2019年3月28日に大阪国際空港(伊丹空港)のJALのラウンジがリニューアルしています。
JALのJGCプレミア・ダイヤモンド会員及びJALが所属しているアライアンス「ワンワールド」のエメラルドステータスを保有している人が入ることのできる、ダイヤモンド・プレミアラウンジ」をご紹介いたします。
上記のステータスが無くても、JAL国内線ファーストクラス利用でも入ることが出来ますので、対象の人はチェックしてみてください。
増床して広くなった伊丹空港のダイヤモンド・プレミアラウンジ。開放感にあふれたラウンジとなっています。
ダイヤモンド・プレミアラウンジは、内装の変更だけでなくそもそもの大きさも変わっています。
伊丹空港の改装に合わせて床面積自体を増やし、ラウンジの設えも一新されました。
羽田空港や他の空港のダイヤモンド・プレミアラウンジと比較しても遜色のないラウンジとなりました。
大きな窓も設置されており、ラウンジでくつろいでいる状況で滑走路を見ることが出来ます。
駐機している飛行機も見ることが出来ますので、ゆったり飛行機を見ながら過ごすにはとても快適な空間となっています。
ビジネス利用の方々がたくさんいる伊丹空港らしく、座席は一人掛けのカウンターが窓側とその後ろにずらっと並んでいます。
全席コンセントが完備されており、仕事を進めるにも便利な空間です。
ビールが充実。その他のアルコールはあまりそろっていない状況。
伊丹空港のダイヤモンド・プレミアラウンジではビールの種類が4種類の中から選べます。
- サッポロ エビスビール
- キリン一番搾り プレミアム
- アサヒ ドライプレミアム
- サントリー ザ・プレミアム・モルツ
恐ろしいことにメジャーな酒造会社の銘柄でしっかりと分かれています。これならば個人の好みに合わせて好きなビールを選ぶことができますので、もめませんね。
反面、ビール以外のアルコールは品ぞろえは悪かったです。
この日はウィスキーの「知多」のみぽつんと置かれていました。他のダイヤモンドプレミアラウンジでは、焼酎が置かれていたり、ウィスキーもジャパニーズモルトだけでなく、マッカランなどのブレンデッドウィスキーの用意も有ったりしますが、気持ち良いほどに知多だけ置かれていました。
ビール派ではに人には少し寂しいアルコール状況かもしれません。
ソフトドリンク系も充実コーヒー、ミルク、トマトジュース、スカイタイム、そして青汁もあります。
基本的にラウンジでお酒飲まないようにしているので、ソフトドリンクが充実しているかどうかは個人的に非常に重要です。
他のダイヤモンドプレミアラウンジと同じように、ソフトドリンクは充実していて安心しました。
↑一杯一杯ドリップされるタイプのコーヒーマシーン。
各種ジュース・お茶の他にコーヒー、ミルク、トマトジュース、スカイタイム、そして青汁も用意されていました。
また、画像には収めていないですが厚手のしっかりとしたおしぼりも用意されているのはうれしい配慮です。
軽食は、パン3種類・おにぎり2種類・みそ汁及び限定スープが用意されています。
JALの国際線利用時に使える、ファーストクラスラウンジには寿司やラーメンそしてそれ以外にも多数の食事が用意されていますが、国内線利用時に使えるダイヤモンドプレミアラウンジでは、基本的に軽食の用意です。
利用した日は、パン3種類・おにぎり2種類・みそ汁及び限定スープが用意されていました。
パンは、JAL特製カレーパンに加えて、小さいタイプの軽くつまめるパンが2種類。
汁物は、みそ汁と約3か月でメニュー変更する限定スープの2種類が用意されています。
この日用意されていたスープは、「カレーチャウダー」という初めて飲むスープ。
JALのダイヤモンドプレミアラウンジのスープは「~風」となっていることが多いのですが、このカレーチャウダーもカレー風味のクリーミーなスープ。という事でした。
初めて経験する味でしたが、おいしかったです。
羽田空港のダイヤモンドプレミアラウンジと比較して最高に優れていたのが、食器がしっかりとスープ用に用意されていた点。
羽田空港だとコーヒーと同じカップを使用して使うカトラリーもコーヒーのスプーンと同じものだったりするのですが、さすが食の関西、食器の重要性を理解しています。
これだけでもスープが美味しく感じます。
中央に有る食事を置いている台は、面取りもしっかりとして有り、結構お金かけて作ったなという印象。
高級感があり、非常に良い設えだと思いました。
インテリアにもこだわっている。のだと思うが私には分からない。
上記の台だけではなく、その他のインテリアにも力を入れたのだと思います。
しかし、残念なことに私はインテリアプランナーでもインテリアコーディネーターでもないので、良し悪しを判断する目を持ち合わせていません。
なんとなくすごそう。という理解しかできないですが、なんとなくすごいのだと思いました。
↑アサヒビールの社屋の上を思い出す!
床材も石張りで高級感がありました。
地震が起きたら下にはいたくない照明?もありました。でも安心してください、この下は食事を置いている場所なので、万が一落ちてきても人に刺さることは無いと思います。
基本的にJALが好きなので、このラウンジの設えも私は好きです。
マッサージチェアは個室に進化。隣の人を気にせず利用できるようになりました。
以前からあったマッサージチェアですが、隣の人と仕切られている状態になり、部屋みたいになっていますので、緩んだ顔を他の人に見られる心配が減りました。
ラウンジのサイズに比べて2台しかないので混み合うと思いますが、ゆったり過ごすには最強のツールですので、空いていたらチャレンジしてみてください。
サクララウンジが混み合ってきたら、ダイヤモンドプレミアラウンジの一部を開放できる設計になっているようです。
伊丹空港のダイヤモンドプレミアラウンジの面白い点としては、もう一つのラウンジであるサクララウンジと「共有」となっているスペースがある点です。
共有と言ってもラウンジ内で行き来できるわけではなく、サクララウンジが混み合ってきて、かつダイヤモンドプレミアラウンジに余裕があれば一部をサクララウンジ側にスペースを明け渡せるような設計になっているようです。
広さが可変式のラウンジというは初めての経験です。とてもおもしろいので狭くなったバージョンでも利用してみたいと思います。