長崎県出張に来ているけど休日は自由な時間がある。そんな忙しいのかヒマなのかわからない状況がつくれる方におすすめのブレジャー先として「波佐見町」をおすすめします。
あまり知名度が無いかもしれませんが、有名企業の本社でお土産を買い物もできますし、おいしい食事もありますし、素晴らしい日帰り温泉施設もあります。
車必須の立地ですが、一度足を運んでみると癖になってしまうかもしれません。
※Bleisure(ブレジャー)とはビジネス+レジャーを合わせた造語。ビジネス(出張)にて赴いた先で、休暇も楽しんでしまうという行動の事。出張休暇などともいわれたりします。
波佐見町にある超有名企業は「白山陶器」雑誌でみたことある商品が並んでいます。
波佐見に遊びに行ったら寄ってみて欲しい場所として、「白山陶器」があります。
中でも1958年に誕生したG型醤油さしはあまりにも有名な商品なので、波佐見や白山陶器を知らなくても、使ったことがある人は多数いるはずです。
↑G型醤油さし 安価なので手に入れやすいのもうれしい。
第一回目のグッドデザイン賞受賞もしており、私の自宅の醤油さしもこれです。難点は、蓋の上が空気穴になっているので、醤油を皿に入れるときに指で押さえてしまうと空気が入らなくて醤油が出ない点ですが、使い方に慣れると気にならなくなります。
白山陶器自体は、東京の南青山にも店があるので東京で買う事もできるのですが、本社にて購入するメリットとして多くの商品が定価ではなく、割引されて販売されている点です。
G型醤油さし以外にも白山陶器を代表するデザイン達の陶器が購入できますので、自宅の食器関係を買い替えるのに使っても良いと思います。
食器が良いとご飯美味しく感じるから、個人的には食器に投資するのは大好きです。
超注意点は「日曜定休日」ということ。ブレジャーついでに行くなら日曜日を外して訪れてください。
なんどくらったでしょうか。この白山陶器本社にて陶器を買おうと立ち寄り「日曜日」に行く手を阻まれたのは。
白山陶器のショールーム及び販売している場所は、日曜日が定休日となっており、観光客泣かせで有名ですのでご注意ください。
陶器を買いたいなら白山陶器だけではない。波佐見み行けば店がたくさんあって迷いまくるほど。
認知度の高さから白山陶器のイメージを強く持つかたも多くいると思いますが、実際に何度も波佐見町を訪れている立場からすると、そのイメージが間違っていることに気付きます。
多くの窯元たちがオリジナルの店を開いていたりするので、波佐見町に遊びに行くと迷いに迷うことが確定するほどに、魅力的な陶器を取り揃えた店が多数あります。
私もブレジャーついでに、自宅の茶碗などを新調しようと思い立ち、今回は西海陶器のお店である「OYANE」にて陶器を買いそろえてきました。
やっぱり安い。とにかくうれしい。波佐見に遊びに行ったら陶器を買うのは有りだなと思います。
西海陶器でも感じたのですが、製造元なので普通に安いのがうれしいです。
OYANEでは、一階はギャラリーになっているので品数も少なめですが、
地下に降りるとこれでもか!と陶器が並んでいます。迷いに迷いまくれます。
そしてうれしいことに割引されている商品も多数あるので、のぞいてみると手ごろな価格で本場の商品を購入出来てしまい、非常に楽しいです。
ご紹介した白山陶器、西海陶器以外にも有名店はありますし、地元で販売を続けている店もあるので、回るだけで楽しいです。
更に言うと波佐見町から佐賀県の有田までは車で20分ほどの場所なので、有田焼をチェックしに行けるのも立地的にありな選択肢です。
温泉施設にレストラン。波佐見町の地元の人が愛する「湯治楼(ゆうじろう)」にて仕事の疲れを癒し、そして腹いっぱいになる。
陶器を買いあさったら次なる波佐見での楽しみは波佐見温泉にて日々の仕事の疲れを癒すことです。
日帰り入浴施設もあるため宿泊が絡まなくても利用しやすいのが非常にうれしいです。
中でも、多くの地元の人で賑わっている波佐見温泉「湯治楼(ゆうじろう)」はとても便利です。
なぜなら、温泉だけではなく隣接してレストランも営業しており、このレストランで食べるピザが美味しいからです。
↑湯治楼(ゆうじろう)の隣に清旬の郷というレストランがあります。
レストランの通常メニューも美味しいですが、おすすめはピザです。
石窯で焼きあげた熱々のピザを楽しむことが出来ます。
私はこれまで十回はこの施設を利用していますが、時間によってピザが売り切れていることもあり、その場合は涙しかでません。
個人的なおすすめはクアトロフォルマッジです。4種のチーズが溶けあっているそこにたっぷりのハチミツを垂らして、熱々のピザをほおばれば最高の気分。
出来たら2枚食べたい。しかし食べすぎになってしまうし、もっと言うと売り切れていることもある。このジレンマを感じている瞬間が最高に好きです。
清旬の郷で腹いっぱいになったら、温泉に入る。でもいいですし、
温泉に入ってさっぱりしたら、清旬の郷で腹いっぱいになる。でも良いと思います。
湯治楼(ゆうじろう)のお湯はトロトロしているからはじめは驚くかも。
湯治楼(ゆうじろう)はそれほど大きくない温泉施設ですが、露天風呂もありますし楽しめると思います。
そして何と言っても驚くのはお湯。トロトロしている。
初めて入浴した時には、体や髪を洗った際にボディソープなどの成分が流れきっていない気がして、気になりましたが慣れるとこれが気持ち良い。
美肌の湯とも呼ばれる湯質を楽しんでください。
人気なのは高濃度炭酸泉。この浴槽はいつも混んでいる。ぬるめの温度の浴槽なのですが、健康を気遣っている人たちが非常に気持ちよさそうに長時間楽しんでいます。
浴槽に入るタイミングで空きがあったのであればすぐに入ってみましょう。他の人が入ってしまうと長時間出てこないので楽しむタイミングを失いますので。
湯上り後はもちろん牛乳を楽しみフィニッシュできます。
帰るのが面倒になったら徒歩30秒の距離に宿泊施設が複数あるので宿泊してしまっても良いかも。
私が陥るパターンなのですが、温泉に入って腹いっぱいになるともう何もする気が起きなくて、結局波佐見温泉に宿泊してしまうのです。おそろしい。
湯治楼(ゆうじろう)の近隣には複数の宿泊施設があるので当日予約でもチャレンジしてみる価値はあります。
ホテルタイプが好きな方は、ブリスヴィラ波佐見がよいです。
出典:HOTEL Bliss Villa HASAMI
2階建ての低層階ホテルですが、なんといっても2015年オープンのホテルですので新しくて気持ち良い。ゆったりと寛げます。
民泊タイプであれば、湯治楼(ゆうじろう)の目の前にある松下建設さんが行っているアパートタイプの部屋を民泊してくれる宿泊所も良いです。
部屋貸しのため複数人で宿泊する際には安く抑えることができます。3LDKの部屋にて宿泊できるので、ゆったり過ごしたい人にはおおすすめです。
ただ、近年広くてとにかく安いので予約で埋まっていることが多くなってきており、こちらを利用したい場合は当日予約できたらすごくラッキーぐらいで考えておいたほうが良いです。
買い物も食事も、そしてリラックスも堪能できる波佐見町は長崎県でブレジャーするなら本当におすすめです。ハウステンボスも近いので観光旅行のついでに立ち寄っても楽しめます。