軽井沢。この素晴らしい響きの土地にマリオットホテルグループとなったホテル、軽井沢マリオットホテルが有ります。 この軽井沢マリオットホテルは出張・仕事の観点で考えると使えるホテルなのか?否か?人身御供となるために宿泊を複数回してきましたので、確認してみてください。
ちょっと余談ですが、この軽井沢マリオットホテルの歴史は新しいです。
何故か手元にある森トラストが配布している手帳情報によると、2016年6月に産声を上げているようです。元々は同社が展開していたラフォーレブランドにて運営されていました。リブランドしての再出発組です。
リブランド組は修善寺、琵琶湖、南紀白浜、山中湖、そしてこの軽井沢ですが、今は結構ビジネスマンとしても利用しやすいですね。
というのも、まだ他のマリオットブランドに比べると安価に宿泊できる日が多くあるからです。現在修業中という感じなのでしょうか?
とにかくリブランド組は十分に価格はビジネスでの利用ができると思います。
軽井沢マリオットホテルは、新幹線移動組には立地悪い。車なら大丈夫。
軽井沢マリオットホテルは、軽井沢の分類で言うと「中軽井沢」に分類されます。
軽井沢町内の千ヶ滝(中軽井沢)や南軽井沢同様大正時代には西武資本による開発が進んでいた。このため「中軽井沢」「南軽井沢」同様に大正時代以来地名として使用されており、戦後長野原町の公式の大字名に採用されるに至っている。
新幹線が止まる駅である「軽井沢駅」からは結構な距離があり、徒歩でのホテルへの移動は不可能です。(数時間歩けば行けますが)
軽井沢駅からタクシーで移動すると、軽井沢マリオットホテルまでは約2,000円ほどの料金です。
また、軽井沢マリオットホテルの立地は、軽井沢駅の隣の駅である(新幹線で)佐久平駅にもアクセスできるような立地です。試しにこちらもタクシーで軽井沢マリオットホテルから佐久平駅まで乗車してみましたが、約5,000円の料金でした。
- 軽井沢駅からホテルまでタクシー料金は約2,000円
- 佐久平駅からホテルまでタクシー料金は約5,000円
という事で、新幹線移動組の出張族にとっては少し利用のしづらいホテルロケーションだと思います。
車移動組は容易にアクセスできるので便利
反対に車移動でのビジネス利用であれば立地は苦になりません。ホテルが面している道路は車の交通が多い道路で、決して移動の風景は風光明媚な・・・という訳ではないですが軽井沢の山を感じながらの移動になると思います。
距離や駅周辺の充実度を考えても軽井沢駅からの移動がおすすめ
結論を言うと佐久平駅周辺ってなにも面白くないんですよね。仕事できているので面白くなくてもいいのですが、流石に食事や時間をつぶすカフェなどは欲しいところです。
佐久平駅周辺にある蕎麦屋さん。クルミ蕎麦が名物
道路際に水車が有りますが、凍っている。。。佐久平駅周辺の情報。以上です。
本当に何もない!
(住むにはチェーン店がロードサイドに立ちならび、便利なのかもしれませんが、せっかく長野県まで行って、全国どこにでもあるチェーン店。となると寂しいので何もないと表現してます。)
対して軽井沢駅周辺。こちらは結構時間がかかるほどに見ごたえあり。
これ、アウトレットパークの写真なんですよ。軽井沢駅から直結して西部運営のアウトレットパークが有ります。広大な敷地を利用してのゆとりある設計。風景を見ていて楽しい。
そしてビジネスユース出来るようなブランドのお店も入っています。少し仕事にゆとりがあるようであれば足を延ばして買い物しても良いと思います。バッグ、コート等の仕事のモノもそろえられると思います。
もちろん飲食店も複数あり、カフェもあるので打ち合わせや作業も出来ると思います。駐車場が有料なのが少し・・・ですが、それでも利用価値ありだと思います。
注意点としては冬の軽井沢は死ぬほど寒いです。このアウトレットパークも開けた空間設計になっているからこその強風直撃仕様となっており、軽装で歩き回ろうと思うと死ねます。十分に暖かい服装で堪能してください。
軽井沢マリオットホテルの部屋は広い。豪華。気分が良い。
冬場寒いこともあり、軽井沢マリオットホテルは冬の稼働率がそこまで良くないのでは?と推測できます。現に私も複数回宿泊しましたが、全てジュニアスイートにアップグレードしてくれています。
マリオットのゴールドエリート資格を保有しているからかもしれませんが、それでも複数回、毎回のアップグレードとなるとずばり「ヒマ」だからだと思います。
観光であれば冬の軽井沢周辺は、関連する人しか来ないであろう観光地になりますが、私達サラリーマンは仕事があればいつの時期にでもどこにでも行きます。運よく冬場に軽井沢方面での仕事がある際にはお勧めできる状態だと思います。
↓ジュニアスイートの部屋。
ベッドルームに10畳の和室がついている。全て一人での宿泊だったが、家族連れの人でも十分に、というよりも満足できる部屋の広さでした。
用意されているアメニティや設備を見ると、5人での宿泊にも対応していそうです。
ここに一人で宿泊して仕事をもくもくと進めるというのも結構おつなものです。ホテル周辺に飲みに行くような施設もないですし、車利用の方でないとコンビニまでの移動も死を覚悟するほどの行程になると思われます。
ゆったりとホテルで仕事を進めることが出来ます。
最大の鬼門は食事。夕食は良く考えておかないと悲惨な事になる。
軽井沢マリオットホテルでの最大の悩みどころは食事です。
一応17:00~ゴールド会員以上はカクテルタイムの様なものがあるのですが、全く期待しないでください。
お酒は飲めますが、ご飯は無い様なものです。
写真の様な小鉢の様なものが数種類あるだけです。これも他の宿泊者の方が複数持っていくと数に限りがあるので、食べることは出来ません。
ルームサービスも有りますが、これは通常のサラリーマンには耐えることのできない価格帯です。
ハンバーガーで3,800円ですので、コース頼むとそれはそれは良い値段で提供されます。
車がある人なら、5分ほど走らせたところにラーメン屋などありますので、そちらの利用が現実的です。
もしくは、禁断のコンビニ飯です。
カップラーメンで済ませた日もありますが、ホテルの客室とこの食事のギャップ。通常であれば利用できない価格帯であることは間違いありません。
とにかく食事はどこで取るか?というのはこのホテル宿泊に付きまとう問題ですので、サラリーマン・出張族の私達は気を付けるべき項目です。
軽井沢マリオットの朝食はおいしいかったです。人も少なくてゆったり食べられます。
ゴールド会員以上であれば、朝食は無料ですし、もし無料でなかったとしても少々奮発しても朝ごはんは食べてほしいと思います。(何より夕ご飯と同じ理由で他の選択肢もないですし)
良くあるビュッフェ方式ですが、クオリティが高いと感じました。
卵系の料理はオーダー式です。エッグベネディクトもオーダー出来ます。
かなり生だったので卵を割った瞬間に黄身があふれ出します。
塩っ気が足らないので私は塩を振ってしまいましたが、そもそもどんな食べ物なのかも理解してませんので、もしかしたらおかしなことをたくさんしていたかもしれません。
でもいいじゃないですか。冬季は宿泊客が少ないからなのか、かなりゆったり食事出来ます。こういったゆったりした朝食会場は好みです。落ち着いてお腹いっぱい食事を楽しむことが出来ます。
他の日はオムレツをオーダー。具材は自分で選ぶタイプです。ベーコン、マッシュルーム、ハムで作ってもらいました。
夜の困った食事の選択肢とは打って変わって満足度の高い朝食になると思います。
個人的にはここの「鮭」がきにいれいました。
朝食の時間も早くから対応してくれていますので、仕事の前に食事してからという使い方も十分に可能です。
総評
軽井沢マリオットホテルは仕事利用は「あり」だなと思います。但しそれは冬季限定。それ以外の季節はホテルの部屋が高すぎてサラリーマンの日常的な出張には合わないと思います。しかし、宿泊費用があうようであればこれほど出張を楽しんでる感が出るホテルも珍しいです。
外の極寒の寒さの中、しかし室内は快適。周りには誘惑的な建物は無いので、部屋で仕事に集中できる環境になること請け合いです。
タイミングによっては出張利用にとても良いホテルになると思います。
まとめ
- 一万円以下で宿泊できる冬季は仕事利用も十分にあり。
- 食事難民になる可能性があるので、到着時間などを考えて食事計画は計画的に。
- 温泉があるようなので、温泉好きの人にも良いかもです。
ちなみに、私が宿泊した本館以外にも新しい宿泊施設が立っています。こちらの建物であれば部屋に温泉がついているようです。値段は冬場でもかなり高いので、どちらかというと観光などで複数人とともに利用する感じですかね。
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