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笹かまの名付け親「阿部蒲鉾店」で笹かまの歴史と新世代のかまぼこに出会った

宮城県仙台市のご当地グルメのひとつ「笹かま」

この笹かまの元祖といわれているお店をご存知でしょうか?それが「阿部蒲鉾店」

仙台といえばのこの笹かま、せっかくであれば話のネタと共に阿部蒲鉾店にて購入しても楽しいはずです。

 

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阿部蒲鉾店が笹かまを作ったわけではなく、笹かまと名付けたお店です。 

 

元祖と書いてしまうと、この阿部蒲鉾店が笹かまという食べ物を作ったと思われるかもしれませんが、正確に表現すると阿部蒲鉾店は「笹かまの名付け親」です。

 

阿部蒲鉾店の店内掲示物に歴史と経緯がまとめられています。

 

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笹かまぼこの由来

古くは三陸沖に豊かな漁場を持つ仙台。

特に塩釜はヒラメの宝庫。

冷蔵設備がない時代に高価なヒラメを持て余してしまうことが度々でした。

そこでヒラメをすり身にして、笹の葉型にして串にさして焼いたところ、仙台っこに大好評を博しました。

これが「笹かまぼこ」の始まりで、当時は「てのひら蒲鉾」や「この葉蒲鉾」など呼び名もさまざま。

「笹かまぼこ」の名は昭和十年、当社初代社長が数多くの呼び名から選んだものです。以降、皆様に親しくなじんで頂くことになりました。

出典:阿部蒲鉾店店内掲示物

 

多くの店が同時多発的に提供をしはじめていた小さな蒲鉾を「笹かま」と呼び始めたのが阿部蒲鉾店。という訳ですね。

 

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ということで、阿部蒲鉾店は「笹かまぼこ」の名前をつけたお店と覚えておきましょう。

 

好きな個数で購入できるふところの広さ。スタンダードな笹かまから高級路線などもあり。

 

元祖・発祥グルメを愛するものとして、仙台土産の笹かまは「阿部蒲鉾店」で購入するしかない!と心に決めていました。

 

阿部蒲鉾店は仙台駅構内にもお土産ショップがあるのですが、せっかく仙台まで来ているのだからと、仙台駅から長く続くアーケード内の「本店」にお邪魔してきました。

 

広い店内には笹かまを含めた蒲鉾商品がこれでもと並んでおります。

 

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よくあるまとめてある包装のモノも販売されていますが、基本的にはばら売り。

 

好きな個数を伝えると包装紙につつんでくれました。

 

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笹かまひとつの値段は安価ですので、これであれば好みに合わせてお土産料金がチョイスできるナイスなシステムです。

 

私は友人へのお土産を店から贈ったのと、自分用に

 

  • 笹かま
  • 吟撰笹(真鯛入り笹かま)
  • 笹だより(一口サイズ笹かま)
  • チーズボール

を購入して食べてみました。

 

どれもおいしかったが、おすすめはまさかのチーズボール。

 

阿部蒲鉾店の笹かまは全ての種類でおいしかったのですが、一番個人的にはまったのはまさかのチーズボール

 

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これは、サイズ・味ともに後を引くつくりとなっており、食べ始めたら止まらない。一気に一袋食べきってしまい、他の人にあげようと思っていた二袋目も食べてしまいました。

 

笹だより(一口サイズ笹かま)にもチーズ味があるのですが、そちらではなく、このチーズボールのほうがチーズを濃厚に感じることができ、おいしかったです。

 

笹かまも美味しいのですが、一度に大量に食べようとすると少し飽きる。その点チーズボールは新世代のかまぼこです。なぜならいくら食べても飽きないからです。

 

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笹かまのおいしいお店はたくさんありますが、名称をつけたお店は一つしかありません。仙台土産の一つの候補として記憶しておくと、当地にて思い出した時に楽しいかもしれませんよ。

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