那覇市内を中心に複数店舗展開しているステーキチェーンにJUMBO STEAK HAN'S GROUPがあります。
勝手にこのお店の特徴を伝えると、価格の幅を広く用意しており、さまざまな用途の人に対応できる店だと思います。
エイジングビーフ、1kgステーキなど何かと話題性があるワードだけが独り歩きしていますが、実際に利用してみると安く・でかい肉を・食べることが出来る店。
といった印象です。
価格帯の幅が広い印象を持ったメニュー構成。格安で食べられるステーキもあれば石垣牛も置いてある。
ハンズを利用してみると、メニューの幅が広いお店だなと感じました。
1ポンドで2,980円のTボーンステーキもあれば、
石垣牛を使ったメニューもあります。もちろん石垣牛のほうは高額。
他のお店ではあまり見ることが無い「たん」のステーキも用意されていたりと、レパートリーが豊富です。
客層は修学旅行生から、石垣牛食べてみようか?という人まで幅広く来店しており、それに対応するようにメニューも多岐にわたっていました。
安価なメニューから高額メニューまで一つの店でそろうのは肉に対する熱量が違う人が含まれたグループの時に便利です。
出張の飲みのシメでステーキ!と言っても人によって想定する金額が異なるケースが多く、そんなシチュエーションでは非常に便利だと思います。
肉は歯ごたえがあるタイプ。赤身が好きな人にはたまらない感じかも。
ハンズでは、Tボーンステーキと、サーロインステーキ、そしておまけでなんとなく石垣牛のハンバーグを頼みました。
それぞれに異なる味わいがあって面白かったのですが、肉全体にいえるのはオージービーフを使用しているという事もあり、赤身主体の噛み応えがある肉だったという事です。
1ポンドのTボーン
サーロイン200g
どちらもしっかりとした噛み応えがありました。また、脂身の部分は若干固い膜のようなものが形成されており、これはドライエイジングの兆候?なのかと思います。
完全にドライエイジングされた肉の表面は固くて食べることなどなかなかできないですが、この肉の膜のような部分は食べることもできました。
ただし、熟成した香りは私は感じなかったので、全然違うかもしれません。
ハンバーグはカットすると肉汁があふれ出ました。
キノコのソースを選んだら非常にやさしい味すぎたので、おすすめはもう少しパンチのあるポン酢系のほうが良かったかもしれません。
噛み応えがある感じでしたが、ステーキにはその方向性を求めているので私には有りです。
また、他の那覇のステーキハウスと異なるのはテーブルに用意されている調味料は少なく、オリジナルのHAN'Sステーキソースを前面に押していました。
このステーキソースはニンニクの風味も感じながらもそれほど臭くはなく、美味しく肉を食べることが出来るソースでした。
ただ、他の店はかなり豊富な調味料を用意していますので、どうしても那覇でよくある、熟成させたというよりはフレッシュな肉をガンガンに焼いて食べるというスタイルとは、複数調味料のほうが合う気がします。
このステーキソースだけだと、少し物足りなさを感じるかもしれません。
もう一つの相棒である塩コショウたちと共に大量の肉塊と戦ってみてください。
全体的に平均点高いステーキ屋という感じがしますが、反対に言うととがった部分が見つからないとも言えます。
大人数で利用するとメニュー構成、価格帯含めて利用しやすい店なのだと思いました。