奄美大島へ訪れてみると、感じることがあります。それは、中心地以外飲食店が少ない。。涙。
という夕食どこにしようか問題です。この問題を解決する古典的な手法を思いつきました。奄美の名物を買ってホテルで食べること。この出張自炊飯とでもいうべき手法で、奄美大島の魚たちを堪能してきたのお伝えいたします。
奄美大島の魚を堪能することにしました。購入したのは宝勢丸鰹漁業生産組合と言う場所。
奄美大島出身の人に、地元グルメで美味しいモノを聞き取り調査した際に出てきたのが、「魚も美味しいですよ。」という言葉と、「宝勢丸鰹漁業生産組合という場所で魚かえますよ」という話でした。
他の選択肢もいろいろ調べてみたのですが、これと言った候補も出ないことから、出張自炊飯は、この宝勢丸鰹漁業生産組合にて魚を購入して食べることとしました。
この宝勢丸鰹漁業生産組合は、名瀬などの市街地からは少し離れた場所に在るため徒歩で購入しに行くのは無理だと思います。
移動のためレンタカーを借りていたので、レンタカーでお邪魔しました。
鰹・シビが並ぶらしいが、利用した日はシビだけだった。
本当はカツオが買えるかな？と思って利用したのですが、漁の出来や時期によってとれる魚が変わりますので、私が利用した日はシビしか置いてませんでした。
もう気持ち良いほどのシビのみの構成。1パック500円で販売されていました。
すんなりと購入できたので食材購入は終了です。
↑購入すると新聞紙をつかって包んでくれます。昔の魚屋を思い出してこれもまた良し。
この宝勢丸鰹漁業生産組合の目の前には実は飲食店もあり、そこでドンブリメニューもあるようです。残念ながら私が行った日は休みとなってしまっていて利用できませんでした。
運良く店が開いていたら、そこで食べてしまってもよいかもしれません。
刺身を購入した時点で決めていた調味料たち。九州特有の甘い醤油は刺身に合うと個人的に気に入っています。
もう、魚＝刺身を購入する段階で決めていたことがあります。それは九州特有の甘い醤油をドバドバかけて濃い味付けで食べるのだと。
仕事で九州に訪れるようになって驚いたのは、醤油の味の違いというひとも多いのではないでしょうか。
甘めの味付けがされた醤油は、好みはあるかも知れませんが私は大好きです。
特に、寿司や刺身につけてたべると、、、うまい。うますぎると感じるタイプです。
という事で、出張自炊飯の場所としてホテルの部屋を選んでいるわけですが、ホテルの近所のスーパー？コンビニにて甘い醤油を購入することとしました。
多種多様な醤油が販売されていました。
どうせならば！と思い、奄美の醤油を購入。これも甘めの味付けの醤油でおいしかったです。
醤油だけでは足らない！禁断の調味料も購入して準備は万全。
しかし、これだけでは一味足らないと私は確信しています。シビやカツオは脂分が少ないため、いくら甘めの醤油とはいっても、全てを醤油味で食べることは出来ないはずです。
そこで利用したのが、
出典：美味しんぼ
幼き日に漫画美味しんぼで見て得た知識。刺身には禁断ともいえる調味料「マヨネーズ」です。
このマヨネーズと甘い醤油のコンボで、淡白な味わいのシビをガシガシと食べると決めたのです。
マヨネーズの実力については海原雄山先生の顔を見てもらえればわかると思います。
出典：美味しんぼ
本編ではこの後、カツオの刺身に醤油が合うと評価した人たちに向けて「これだけ程度の低い客があつまったのは初めてだ！！」と激高するわけですが、漫画内の顔をみれば一目瞭然、海原雄山自体も驚いているほどですから。
まあ、食事なので個人の好みです。絶対に嫌だという人も多くいると思いますが、個人的には、カツオやシビなどの淡白かつ身が大きくカットされた刺身の場合、マヨネーズの油分が、食材に足らない脂を追加してくれますし、酸味も効いているため単調になりがちな同一品種を大量に食べる。というケースの際には効果を発揮してくれると思っています。
実際に食べたら癖になるほどおいしかった。
準備も整ったことから、さっそくホテルの部屋にて刺身を食べることとしました。
出張自炊飯なので、醤油を入れる小皿などもありません。そのまま大量の醤油をかけ豪快に食します。
こ、こ、これは！うまい。
やはり脳内でイメージしたように、淡白なシビに甘めの醤油がからまり美味しいです。そしてマヨネーズも投入して第二弾。
こ、こ、これは！やはりうまい。
食べ進めている中で少し飽きてきた口の中をマヨネーズが刺激します。脂ののったシビに変貌した切り身たちは私の口の中でポテンシャルを十分に発揮しています。
これは、癖になる。
ということで、醤油とマヨネーズも十分に余っていますので、追加の刺身を購入して再度奄美の魚たちを堪能しました。
購入したのは、奄美の人たちが利用する地元のスーパー「グリーンストア」
奄美産の魚たちが結構売っていたので、最初のファーストチョイスからここでも良かったかもしれません。
また、第三弾を目論んでいたのですが、目当てのみせ「さしみや」という読んで字のごとしのお店もあります。
複数店舗営業している店ですが、名瀬エリアにもあるので、わざわざ遠くまで買いに行かなくても、奄美の魚たちでの出張自炊飯は楽しめると思います。
奄美に長期滞在していると、ちょっと外食も飽きてくる中でホテルで楽しめるごはんとして、近海の魚たちを食べてみてはどうでしょうか。
