島根県の県庁所在地「松江市」に訪れた際には、確実に食べたい松江グルメとして「すもうあしこし」が有ります。
名前を聞いたら食べたくなくなる響きですが、これには訳が有ってすもうあしこし自体は食べ物ではありません。
すもうあしこしは松江市にある宍道湖で取れる名物の頭文字をとった語呂合わせです。
「すもうあしこし」は宍道湖七珍の頭文字を取ったもの
「すもうあしこし」は松江市にある「宍道湖」で取れる名物の頭文字を語呂合わせしたものです。
語呂合わせは以下の通りになります。
す:すずき
も:もろげえび
う:うなぎ
あ:あまさぎ
し:しらうお
こ:こい
し:しじみ
なかなか難易度の高い食材もありますが、うなぎ・しじみ 辺りは周辺のお店でも良く扱っているので食べやすい食材だと思います。
折角、山陰島根県松江市まで行ったのであれば、食べておきたいご当地グルメですのでチャンスをつくり食べておきたいですね。
宍道湖七珍の旬を押さえておくと、食べるべき七珍が分かる
宍道湖七珍の旬を押さえておくと、自分が松江を訪れた際に食べるべき食材が分かります。
春 シラウオ
夏 しじみ うなぎ
秋 モロゲエビ、
冬 スズキ アマサギ 鯉
折角、名物を食べるのであれば美味しく食べたいのですが、美味しく食べるには旬を抑えるのが一番です。参考情報として七珍の旬を押させておいて損は無いと思います。
夏が旬の七珍はうなぎと、やまとしじみ
うなぎ
宍道湖のうなぎは肉がしまっているというのが一般的な評価ですが、実際に食べてみるとその意味が分かります。
まず、調理方法が蒸さないタイプの関西タイプだと思われるため、その時点で固めの焼き上がりになっています。
かば焼きが有名ですが、うなぎを食べるときは白焼きも食べるようにしています。
白焼きだとうなぎの風味をダイレクトに感じられるため、うなぎの良し悪しが分かるはずです。(私は分かりませんが)
多くの飲食店にてうなぎは提供されていますが、うなぎはトップレベルで鮮度や調理方法に左右される食材だと思います。
折角松江で食べるのであれば、妥協することなく一定水準以上のお店をチョイスして食べることをお勧めします。
やまとしじみ
宍道湖七珍の「しじみ」は、いつも食べているしじみとは異なり、品種としては「やまとしじみ」というモノになります。このやまとしじみは、通常食べているしじみに比べると一回り大きく、食べ応えが有ります。
色が黒いのが特徴ですので注文して出てきたしじみが大きくと黒かったらヤマトシジミの可能性が高いです。喜んでください。
やまとしじみ自体はしじみの中では高価ですが、それでも他の七珍と比べて、単価的に本物を食べやすい七珍だとおもいます。
食べるといってもしじみ汁ぐらいしかないわけですが、栄養価が豊富なヤマトシジミを現地で食べておいたほうが良いと思います。
ちなみに、美味しんぼの中での日本全県味巡り島根編にて、海原雄山が出した思考のメニュー最後の1品は、やまとしじみの味噌汁でした。
七珍の一角を担う食材としては流石の一言ですね。