新幹線、そして飛行機利用共に起点となる駅の一つに品川駅が有ります。
品川駅構内、最近増えているエキナカよりも更に電車の近く、ずばりホームにある名物が有ります。
その名も「品川丼」
昭和の匂い残るこの品川丼はサラリーマン、出張族が品川駅にてサラリとご飯を食べるには結構良い選択肢になると思います。
品川丼とは?
写真だけ見ると、かき揚げ丼かな?と思われると思います。
正解です。
品川丼は言ってしまえばかき揚げ丼なのです。しかし、そのかき揚げに歴史が、この品川という土地由来の理由がある訳です。
品川丼とは、昔は海が近く漁師町だった品川で、漁師たちが自分で獲ったシャコなどの魚をさばいたり、揚げたりして飯に載せて食べた「まかない飯」(品川めし)がルーツ。
その名残りで、近隣の駅周辺には、それぞれオリジナルのどんぶりを「品川丼」として置く店もある。ただ、今は品川の近くでいい魚など獲れないし、海産物を使っていることから高価な物になっているのが実情。元は手軽なものだったことを思うと残念だ。そういう意味で、この駅の品川丼は貴重な存在といえるだろう。
このかき揚げはイカのげそやタマネギ、そして海老といった具材で構成されているが、特徴はその薄さ。今回食事をした品川駅1番線ホームのそば処常盤軒の品川丼は驚異的な薄さのかき揚げとなっている。
しかし、これは悪くいっているわけではない。この薄さ、チープさが良さともいえる。
料金は驚異の470円。驚きの安さです。これでも一昔前は400円だったらしいので、段階的な値上げの末とはいえ料金が70円も上がっているようです。でも安い。
品川丼最大の特長、最高に味が濃い。
最大の特長であるかき揚げは、天丼のつゆでしょうか?濃いめのかえしの様な液体に十分に浸されてから提供されます。また、ご飯自体にもこの汁をたっぷりかけてからかき揚げを載せますので、かなり味が濃い。本当に濃い。
品川丼をオーダーすると、漬物と吸い物もついてきます。そしてこの吸い物が更に味が濃い。
私はチャレンジしたことが無いですが、一部の人はこの吸い物を品川丼にかけて、お茶漬けのようにしてサラリサラリと食べるようです。考えるだけで味が濃いですが、やはり日々汗をかきながら仕事に励んでいるサラリーマン、出張族にはそれぐらいで良いのだと思います。
東京在住のサラリーマンも、出張で東京に来ている出張族の皆さんも是非、昭和から残る品川のB級グルメ品川丼を食べてみてください。
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