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鹿児島市最古のラーメン屋で食べる「大根の漬物」 鹿児島ラーメン元祖ともいわれる「ラーメン専門店のぼる屋」は〆にピッタリ

九州の南部に位置する鹿児島県。

この鹿児島県のラーメン、通称「鹿児島ラーメン」はとんこつスープでありながら、他の九州の県とは異なり、久留米ラーメンの流れをひいていないラーメンだと言われております。

そんな鹿児島ラーメンを鹿児島市内最古のお店として提供していたのが、ラーメン専門店のぼる屋。

しかし、このお店。一度は旧オーナーの年齢と健康上の理由により閉店してしまった過去が有ります。

なんとか、のぼる屋のラーメンを復活させたい。。。そう考えたファンの方が旧オーナーの許可以外なにも無く、素材集めから行いようやくの復活を遂げております。

鹿児島市内に出張・観光で訪れることがあれば、鹿児島ラーメン最古のお店ともいわれ、そして鹿児島ラーメンにつきものの大根の漬物を最初に出した元祖のお店ともいわれる、のぼる屋さんでラーメンを食べてみてはいかがでしょうか。

 

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結論

鹿児島市内の天文館という飲み屋街に移転したためすごく利用しやすくなった。

鹿児島ラーメン独特のラーメンのお供に大根の漬物は、こののぼる屋から始まったとされている。

天文館という立地と深夜までの営業時間で、〆のラーメンにピッタリ。

 

鹿児島市内最古のラーメン屋だった「のぼる屋」惜しまれながら閉店したが、ファンが復活させています。

 

のぼる屋は、もともとは現在のオーナーとは異なる創業一族が運営しているラーメン屋でした。

鹿児島市内で創業70年以上の歴史を誇っており、最古のラーメン屋ともいわれていたお店です。

 

しかし、跡継ぎの方が急逝されたためお店を閉めることとなってしまいました。

 

その閉店したのぼる屋さんを復活させたいと考えたのが、のぼる屋のファンの一人であった牧野オーナー。

 

この話、元祖・発祥のメニューを追っていると良く聞く話です、ファンが再開。

のぼる屋も苦慮しながらも晴れて再オープンしています。

 

「ラーメン専門店 のぼる屋」のオーナー・牧野さんは、子どものころからお父さんに連れられてのぼる屋に通い、結婚後は子どもも連れて親子三代で通っていたという生粋ののぼる屋ファン。突然の閉店、そして取り壊されてしまった店舗を見て心を痛めていたそうです。

 

そして「もう1回、あのラーメンが食べたい」と思い続けていた牧野さんが、前オーナーに会いに行ったのが1年前のこと。どうしてもまたのぼる屋のラーメンが食べたいと話すと、「あんたがせんね(あなたがお店をしなさい)」と思いがけない言葉をかけられることに。

出典:みんなのごはん

 

旧オーナーの承諾も有り、味も再現したと言われている正当な後継店として現在では繁盛しています。

 

こののぼる屋が、鹿児島での最古のラーメン屋 = 鹿児島ラーメン元祖のお店ではないか?と言われています。

 

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出典:のぼる屋公式HP

↑お店のHPにも「鹿児島最古のラーメン店」と書かれています。

 

ラーメン専門店のぼる屋は2018年5月18日に移転オープン。繁華街である天文館に移転しため、利用しやすくなりました。

現在では再オープンした場所から、さらに移転しており鹿児島市内最大の繁華街「天文館」にのぼる屋はあります。

 

 

この天文館という最高の立地を手に入れ、かつのぼる屋の営業時間は深夜2:30まで営業しているという飲み屋街使用の営業時間(スープ無くなり次第終了)

 

これは、鹿児島市内への出張・観光にて名物などを食べたい!と考えている場合、明らかに利用しやすいです。

 

なぜなら、飲みの後の〆で利用ができますので。

 

鹿児島ラーメンの不思議。なぜか大根の漬物がついてくる。調べてみるとこののぼる屋が始めたサービスが、広がっていったようです。

 

最古のラーメン屋かどうかは、情報を探すことが出来なかったのですが、Wikipediaにはのぼる屋が、鹿児島ラーメンと言えば大根の漬物という謎の組み合わせの生みの親という記述がありました。 

 

初めて鹿児島でラーメンを食べるときには驚くことでしょう。鹿児島ラーメンをオーダーすると、なぜか大根の漬物が出てくるのです。

私も若き日に鹿児島支店勤務となり、鹿児島市内に住んだ際には驚きました。

どのお店に行っても大根の漬物が出てくるのです。そしてこの大根の漬物、そんなにラーメンに合わない!

 

驚きました。

 

この謎風習を作ったのが、のぼる屋だというのです。

 

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お茶と大根の酢漬けやたくあんが出てきて、注文の品が出てくるまで漬物を食べて待つスタイルの店が多い。これは「のぼる屋」でラーメンに大根の漬物を付けたのが、鹿児島では一般的な壺漬けやたまり漬けであるたくあんに姿を変えて広がったとされる。

出典:Wikipedia 鹿児島ラーメン

 

正直、鹿児島ラーメンは店ごとに味が大きく異なり、これぞ鹿児島ラーメンという定義が難しいです。驚くほどに味が異なります。そういった意味で鹿児島ラーメン元祖のお店というのは定義がむずかしいのですが、

 

この大根の漬物は、ラーメン専門店のぼる屋が元祖といってもよいのではないでしょうか。

ということで、鹿児島ラーメンに付く大根の漬物元祖のお店としたいと思います。

 

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もちろん、ラーメンも美味しい。独特な鹿児島ラーメンの豚骨スープに括目せよ!

定義がむずかしい鹿児島ラーメンですが、他のとんこつラーメンと比べるとすべての鹿児島ラーメンが共通することが有ります。

それは、スープが独特な味。

一般的に食べられているとんこつラーメンのスープとは大きく異なります。

 

一説によると、私たちがイメージする一般的なとんこつラーメンの元祖は久留米が発祥と言われています。

久留米にて生まれた豚骨スープは多くの人を魅了し、九州の各地方のラーメンの元となっているように思いますが、

この鹿児島ラーメンはその流れを汲んでいないと言われています。

元々豚を食べる文化が発達していた鹿児島では、豚でスープをとるという事になじみがあり、他のエリアから伝来するまでも無くオリジナルなものが誕生したのかもしれません。

 

ということで、独特な味のスープですがそれがまた美味しいから少し困ります。

 

のぼる屋のラーメンのスープは少し酸味があり、これまた変わったラーメンです。

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このラーメンを提供しているお店が最古であれば、なんとなく周辺のお店達も独特な味付けに落ち着くというのがわかる気がします。 

 

麺も細麺ではなくもちもちとした少し太めの麺でした。

 

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とんこつラーメン = 細麺 と思い込んでいるなかで食べると違和感が有りますが、慣れると美味しいです。

とにかく独特なラーメン文化を形成している鹿児島市ですが、その最古のお店といわれるのぼる屋で、現在でもラーメンが食べられるのは幸せな事です。

鹿児島出張・観光で鹿児島市内に宿泊する際には、利用しやすい価格帯・営業時間のお店ですので、是非利用してみてください。

 

 

 

初めて鹿児島ラーメンを食べたときにはまずい!と思ったのですが、年を取りながら何度食べていると、これはこれで美味さがあるなと感じるようになりました。

明確な鹿児島ラーメンの定義が無いのが鹿児島ラーメンの評価が上がりにくい要因だと思っていますが、まあ食べて美味しかったらなんでも良いです。

大根の漬物をかみしめましょう。

 

 

 

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