大阪にある近鉄上本町駅近くの商業施設「ハイハイタウン」の地下1階には、長いカウンターで有名な、「天山閣ハイハイ横丁」という飲み屋があります。
この天山閣ハイハイ横丁では、一人でしんみりと名物のどて焼を食べながら一人飲みができますので、出張・観光で訪れたときには、すこぶる便利なお店です。
日本一長い(たぶん)カウンターが圧巻のお店 外観だけでテンション上がるお店は素晴らしい
この天山閣ハイハイ横丁の特徴は何と言っても、お店の外観に有ります。
とにかく長いカウンター席は約33mあると言われています。
長い長いカウンターは、調べる限り日本一の長さを誇るカウンター席です。
東京の丸ノ内にある、BAR de ESPANA MUYというお店にも30mの長さのカウンター席がある様ですが、この天山閣ハイハイ横丁はカウンターでオーダーし飲食するタイプですので、本来の意味でのカンター席としても軍配が上がると思います。
これだけカウンターが長いと、お店的には運営が大変なのではないかな?と思っていたのですが、お客さんが少ない時間帯などは、席自体をクローズしているようで、混み具合によって席が解放されたりします。
初めての利用の際には少し利用しづらいかもしれませんが、空いている席に座れば、店員さんがすぐに声かけてくれますので、気軽に利用してみましょう。
とにかく「安い」天山閣ハイハイ横丁。食べて飲んで2,000円以下で大満足
この天山閣ハイハイ横丁は、とにかく全ての商品が安くて安心です。
体感ベースでお伝えすると、95%以上のメニューが500円以下であり、更に80%以上のメニューが300円以下な気がしています。
天山閣ハイハイ横丁にて個人的おすすめメニューの価格
メニュー | 価格 |
---|---|
どて焼 | 300円 |
たらこ | 400円 |
ちくわ天 | 280円 |
冷奴 | 280円 |
うにくらげ | 280円 |
とり肝煮 | 300円 |
串カツ | 280円 |
そして、とてもうれしいことに全ての価格が税込み表示ですので、割り勘する場合も楽ですし、合計金額の計算も本当に楽です。
基本メニュー以外にも店内には、季節メニューが張り出されており、その中から選ぶのもまた楽しいです。
全ての商品が安いので何を飲んで食べても安心の価格です。
天山閣ハイハイ横丁では、「どて焼」を頼んでほしい。スジ肉がホロホロと崩れ落ちていく食感は美味
天山閣ハイハイ横丁でのお勧めの肉は、「どて焼」です。
どて焼は、「どて煮」や「どて」という名前でも普及していますが、どて焼(どて焼き)も一般的です。煮込んである牛筋の一品となります。
どて焼き(どてやき)は、牛のスジ肉を味噌やみりんで時間をかけて煮込んだもの。「どて煮」または「どて」ともいう。
出典:Wikipedia
このどて焼が値段300円とは思えない美味で、さすが肉は関西だなと唸らされます。
見た目は濃いめの味を想像しますが、食べてみるとあっさりしておりゴテゴテとした味を想像していると裏切られます。
ちいさなお皿に盛り付けられていますので、複数人で利用している際には、人数分頼んでも良い!と思う料理です。
使っている部位はたぶんスジなのですが、肉部分はホロホロと崩れ落ちとても柔らかいですし、スジ部分も柔らかく煮込まれており、食べやすいです。牛すじで下処理甘いお店だと、ゴムみたいだったり変な臭みがあったりしますが、全くそのような事がなく、とても美味しいです。
何度も言ってしまいますが、このどて焼。300円です。恐ろしい値段設定です。
天山閣ハイハイ横丁は、このどて焼とビールだけで頼んでも楽しめるお店だと思います。お近くのホテルに宿泊した時や観光のついでに時間が空いた時などに利用してみてはいかがでしょうか。
私は、シェラトン都ホテル大阪に宿泊した時によく利用しています。一人で軽く飲みたいときなどに便利です。