長野県にある南牧村(みなみまきむら)には「牛」が好きな人は確実に訪れなければなりません。
何故なら村全体に牧草で作られた牛のオブジェが至る所に並んでおり、そのかわいい容姿に見とれてしまうからです。
春から牛にジョブチェンジ。冬は雪ダルマ使用の牛さんです。
このかわいらしい牛たちは春から冬の時期にかかるまでの限定公開となっています。
というよりもむしろ、冬季に牧草を使った雪だるまとして鎮座していたものが、春になるとビニールを張り替えて牛にジョブチェンジしているようです。
この牧草でつくった牛だるまともいうべきオブジェは、約20年前から観光を盛り上げる一環として実施されているようです。
南牧村の駅や国道沿いなどに、高さ約3メートルの牛の置物が登場し、観光客やドライバーの目を引いている。村商工会を中心とした活性化委員会が「村の特徴をつくり、観光に生かそう」と、約20年前から取り組む毎年恒例の企画だ。
出典:信毎ニュース
村内にはいたるところに牛さんたちが。それぞれ見た目も少し違うので見ていて楽しい。
この牧草牛だるまたちは、南牧村の至る所に設置されており、移動している中で見つけるたびにほっこりしてしまします。
↑JRの鉄道最高地点にも牛がいます。
↑直売所にもいます
↑そしてなんとコンビニにもいます。
一体一体、柄が違ったり色が違ったりするのがまたかわいいのです。
南牧村では畜産が盛んな事から、「牛」をモチーフにしているわけですが、この選択は有りですね。非常にかわいいので肉好きと子供たちが喜ぶチョイスです。
調べる情報によって異なるので、正確な個数は分かりませんが18個ほどが村内に配置されているようです。
流石に全部探すことはできなかったのですが、車で道路を走っているだけでも道沿いにいたりするので、数体であればすぐに見つけることが出来ると思います。
牛だるまの正体は、牧草と発泡スチロールだった。近寄ると牧草感がある。
牛が牧草という事は事前につかんでいたのですが、どのような作り方をしているのか気になったので、近寄れる牛だるまにて確認してみました。
頭と胴体の部分は「牧草」を丸めたモノです。
よく私たちがテレビで見るあれですね。
↑あれ
大小の牧草を積み上げ牛の胴体と頭を作っています。
その上に白いビニールを貼り、目や柄などはペイントしていました。突起物である耳などは発泡スチロールを用いて作成されていました。
牧草も村には豊富にあり、そこにビニールと発泡スチロールを加えただけで、こんな素晴らしいモノが出来るなんて、アイデアって重要ですね。少なくとも私はこれを見るために南牧村に行きましたので。
長野県の中でもなかなかいかないエリアに属する南牧村ですが、牛乳は美味しいし観光名所も在りますし、日々の仕事の疲れを癒すために遊びに行ってみてください。そして牛をみて更にほっこりしましょう。