和歌山県の南紀白浜。とても素晴らしい風景と「クエ」を代表する魚介が楽しめる土地です。この南紀白浜にある、ずばり南紀白浜マリオットホテルは出張族にとって良いホテルなのでしょうか?
南紀白浜マリオットホテルはリブランド組。
手元にある森トラストが配布している手帳情報によると、2016年2月に展開していたラフォーレブランドからマリオットブランドにリブランドしての再出発組です。
リブランド組は修善寺、琵琶湖、軽井沢、山中湖、南紀白浜ですが、現時点では結構ビジネスマンとしても利用しやすいですね。
というのも、まだ他のマリオットブランドに比べると安価に宿泊できる日が多くあるからです。現在修業中という感じなのでしょうか?
リブランド組は十分に価格はビジネスでの利用ができると思います。
南紀白浜マリオットホテルへの移動は飛行機が最良
たぶんですがこの南紀白浜マリオットホテルは、日本で一番空港から近いマリオットホテルではないでしょうか?
グーグルマップにて南紀白浜マリオットホテルの場所を調べてみると、
本当に空港の近くに位置している事が分かると思います。
調べてみると、距離としては2.8km、車での移動であれば6分となります。
私は今まで、福岡空港が市街地から近くて、最高に使いやすい空港だと思っていましたが、白浜を市街地と表現して良ければ、この立地はトップだと思います。
なんたって、ホテルから6分で空港に到着というのは、他では見ることがない立地ですので。
南紀白浜空港には羽田空港から一日3本飛行機が飛んでいます。航空会社はJALです。JALユーザーの方は、出張以外でも修行でいってもいいですし、ブリティッシュエアウェイズのアビオス(マイル)を有効活用して遊びに行ってもいいかもですね。
南紀白浜マリオットホテルへの駅からの移動は少し遠い
空港へ行くよりも主要駅に行くほうが遠いという特殊なホテルです。白浜駅へは車で11分。5.1km有るようです。
白浜駅からは、無料シャトルバスが有るようですが、ホテルが運航しているバスでなく、白浜温泉旅館協同組合という組織が運営しているようです。
時間とすると約30分に一本という事ですので、あまりビジネス利用の私達からすると使い勝手が良いとは言えません。素早くタクシーに乗車してホテルを目指したほうが良いかと思います。
白浜駅までは特急電車での移動
大阪や名古屋からの移動であれば、白浜駅までは特急電車にて2.5時間ほどの旅を行う必要が有ります。東海道新幹線と違って本数が少ないので、時間の確認はしっかりとおこなって移動経路をたててください。
名古屋方面より
「東海道新幹線」をご利用の場合:名古屋より約3時間50分(新大阪を経由する最短経路です)
「特急ワイドビュー南紀」をご利用の場合:名古屋より約4時間30分(伊勢志摩・紀伊半島の美しい景観をお楽しみいただけます)
大阪方面より
新大阪・天王寺方面より
新大阪より約2時間30分、天王寺より約2時間10分
電車での移動も体験していますが、途中の「特急くろしお」はそれは見事な振り子式の車両です。揺れる揺れる。車中での仕事は選ばれしものにしかできないような揺れですので、ご注意ください。
観光ホテルだった名残が残るフロント周辺
先ほどもお伝えしましたが、マリオットへのリブランド前はラフォーレブランドにて展開していました。当たり前ですが、その時の建物を再利用しているため、よく見る日本での観光ホテルの様な設備も残っていたりして面白いです。
フロント横にはなんとお土産ショップが有ります。南紀白浜といえばパンダが有名ですが、パンダグッズも販売されていて、これはこれでうれしいですね。陳列がシンプルだからでしょうか?売店チックなイメージはわかずに見事に調和してました。
売店近くにはレンタサイクルの用意も有ります。
かなりの台数があるので、もし旅行など出来ていたら借りて周辺を散策しても楽しいかもです。しかし、私たちは仕事で来ているのです。自転車を借りて楽しむという選択肢は限りなく少ないでしょう。
とにかくホテル周辺には何もないので食事には最新の注意を
この南紀白浜マリオットホテル周辺には特に食事をしたりという場所が見当たりません。必然的に済ませていくか、ホテル内で完結する必要が有ります。
これは、同じリブランド組の軽井沢マリオットホテルも同様でした。リブランド組では修善寺も宿泊したことがありますが、修善寺も同様です。リブランド組に宿泊する際には食事は鬼門となりそうです。ご注意ください。
ホテル内の食事は基本的に22:00終了です。
1階にはカクテルタイムを楽しめる場所が有りますが(写真の一番奥)ここも22:00ラストオーダーなので実質終了です。
インルームダイニング(ルームサービス)も22:00終了です。
今回私はギリギリにオーダーが出来たので、インルームダイニングにて南紀白浜マリオットホテルでのマリオットバーガーを堪能しました。
間に合わなかったら、再度車に乗ってどこかに食べに出ないといけないと思うと、相当に面倒です。
到着が夜になる場合には食事については気を付けてください。
朝食会場の眺望は非常に良い
マリオットホテルの上級会員になっているために、朝食は無料で食べることが出来ます。←非常にうれしい。
今回の南紀白浜マリオットホテルでも朝食を楽しんできました。
海に面した空間で朝食を楽しむことが出来ます。味ももちろんおいしいのですが、ロケーションって本当に大事だなと感じる空間でした。
宿泊されている方々は、外国の方も多くいました。朝食のメニューなども英語のモノも用意されていて、外国人の方でも利用しやすいのではないでしょうか。
そんな中気になったのが、卵料理。例のごとく紙に書いてオーダーするタイプです。ちょっと楽しみにしていたエッグベネディクトはメニューとして用意されていませんでした。残念。
面白いのは、おすすめメニューにて「梅しそ入りオムレツ」が書かれている事です。これ外国人の方達カルチャーショック受けないで食べられるのですかね?梅しそって結構風味が強いので好み出ると思うのですが、せっかくのおすすめなので食べてみました。
結果。うまい。料理長は嘘つきませんね。
たまたまなのか部屋に温泉もついていて大満足
宿泊させていただいた部屋は、たまたまなのかもしれませんが部屋に温泉がついていて大満足でした。仕事の疲れを取るためにゆっくりと足を伸ばしながら堪能させてもらいました。
部屋自体も綺麗な部屋でした。しかし、それ以上に温泉の力がすごい。
通常はベランダが有るような場所が部屋についた温泉になっています。
これってすごくないですか?
画像が暗くてわかりづらいですが、旅館等にて良く見る部屋付きのお風呂サイズは有りました。大人二人だと余裕で入れる大きさです。
また、部屋の温泉から見える眺望も最高でした。
個人的にはホテルの部屋で仕事していると、ホテルの大浴場や露天風呂にあまり行かないことが多いので部屋に温泉があるというのは好ポイントすぎます。とても良い空間で過ごさせてもらいました。
この画像。ホテルの部屋の中です。部屋の中に温泉の成分が書かれているのを見るのは初めてでした。温泉旅館ではないですよ?マリオットホテルの中にこれが掲げられているのは贅沢です。
ただし、温泉につかりながら絶景が堪能できるかというとそういう訳ではなく、窓は結露してますので一部空く窓から外の景色は楽しんでください。
また、温泉に注がれている水がどうしても止められなかったので、寝るときにはずっとちょろちょとと水が流れ込む音がします。そこが気になる方にもおすすめは出来ないかもです。
私は、寝るとき音が気にならないタイプなので全く問題なかったですが、ご注意ください。
総評
仕事で南紀白浜に訪れる際でも本当に良いホテルだと思います。交通の便が悪いので車利用の方には更にお勧めできます。ゆったりとした空間で仕事もはかどります。
また、空港から近いことが本当にうれしい。タクシーで10分かかりませんのでギリギリまで仕事をすることもできる環境だと思います。
まとめ
- 南紀白浜マリオットホテルは出張族にもおすすめ。
- 料金もそこまで高くなかったです。料金以上の楽しみは有ると思います。
- 食事だけ注意。出来たらルームサービスが24時間だと本当にうれしい。