日本は狭いが北海道は大きい、とも言われる北の大地北海道。
この北海道に仕事で行くことになると、まず気になるは出張飯ですが、ご飯食べているだけでは当地を楽しみきったとは言えません。
その土地ならではの「何か」に行くのも出張の楽しみとも言えます。
北海道を車で回る際に密かに楽しい、北海道ご当地みくじシリーズ「えぞみくじ」をご紹介します。
はじめに伝えておきますが、このえぞみくじ、私もコンプまだできてません。なぜなら、北海道でかすぎるからです。
「えぞみくじ」とは?2016年からスタートした異なる神社同士で共同した日本初のおみくじです。
この「えぞみくじ」
名前からして北海道にちなんだおみくじなんだろうな、と想像は付きますが正にその通りです。
各地域の神社にて当地にちなんだおみくじが用意されているという代物です。
えぞみくじ自体の歴史は新しく、2016年からスタートしています。
元々は根室や函館の神社の若手神職があつまり、考案された企画のようです。
根室・金比羅神社や函館・湯倉神社などの若手神職が「北海道ご当地みくじ(えぞみくじ)」を考案したのが始まり。
出典:室蘭民報
ちなみに複数の神社間で連携したご当地おみくじは全国初ともいわれております。
えぞみくじは「おみくじを引く」のも楽しい。張り子を吊り上げたりするスタイルは新鮮です。
この「えぞみくじ」特徴は二つあるとおもっています。
まず一つ目の特徴は、おみくじが入っているその容器。
この容器がご当地名物のイカやさんま、鮭などの姿となっているのが既にかわいいです。
根室はさんまでした
帯広は鮭でした。
単純におみくじを引くだけではなく、容器から既にご当地感が出ているのが素晴らしいです。
二つ目の特徴は、おみくじの引き方そのものです。
根室の「福ざんまいみくじ」を例に見てみると、
上の画像の右側に「釣り竿」があるのはわかるでしょうか?
このおみくじはサンマの張り子を釣り竿で吊り上げるというスタイルでした。
帯広の鮭もつりあげるスタイル。
実際にこのえぞみくじのつり上げスタイルを体験してみると、非常に盛り上がります(自分自身の中で)
なぜなら、自分が吊り上げると決めた「魚(=おみくじ)」はうまく釣れずに、まったく意図していない魚が釣れてしまうことがあるからです。そして、全然意図していないおみくじが釣れてしまい、なんだよ!とおもっていると思いがけず大吉だったりすると、おっしゃー!と盛り上がります(心の中で)
実際の人生と同じですね。狙ったモノが手に入るとは限らないし、狙っていなかったモノが価値があったとか、、
いろいろと考えさせられます。
2019年時点での、えぞみくじ参加神社は以下の6神社になります。
2016年のスタート後にも参加神社は増えていますので、今後も増えていく可能性はありますが、2019年時点では以下の6神社にてえぞみくじを引くことができます。
- イカすみくじ 湯倉神社(函館市)
- 福ざんまいみくじ 金刀比羅神社(根室市)
- 富諸来しみくじ 美瑛神社(美瑛町)
- 魔鮭福鱒みくじ 帯廣神社(帯広市)
- 貝運!一念発起みくじ 樽前山神社(苫小牧市)
- いカニもいいみくじ 北門神社(稚内市)
見てもらうとわかる通り、
北は稚内から南は函館まで移動するので北海道を縦断することは確定ですし、
東は根室から西はまたもや函館となるので、やはり北海道を横断することも確定します。
そうです、この「えぞみくじ」、コンプリートするには北海道を縦横全て走り切らないといけないという、究極に大変なおみくじとなります。
しかし、頂上が険しければ険しいほど人は燃えるモノ。北海道出張がたくさんある人は、是非コンプ目指して車を走らせてみてください。そろえるときっとご利益があるとおもいますので(たぶん)