出張時の楽しみの一つといえば、宿泊したホテルの朝食という方も多くいると思います。自分でおいしいホテルをさがすのも楽しみの一つですが、私は過去に各種朝食ランキングにて入賞しているホテルの朝食を食べ歩くことにハマっております。
北海道札幌市といえば美味しい朝食を売りとするホテルが乱立する、日本屈指の朝食激戦区ですが、そのなかで過去に多くのランキング入賞を果たしているホテルが在ります。
それがホテル京阪札幌です。
札幌・ホテル朝食界の古豪ともいえるこのホテルの朝食を堪能してきました。
数年前までTripadviserが行う朝食のおいしいホテルランキング常連だった、ホテル京阪札幌。
ホテル京阪札幌の朝食は、Tripadviserが行っているランキングにて3年連続全国入賞という素晴らしい成績を誇っています。
Tripadviser 朝食のおいしいホテルランキング
- 2015年 全国4位
- 2016年 全国5位
- 2017年 全国11位
残念ながら2018年以降の入賞は無いので、いわば札幌ホテル朝食ランキング界の古豪ともいえるべき存在でしょうか。
ホテル京阪札幌の朝食会場はちょっと狭いので、利用時間は要注意。
ホテル京阪札幌の朝食会場は、ホテルの1階にある
レストランピエモンテとなります。
実際に利用してみて感じたのは、この朝食会場はホテルの客室数から考えるとかなり狭い部類に入るのではないか?という点です。
↑ホテル京阪札幌 ピエモンテ風景。 席は画像以外にもカウンターと少しのテーブルがあるぐらい。
時間帯によってはかなり混み合いそうですので、利用される場合は時間をしっかりと確保しての利用が良さそうです。
私は朝7時ごろに利用しましたが、かなり混み合っていましたので。
ホテル京阪札幌の朝食。北海道的な食べ物もやんわりあってよい感じだった。
流石、過去に多くの朝食受賞歴があるホテル、出張利用の際のビジネスホテルの朝食の肝を押さえていました。
それは、ご当地グルメが豊富にあること。
ホテルでゆったり過ごすことがほぼないであろう出張利用の場合、朝食にその土地のグルメが置いてあると、非常に得した気分になります。
ホテル京阪札幌の朝食にも、北海道を感じることが出来るメニューが少数ではありますが、並んでいました。
↑いくら。
最近だと盛り放題というホテルも増えているが個人的には少量で良いのでこちらで十分。
↑札幌発祥のご当地グルメ、スープカレー。
このスープカレーは非常に面白かったです。
スープカレー自体には具を入れておらず、具は隣にあるじゃがバター用のジャガイモと共有です。
蒸されたジャガイモをそのままとってバターをつけて食べたらじゃがバター
スープをかけたらスープカレーという使い方をします。
狭い会場なので料理を並べたいと思っていても場所の制限が働きます。このじゃがいも共有は一種の知恵ですね。
飲物には、北海道で広く飲まれている「カツゲン」と牛乳も並んでいました。
カツゲンはガラナと共に北海道で愛されるローカルドリンク。
牛乳はなんと2種類の用意がありました。これも酪農が盛んな北海道を感じさせてくれるメニューです。
- サツラク牛乳
- 四つ葉牛乳
の2種類はもちろん、北海道の牛乳ですのでお好みに合わせて飲んでも良いですし、飲み比べても朝から一人で楽しいと思います。
すごくたくさん北海道的なメニューがあるわけでも、内容が非常にとがっているわけではないですが、それでも朝から北海道飯を堪能できるのは非常に嬉しいです。
価格帯から考えると非常に「あり」なホテル。出張の際の宿泊費上限がシビアな方にはおすすめです。
ホテル京阪札幌の朝食を実際に食べてみての感想は、
とびぬけておいしいわけではないけど、満足度が高い。
です。
これは、ホテル京阪札幌の宿泊料が他のホテルからすると安価で宿泊することが出来ることに起因しています。
高級ホテルでの朝食であれば、それは面積にもメニューにもお金をかけれられますので、それと単純な味だけの点で比較すると分が悪いです。
しかし、とてもリーズナブルに宿泊できて、そしてご紹介したような満足度が高い朝食が用意されているとなると、相対的に評価があがっていきます。
出張の場合は宿泊費上限が決まっていることもあると思います。そのような場合には、ホテル京阪札幌は有力な選択肢になってくれると思います。