るため新幹線で食べるヨシカミのカツサンドが美味しくないかと言われるとそうではないところが面白い点です。
カツサンドという料理で考えると成立しています。
ヨシカミのカツサンドのパンは、しっかりとトーストしてあり他のカツサンドに比べると硬めの食感となります。
そこに、たっぷりのコールスローが挟まっているのですが、コールスローでぼけてしまうであろう他の食材の味を、濃い味付けのソースとしっかりと効いているマスタードで補っています。
カツサンドの中でもかなり味が濃いソースだと感じました。もはや肉の存在がおまけなのですが、トータルで食べると普通に美味しいから不思議です。
反対に、マスタードが嫌いな方や濃いめの味付けが嫌いな方には向かいないと思います。
新幹線で食べるカツサンド。実は相当難しいです。ヨシカミさんのカツサンドは「有り」な部類ですが、他のお店とのコラボ商品には本当にひどいモノも有りますのでご注意ください。。。