羽田空港国内線第一ターミナルビルに、主に関東・東北でチェーン展開するステーキ宮が店を構えています。
羽田空港の店舗の名前は、「Caffe & Beer Restaurant宮」(カフェ&ビヤレストラン宮)
主に郊外店舗やショッピングモール内の店舗が多かったステーキ宮が羽田空港という好立地で食べることが出来るようになりました。
全国展開しているチェーン店ですが、お住まいのエリアによっては馴染みのない方も多くいると思います。羽田空港利用の際には、空港グルメとして楽しんでみてはいかがでしょうか。
ステーキ宮とは?関東・東北を中心に展開するステーキチェーン。
ステーキ宮と聞いて、「あの宮が!」となる方と、「宮って聞いたことがないけど。。。」とリアクションは二つに分かれると思います。
ステーキ宮自体は、関東・東北を中心に郊外型の店舗で出店しているステーキチェーンです。
実は、愛知や一番西だと福岡県にもお店は出ていますが、西に行けば行くほど知名度は低くなるチェーンだと思います。
関東出身の私からすると懐かしのレストランの名前となります。
運営元は、かっぱ寿司や牛角を傘下に収めるコロワイドです。
郊外店舗や、ショッピングモールへの出店が多かったため、東京都内では八王子などの23区外にしかお店はありませんでした。(しかも2店舗)
羽田空港という好立地に、ステーキ宮がうってでていますので、昔からご存知の方はお応援したいですし、初めて知る方は、いきなりステーキが流行る前からステーキを提供している、このお店のステーキを一枚は食べておいて人生での損はないはずです。
羽田空港国内線第一ターミナルビル ステーキ宮の場所は南ウィング2階のスターフライヤー搭乗手続き口付近
羽田空港のステーキ宮の場所は、国内線第一ターミナルビル南ウィング2階のスターフライヤーの搭乗手続き口近くに有ります。
南ウィングの端にありますので、北ウィング利用の方などは少し距離がある場所だと思います。
といっても、南ウィングから出発する飛行機は主に西方向に飛んでいきます。
ステーキ宮の出店エリアとして弱い地方となりますので、ちょっと試しに利用してみようか?となりやすいかもしれません。
反対に、東北含めた北側には北ウィングから飛行機が飛びますので、そちらを利用する人は、地元でステーキ宮を利用すればよいのかもしれません。
羽田空港のステーキ宮とても広い。おひとり様から大人数まで対応可能。
店内はとても広く、そして様々なタイプの座席が用意されていますので、おひとり様から大人数のグループまで利用しやすいお店だと思います。
私が利用した日も、10人ほどのグループで利用している人もいました。座席を動かし対応してくれていましたので、とても利用しやすいですね。
一人での利用の場合は、カウンター席の用意があるのと人がいて画像が撮影できなかった、広いエリアに一人でも座れる席が多数用意されていました。
おひとり様でも全く問題なく利用できます。
ステーキはリブロース、サーロイン、ヒレの3種類があります。なぜかリブロースだけレアでの焼き加減は不可。
お店の代名詞の一つでもあるステーキは部位としては
- リブロース 200g 3,280円 300g 4,680円
- サーロイン 200g 2,980円 300g 3,980円
- ヒレ 200g 3,280円 300g 4,680円
の三種類が用意されています。
非常に残念なのですが、なぜかリブロースだけ焼き方において、ミディアムとウェルダンの用意しかありません。
他のサーロイン、ヒレはレアも対応していますので、レアが好きな方はサーロイン・ヒレを頼むのが良いと思います。
また、メニュー自体一般的なステーキ宮とは異なるメニューを採用しています。
羽田空港のステーキ宮は、通常のステーキ宮と異なるメニューとなっているのも注意が必要です。
出典:ステーキ宮公式HP
リブロースの値段だけ比較しても、羽田空港のステーキ宮のほうが高額となっています。また、通常の店舗にあるメニューが無かったり、空港店だけにあるメニューも多数あります。
この辺りは、店舗名が「Caffe & Beer Restaurant宮」(カフェ&ビヤレストラン宮)となっており、別のブランドとして展開してると考えたほうがよさそうです。
ハンバーグやチキンステーキ、ミックスフライなどのメニューも有り。欲張りに食べたい方はコンボメニューがおすすめ。
ステーキだけではなく、ハンバーグやミックスフライなどのメニューも有ります。
ステーキ宮で使われている肉をハンバーグにも利用していますので、こちらも美味しかったです。
ステーキもハンバーグも楽しみたい!という欲張りな方には二つが同時に楽しめるメニューも有りますので、そちらを選んでも満足感が得られると思います。
上記メニューのステーキは目測ですが120g~150gほどの大きさでした。ここに大きなハンバーグがつくので非常に食べ応えがあります。
オリジナルソースの「宮のたれ」も、もちろんあります。鉄板で熱して利用します。
ステーキ宮に慣れ親しんだ人ならば、この「宮のたれ」というオリジナルソースがあるのは非常にうれしいと思います。
ステーキ宮の代名詞の一つであるオリジナルソースです。
この宮のタレはすこし特殊なソースでして、生の玉ねぎを非加熱のまま加工してソースを作っている「生たれ」です。
宮のたれ
生玉ねぎの風味を最大限に活かすため、非加熱製法により長時間じっくり冷蔵熟成し作られた秘伝の「生たれ」です。
「宮のたれ」は原料のタマネギを’’生’’のまま加工しているため、鉄板で加熱して美味しくお召し上がり頂けます。
出典:「Caffe & Beer Restaurant宮」(カフェ&ビヤレストラン宮)メニューより
言葉で説明されても良くわからないと思いますので、画像でどのようにソースをかけるかを見てください。
宮のたれを直接鉄板にかけて鉄板の熱で生の玉ねぎを調理するイメージです。ここでしっかりと熱しておかないと、すこし、というよりはかなりタマネギのにおいが口に残るのでご注意を。
ご飯はお替り自由。安定の宮クオリティはうれしいです。
他のステーキの宮と同様に「ご飯のお替り自由です」
これは、たくさん食べたい人にとっては非常にうれしいサービスです。
気になる肉について。リブロースのミディアムは少し火が入りすぎかも。レアが好きな方はサーロインとヒレが良いと思います。
実際に、羽田空港のステーキ宮にてステーキを食べましたが、肉の種類によって焼き加減の制限があるため、好きな部位を頼むというよりは、好みの焼き加減が出来る部位を選ぶことになるかも。。。と思ったのが正直な感想です。
↑リブロース 300g
↑ハンバーグとサーロインステーキ たぶんステーキは120gほど?
今回はサーロインのレアとリブロースのミディアムをオーダーしましたが、実際に出てきた肉の断面を見るのが一番わかりやすいと思います。
リブロースのミディアムはかなり火が入っているのがわかると思います。出てきた瞬間も結構火が入っていましたし、鉄板で提供される肉の宿命ですがその後もずっと火がはいりつづけます。結果、ミディアムというよりはウェルぐらいの焼き加減だったと思います。
反対に、サーロインのレアは非常にきれいなレアでしてとても美味しかったです。
参考情報:肉の焼き加減10段階
【肉 焼き具合10選】ステーキの焼加減 多発するレア・ブルー問題 - ゆらゆら。まったり。
いきなりステーキになれていたり、そもそもレアが好きな方はリブロースではなく、サーロイン及びヒレのオーダーが無難です。
「Caffe & Beer Restaurant宮」(カフェ&ビヤレストラン宮)という店名通りアルコールも充実しています。
店名にビールの文字がある通り、おいしくビールも飲めるのが羽田のステーキ宮の良いところです。
メニューには複数種類のビールの用意がありました。
日本のビールでは、
アサヒスーパードライ、アサヒドライブラック、TOKYO隅田川ブルーイングケルシュスタイル、 TOKYO隅田川ブルーイング香るヴァイツェン
その他海外のビールも用意されています。
また、ビール以外にもワイン、ハイボール、サワー、カクテル、焼酎などの用意も有りました。
完全にお酒が飲めるお店です。飛行機搭乗前に泥酔しないように注意しないといけないですね。
隅田川ブルーイングのビールを頼みましたが、グラスサイズを少し大きくしたぐらいなので量を飲みたい方には向かないかもしれません。
羽田空港のステーキ宮、気になる料金は一人4,000円~5,000円ほどになりそうです。(ステーキを食べた場合)
気になる料金ですが、ステーキを食べてお酒を少し飲んで二人で約一万円でした。
一人当たりで考えると、上記のような利用の仕方だと4,000円~5,000円ほどの単価のお店だと思います。
空港の食事は高額になりやすいですが、それでも結構いい値段になるな。という感想です。といっても、肉が食べたいわけですからチャンスがあればまだ食べていないヒレを食べにまた利用しようと思います。
本当は、一日限定15食の「名物!牛フィレステーキ宮サンド」も購入しようとしたのですが、残念ながら売り切れでした。
購入したい場合はお昼ぐらいまでに売り切れてしまっているようなので、その時間までにお店利用するしかなさそうです。
羽田空港でステーキが食べられるなんて、なんて贅沢なお店でしょうか。検査場前、南ウィングの端にあると時間的制約が気になる立地ではありますが、チャンスがあれば利用してみてください。