牛肉が好きなら何が何でも食べに行かないといけないお店が京都にあります。
「くいしんぼー山中」
このお店を訪れたならば、今までの牛肉の概念が変わる。そんな経験ができるお店だと思います。
くいしんぼー山中は京都市にあります。京都中心部からは少し遠いので移動は気をつけてください。
最高峰の牛肉を食べさせてくれる、くいしんぼー山中さんは、京都市にお店を構えています。
京都市といっても、京都駅や市内観光のメインどころからは少し離れていますので、お店を利用する際には移動時間などにご注意ください。
車で移動すると約30分~40分市街地からかかると思いますが、時間をかけてでも訪れたいレストランです。
それにしても京都という土地は、くいしんぼー山中以外にも肉割烹もあったりと、牛肉を食べることに関しても素晴らしい土地ですね。
最高の牛肉は「あずき色」をしている。市場では購入できない最高の肉
「くいしんぼー山中」の何がすごいのか?と聞かれたら、それはもちろん仕入れ力を含めた、「肉」そのものがすごいという点です。
仕入れに関しては、絶対に「一番」でないといけないと店主の山中さんは語っていました。良い肉を良い値段で大量に仕入れる。この生産者にとって最高の状況をずっと維持しておくことにより、セリにかける前の最高の肉が「くいしんぼー山中」には集まります。
最高の購入者を継続することにより、信頼関係が出来上がっているわけですね。
この日も39ヵ月但馬牛が「くいしんぼー山中」では調理されていました。このレベルの肉を拝むことができるお店自体が貴重な存在です。
日本全国、多くの牛肉を食べ歩いていますが、普通にオーダーした肉がこのレベル=店のすべての肉がこのレベルという店は無かったです。
最高の牛肉を提供するために日々全力を尽くしていることが、この肉だけでわかります。
牛にかける情熱はすごいモノがあり、牛肉トークが始まると止まることはありません。それだけ自信を持っているのだと思います。
多くの肉知識を頭に入れていても、本物が何を重要視しているかは話してみて初めて分かります。
ビタミンコントロールの話などもプロから、改めて話をされるとガツンと頭に響きます。肉については、もっともっと深い部分があるなと、再認識させられるのがこの「くいしんぼー山中」です。
提供される料理のすべての肉がうまいという事があるのだろうか。くいしんぼー山中は気が抜けない。
前菜からスープまで、すべての料理の「肉」が最高品質。
このようなことがあるのでしょうか。
くいんぼー山中では、すべての料理に最高の肉が使われ、すべての料理が美味しかったです。
絶品のローストビーフはいくらでも食べられる肉に仕上がっています。
前菜はローストビーフでしたが、このローストビーフは見た目と共にその味が一線を画しています。
このようなローストビーフは食べたことがありませんでした。
火が通っているのに、生。何でしょうか、このパラドックス的な状況。
外側にはしっかりと塩味が効いていて、肉自体のうまみがあふれ出てきて。。。私の語彙力では表現できないので、是非食べてみてほしいです。
お正月には超お買い得品として、500g 30,000円~ にてローストビーフが販売されるようです。お近くの方は是非購入してみましょう。
最高の牛肉を最高の状態で食べることができた感動は、脳天を駆け巡ります。
ローストビーフを含む肉たちの実力に圧倒されていると、メインのステーキが登場します。
先ほど確認させてもらった但馬牛39ヵ月は、見るだけで圧倒される姿に進化して目の前に出されます。
ちなみに写真は、ヒレ180g 焼き方はレアです。
肉にしっかりと塩味をつけてますので、私はそのまま食べるのが好きです。
提供される更にマスタードがついていますので、お好みでつけても良いのですが、この肉にはガーリックチップすら不要だと思っています。
一切れ一切れかみしめるたびに溢れ出る肉の旨味を舌と脳に記憶させることが重要です。
このレベルの肉は出会えないので。(お金も高くて食べられないので)
私がレアが好きなのでレアで注文したのですが、とてもきれいなレアの焼き方でした。
画像を見ると、中は「生」に思うかもしれませんが、しっかりと火が通っており、肉が冷たい。というようなことはありません。
↓参考に肉の焼き方10種類を画像にしてあるモノを貼っておきます。
好みの焼き方を見つけてオーダーしましょう。
このステーキを食べるために、仕事を頑張ろう。と思わせてくれる味でした。
もう食べられないはずが、不思議とすんなり食べられてしまうガーリックライス。肉がうまいからと勝手に思っています。
もう肉でお腹が一杯だ!と思っても、「くいしんぼー山中」の料理をそこで終わらせてしまうのは、本当にもったいないです。
最高の牛肉を使った、ガーリックライスまで楽しんでようやく完成となります。
しかし、このガーリックライス、本当に不思議な食べ物です。お腹が一杯だと思ってもどんどん食べることができます。
人生の中でもなかなか無い感覚です。脳がお腹一杯と拒否しながら、しかし、舌から伝わる電気信号ではさらに食べたほうが良い!と相反する二つの指示を出しているかのようです。
同行した方も、「絶対に食べられない」「余ったら食べてくれるならオーダーしてよい」といわれてたのですが、しっかりと全て食べていました。
本当に不思議なガーリックライスです。
唯一残念なのは、クレジットカードが使えないこと。現金を大量に持っていく必要があります。
最高の牛肉を最高の状態で食べさせてくれる、最高のお店「くいしんぼー山中」なのですが、唯一残念なことがあります。
それは、クレジットカードが使えないことです。クレジットカードだけでなく、電子マネー含め現金払い以外の支払い方法がありません。
結構、いやかなりの高額な食事なので、そもそも大量の現金を持っていくことがちょっと怖いですし、クレジットカード利用によるポイントが付かないのはもったいない涙と思ってしまいます。
それでも、ここにしか無い食事があるわけなので、多くの人が現金を握りしめ最高の時間を楽しむために、お店に向かうのだと思います。
最高の肉は京都にある。という言葉が勝手に出てくるほどに最高のお店です。牛肉が好きな人は、コツコツ貯金して京都旅行の予定を作り、そして夜は予約したくいしんぼー山中でステーキを食べる。という黄金コースを是非楽しんでみてください。人生の新しい1ページが刻まれると思います。