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長野からうまれた不思議料理。納豆カレーの「山小屋」で大粒納豆カレーを食べる。

日本独自の真価を遂げ、子供から大人まで愛される料理になっている「カレー」

大豆を付加した後に菌の作用で発行させ、臭くして・ねばねばにして食べるという狂気の食べもの「納豆」

この二つを組み合わせた「納豆カレー」が生まれたとされているお店が、長野県長野市にある「山小屋」です。

いや、誰でもそれ考えるでしょ!という突っ込みは無しです。いろいろと調べてみましたが、山小屋以外に納豆カレーの元祖・発祥をうたっている店は皆無。お店で提供し始めたのは山小屋が最初である可能性が非常に高いです。

元祖納豆カレーを堪能するために長野市山小屋さんにうかがってきました。

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山小屋に納豆カレーを食べに行くなら、地図アプリ必須。狭い路地に入っていくのはなんだか冒険しているようで楽しい。

以前は山小屋は長野市や周辺の市にも複数店舗していましたが、現在は閉店などを行い、数えるほどのお店しかありません。

 

立地的に利用しやすいのは、山小屋駅前店だと思います。

 

山小屋駅前店を初めて利用する場合、驚くのはその道の狭さ。 

 

 

長野駅から近くにあるお店ですが、面している道路は細い路地のような場所なので、初見殺しです。

 

地図アプリを駆使しながらお店を探してみてください。

 

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細い路地にこそ似合うといったら失礼かもしれませんが、レトロな外観の山小屋を見つけることが出来ると思います。

 

超普通な納豆カレーの誕生秘話。今は当たり前だが、昔はおそろしいアイデアだったのかもしれない。

 

納豆カレーが生まれたとされる、長野市の山小屋では、事前の調査だと納豆カレーの誕生秘話のようなものが在ると知っていたので楽しみにしていたのですが、わたしには発見できませんでした。

 

納豆学会というブログ?を見てみると、2001年頃に山小屋を利用した記事の中に、お店にあったであろう納豆カレーの由来を記した文章を転記させてもらうと、

 

由来
その昔、(1973年頃)信濃の国 善光寺門前参道脇に権堂村あり。その参道寄りに西洋黄色御飯(カレーライス)専門店なるものが開店した。それはそれは若者たちに人気のお店になりました。

ある日、主が御飯を食べる時におかずに何かないかと冷蔵庫を開けたら、
たまたま前日食べた残りの”納豆”がありました。ちょっと変な感じもしたが思い切ってカレーの中に入れて一緒に食べましたところ、これが意外とおいしかったのです。

「う~ん?・・・・・・ これはいける!!」
というわけで次の日から納豆カレーは山小屋の主力メニューのひとつとして世に誕生したのです。以後この納豆カレーは大勢のお客様を魅了してまいりました。」

出典:納豆学会

 

ふ、ふ、普通~。

 

皆さんも思ったはずです、「それ、私もやったことあるから!」と。

 

納豆カレーの誕生は、すごいエピソードがあるわけではなく、冷蔵庫の残りものから誕生したという訳ですね。

 

私たちは納豆カレー誕生後に納豆カレーを認知している訳であり、もしかするとこの場合は、シンクロニシティにより当たり前に認知しているだけかもしれません!

 

 

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出典:バキ

上の画像は、漫画「バキ」のひとこま、それまで結晶化できなかったグリセリンがある出来事を境に、世界中で勝手に結晶化していくというエピソード。全くの嘘です。

 

冷蔵庫の残り物を合わせたメニューでも先駆者にはプレミアがつくという事例で覚えておいたほうが、自分の人生に役立ちそうですので、そちらで覚えておくこととします。

 

納豆カレー元祖の店「山小屋」には、納豆カレーという名前のメニューは無い。納豆はトッピングでお好きなカレーにどうぞ。

 

納豆カレー元祖と主張する長野市の山小屋に来たからには、そりゃあ納豆カレー食べるでしょ。とメニュー表を見てみたのですが、、、

 

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「納豆カレー」という名前のメニューはありません。

 

納豆はカレーにつけるトッピングとして用意されていました。

 

まさか、元祖納豆カレーといっているのに納豆カレーといういメニューが無いとは思いませんでしたが、ある意味納豆がトッピングだと自分の好きなカレーにつけられるから良いのかも、、

 

いやいや、やはり納豆カレーというメニューがあり、その上でトッピングでも用意されていたほうが納豆カレー目当てのお客にはわかりやすいと思います。

 

 

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メニュー表には、唯一「納豆カレーセット」というメニューが有りましたが、このセット、コーヒーに加えて更にドリンクが提供されるという事で、そこまで飲物いらないんだよなと判断し、

私は、この納豆カレーセットの主となっている「辛口ビーフカレー」に納豆をトッピングすることになりました。

 

この頼み方だと目玉焼きがついてこないですが、まあ飲みたくもないドリンクをオーダーするよりは、お店にも自分にも良いかな。と判断し決定。

 

元祖納豆カレーの山小屋の納豆は大粒。主張が強かった!

 

山小屋での納豆カレーを食べた際の感想一言目は「納豆がでかい」です。

 

かなり大粒な納豆がカレーの上に鎮座して提供されます。

 

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長野で大粒の納豆と言えば川中島納豆が有名ですが、「これは川中島納豆なのか?」と思うほどに大粒の納豆でした。(バカ舌なので判別は出来なかった」

 

この納豆、大粒が故に良く言えば豆の味が濃厚です、悪く言うと主張が強いです。

 

お店推奨の食べ方は、

 

納豆カレー のおいしい召し上がり方
器の中の納豆、野沢菜、鰹節を混ぜ合わせ、カレーの上にのせてカレーと少しずつ混ぜながら召し上がってください。
きっとあなたにとって新しい世界が広がってくるはずです。

出典:納豆学会

 

と他の方のブログで調査していたのですが、、、、そうなんです。納豆カレーは以前は納豆だけではなく、野沢菜・鰹節と一緒に別の容器で提供されており、かき混ぜてからカレーにのせるスタイルだったようです。

そこから変化を遂げ、現在では納豆のみ、そしてカレーの上にのせて提供となっています。

 

とはいえ、正式な食べ方として、少しずつまぜながら食べることが推奨されていますので、それに従って食べてみる事としました。

 

しかし、少量でも主張が強い。納豆を噛むたびに納豆の味がカレーに勝って口の中を侵略します。

私は納豆が大好きなので、とても好きな味でしたが人によっては好みがわかれるかもしれません。

 

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長野といったら蕎麦がキラーコンテンツとして君臨していますが、時期によっては長野産のそば粉で蕎麦が食べられないことも、多くあります。

そんな時は、山小屋にて元祖・発祥の納豆カレーを楽しんでみても面白いはずです。

長野駅から近いので、長野出張の際にも利用しやすいです。

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