カジノのゲームの一つに「クラップス」が在ります。
超個人的意見で恐縮すが、カジノで一番盛り上がるのはクラップスです。カジノの他のゲームには無い、カジノ V.S 参加者の興奮を知ってしまうと、病みつきになりカジノに行けばクラップスが無いか探し回るクラップスゾンビへと変貌します。
しかし、日本人がたくさんいるカジノでもクラップス楽しんでいる人は少数。これはとてももったいない。
本当は簡単なのですが、ルールが複雑そうに見えるのと、何が楽しいのかを知らないから興味がわかないのではないかと勝手に推測しています。
初心者用にクラップスのこれだけ知っておけば大丈夫というルールの説明と、私が勝手に思っているクラップスの魅力を列挙します。
- クラップスの簡単すぎるルール説明。覚える賭け方は3つしか無い。
- 面白すぎる理由1 カジノで唯一サイコロを客が振ってゲームすることが出来る。
- 面白すぎる理由2 カジノと参加者全員で戦っている感じが超楽しい。
- 面白すぎる理由3 1ゲーム終了しない限り、賭けたお金がずっと生きている感覚が楽しい。
クラップスの簡単すぎるルール説明。覚える賭け方は3つしか無い。
クラップスの魅力を語る上で、最低限のルールだけは知っておかなければ魅力はわかりませんので、超簡単に簡素化したルールをお伝えします。
下の画像を見てください。これが、クラップスの盤面です。実際には大きなテーブルを囲いながらやりますが、これと対象の図形が反対側にもあるだけなので、下の画像がクラップスのテーブルに書かれている図形のほぼ全てです。
上記のクラップスで使う図柄の中から、覚えなくても良い部分を灰色で塗りつぶしてみました。
実は、初心者だけではなくある程度ゲームを楽しむようになっても、使う場所はこれしかないのです。塗りつぶした場所は使いませんので安心してください。
とにかくいろいろと書かれているので、最初から「難しそう」とクラップスをあきらめる人が多いのですが、実は使う場所は少ないですし、そして覚えるべき賭け方は実は3つしかありません。
覚えるべき賭け方1 PASS LINE
とりあえず、カジノでクラップスのテーブルに着いたら、他の人がこの「PASS LINE」に賭けているタイミングで、自分もミニマムベット分のチップを置いてみてください。
(詳しく書くと、サイコロを振る人が第一投目を投げる前までPASS LINEには賭けることが出来ます。2ゲーム目以降は、COMEがその役割を担いますが、最初は覚えなくても大丈夫です)
実は、これでクラップスのゲームへの参加は終了です。
後はサイコロの目がどうなるかを楽しむだけです。
クラップスのルールが複雑に感じてしまう理由の一つに
- 1回目のシュート(サイコロを振る行為)ではうれしいのは7と11 ⇒勝ち
- 2回目~n回目のシュートでは、うれしくないのは7 ⇒負け
と、1回目とそれ以降のゲームにて「7」の価値が変わる点があります。
あなたがPASS LINEにチップを置いて、シューター(サイコロを振る人)がサイコロ振って最初の1回目に、7もしくは11が出たら、あなたの勝ちです。
PASS LINEに賭けた額と同額のチップが貰えます。※PASS LINE上のチップも回収してしまって大丈夫です。
1回目のシュートで、2 3 12 の目がでると、これは「負け」です。PASS LINEに置いたチップは回収されてしまいます。
まず、ここまでが最初に覚えるべき賭け方1の「PASS LINE」です。
サイコロを振る人の第一投目は「7と11」が出ることを祈り、2投目以降は「7」が出ないことを祈りましょう。
※2投目以降は11が出ても問題無しです。
覚えるべき賭け方2 これこそカジノ唯一のハウスエッジ0「オッズベット」
一投目で勝ちの「7」「11」、負けの「2」「3」「12」が出なかった場合は、4~10の何かしらの数字が出ているはずです。
2投目以降は、その数字が当たりの数字となり、サイコロを投げるシューターはその当たり数字が出ることを祈ってサイコロを振ることになります。
2投目以降は、PASS LINEだけではなく、他の賭け方もできるようになります。その際に重要なのがオッズベットです。
このオッズベット、カジノのゲームの中で唯一カジノ側の取り分⇒ハウスエッジが設定されていないとされる賭け方で、単純にあなたが賭けた金額に対して、払い戻しがあります。
クラップスで勝っていく上でも最重要な賭け方です。
仮に、シュートされたサイコロの目が「6」だったケースを想定して説明をさせていただきます。
1投目に「6」が出た場合、その後の当たりは「6」になりますので、わかりやすいようにテーブル上部の数字が並ぶ場所にある「6」には、マークが置かれます。
下の画像では、「ON」と書かれた印が置かれている状態です。
くり返しになりますが、2投目以降は「7」が負け、今回のケースだと「6」が勝ちとなり、幸運にも6が出たらPASS LINEに賭けた金額と同じ額が支払われます。
オッズベットは、このPASS LINEに賭けたチップに対して、追加でチップを置けるイメージです。ですので、オッズベットした場合も勝ちになるのは、今回のケースだと「6」になります。
細かい数字は覚えなくてよいですが、「ON」が置かれた(つまり一投目後に当たりの数字になった)目によって、賭け方と払い戻しの金額が異なるのが、このオッズベットの少し難しい点。
初めてクラップスをする人は
- 4,10が当たりの場合 賭ける金額は5の倍数 払い戻しは賭けた額の2倍
- 5,9が当たりの場合 賭ける金額は5の倍数 払い戻しは賭けた額の1.5倍
- 6,8が当たりの場合 賭ける金額は6の倍数 払い戻しは賭けた額の1.2倍
(オッズベットでの払戻し計算。実際にはPASS LINEの分も勝つので、それぞれ3倍・2.5倍・2.2倍の払い戻しがあります。)
特に、ONが置かれている当たり数字が6,8の場合は賭ける金額が6の倍数。という点だけ頭の片隅にあればOKです。
なぜなら、払い戻しはディーラーが勝手に計算してくれますし、6,8が当たり目の際に間違った金額を賭けてしまっても、ディーラーから訂正されますのでそこで直せばよいだけなので。6,8だけ少し特殊だったなと覚えておけば、焦ることは無いはずです。
一応根拠となる、それぞれのサイコロの目のパターンと確率をお伝えしておきます。
目の合計数字 | パターン及び確率 |
---|---|
2の目 | 1&1 (1通り:確率2.7%) |
3の目 | 1&2、2&1 (2通り:確率5.5%) |
4の目 | 1&3、3&1、2&2 (3通り:確率8.3%) |
5の目 | 1&4、4&1、2&3、3&2 (4通り:確率11.1%) |
6の目 | 1&5、5&1、2&4、4&2、3&3 (5通り:確率13.8%) |
7の目 | 1&6、6&1、2&5、5&2、3&4、4&3 (6通り:確率16.7%) |
8の目 | 2&6、6&2、3&5、5&3、4&4 (5通り:確率13.8%) |
9の目 | 3&6、6&3、4&5、5&4 (4通り:確率11.1%) |
10の目 | 4&6、6&4、5&5 (3通り:確率8.3%) |
11の目 | 5&6、6&5 (2通り:確率5.5%) |
12の目 | 6&6 (1通り:確率2.7%) |
4や10は確率が悪いので、払戻金額が大きくなり、反対に6や8は「7」についで確率が良いので、払戻金額が少なくなっています。
ここまで理解したら後はオッズベットするだけです。チップを置く場所は自分がPASS LINEで置いたチップの下部です。ここに2投目以降のタイミングで皆が賭けている際にチップを置けばオッズベットできたこととなります。
とても良い賭け方なので、最初にPASS LINEに置いた額基準でオッズベットできる金額の上限が決まっていたり、テーブルごとにリミットが在ったりしますが、注意されたら直せばよいやと考えておけば大丈夫です。
覚えるべき賭け方3 当たり数字を増やしていける!プレイスベット(Place Bet)
最後のプレイスベットは、確率だけ考えると手を出さないほうが良い賭け方なのですが、私的にはクラップスが面白い理由の大きな一因を担っていると思っているので、ご紹介します。
このプレイスベットは、先ほどのオッズベットと同様に、2投目以降からの賭け方です。
下の画像を見てください。
数字の5と8の場所にチップが追加されています。これがプレイスベットです。
とにかくクラップスは2投目以降は「7」が出なければよく、今回のケースだと「6」が当たりです。このプレイスベットは当たり目を増やす行為です。上記の画像だと、サイコロの目が5でも8でも勝ちとなります。
プレイスベットする場合の注意点は二つあります。
まず、一つ目はチップは自分で置いてはダメです。
必ずディーラーに置いてもらってください。ディーラーとのお金やチップの受け渡しは手渡しは絶対にNGですので、テーブル上に投入れ、交換や配置をしてもらう必要があります。
初めてだと少しハードルが高く感じるかもしれませんが、今回のケースではチップを投げ入れて「ファイブ、エイト」と言えば置いてくれます。相手もプロですので。
二つ目の注意点は、これまた掛け金と払い戻し金額が数字によって異なる点です。
といっても、先ほどのオッズベットと同様ですので、6と8に賭ける際に掛け金を6の倍数にしていれば大丈夫です。(払い戻しはディーラーに任せましょう。間違えませんので)
このプレイスベットは「7」が出てしまって負けるまではずっと有効になります。つまり、今回のケースでは5,8はサイコロの目が出るたびに勝ちとなります。
これがうれしい!「7」が出ない限りはずっとチップを稼いできてくれるので、有難い数字になるのです。
以上の3つが重要な賭け方です。慣れてきたら「COME」なども駆使して楽しめるのですが、最初は覚えなくてよいです。
これ以外の賭け方(最初に灰色で塗った部分)は、
参加者たちの逆に賭ける興ざめしてしまう賭け方や(Don't PASS BAR)⇐これ絶対NG、
ハウスエッジの大きいそんな賭け方ばかりなので無視して楽しみましょう。
基本的なルールを理解したところで、次にクラップスの魅力をお伝えします。
面白すぎる理由1 カジノで唯一サイコロを客が振ってゲームすることが出来る。
カジノのゲームにて、参加者自身がゲームの勝敗の「目」に直接触れるゲームは無いのではないでしょうか?
クラップスはゲームの中において、サイコロを振るのはシューターと呼ばれる客側の代表者です。(振り番は時計回りで回ってきます。拒否してもOK)
このシューターになった時は、サイコロを振ってゲームの勝敗を決めるサイコロの目を自分の力で引き寄せることが出来るのです。
わかっています!サイコロの目は確率に支配され、好きな目を出せるわけではないことは!
しかし、それでも楽しいのです。
配られたカードをめくるだけではなく、最初に切られたカードの順番で勝敗が決するわけでも無く、ディーラーがシュートした玉が偶然どこかの目に入るのを当てるのではなく、
自分でサイコロを振って、目をだすという行為が。
これがたまらなく面白い。
他の参加者たちはシューターが出すサイコロの目で勝負が決するので、必然的に客側の代表のような気分でゲームに参加することが出来ます。
投げる際の注意点を書いておくと、
- サイコロは全て片手であつかう⇐両手はNG
- サイコロをあつかう手は皆に見える場所にあること⇐テーブルの外に出さない
- サイコロはテーブルの反対側に投げ、転がりながらでも良いので壁側面まで到達させる
という3点があります。
サイコロを選ぶ、振るという所作に人それぞれの特徴もでて楽しい。
自分でサイコロを振る番もおもしろいですが、他の人がシューターでサイコロを振る姿も楽しみの一つです。
シューターに選ばれると(といっても順番ですが)カジノ側の人から、大きな耳かきのような棒でサイコロが5つ~6つ、目の前に置かれます。
シューターはこのサイコロの中から、自分が気に入ったサイコロを2つ選ぶことが出来ます。
このサイコロを選ぶ所作も人それぞれ異なっており、ルーティーンのごとく同じ所作でサイコロを選ぶ人などがいて、見ているだけで盛り上がります。
私がこれまでで一番気に入ったサイコロの選び方は、
- サイコロ全てを同時に振る
- 出た目が大きいサイコロを2つ選ぶ
- 選んだサイコロをもう一度振る
- その後上部のサイコロの目を一度6に合わせる
- ようやく本番のシュートを行う
という人でした。か、か、かっけーー。そしてなげーー。
たぶんずっとクラップスのサイコロを選ぶときにはこの方式で選んでいるのでしょう。一連の作業に淀みは一切ありません。
これ以外にもいろいろなサイコロの選び方があって、皆自分でサイコロを振ることができるクラップスの特徴が楽しくて仕方ないのだと思います。
面白すぎる理由2 カジノと参加者全員で戦っている感じが超楽しい。
クラップスが他のカジノゲームと一線を画すのは、
カジノ V.S. ゲーム参加者全員
という構図で戦うゲームだからです。参加者は仲間のような立ち位置になるので、とにかく知らない人と盛り上がる。
細かいことは覚えなくてよいのですが、サイコロをシュートする人に自分の掛けたチップの行方は全て委ねたことになります。
この投げる人がずっと勝ちになる目(というよりは負けない目)を出し続けてくれる限りには、お金は減らずに増え続けますので、まさにシューターを通して参加者全員がカジノと戦っている気持ちになります。
必然的に、負けない目が出続けて参加者側が勝ち続けると、テーブル単位で盛り上がります。
全然知らない人から「ナイスシュート」と声をかけ続けられたり、ハイタッチを求められたり、肩をたたかれ無言で「良い仕事しているね」とアイコンタクトを送られたりします。
カジノでうるさい声が聞こえたら、バカラのテーブルかクラップスかスロットで大当たりしているかです。
盛り上がらない理由が無いのです。
私もずーーーっと負けの目が出ないでサイコロを振り続ける回があったのですが、その時はサイコロを振るたびに知らない人が私の肩に手を乗せ褒め続けてくれました。
テーブルの反対側の人も目で合図を送ってきます。無言なのでどういう意図かを勝手に判断すると「よくやった」と言っているはずなのです。なぜなら負けの目を出さない限りずっとお金増えていきますから。
反対に「7」が出ると皆一斉に悲しみます。他のカジノゲームと異なり参加者の勝敗は基本的には一蓮托生です。
皆勝つときは勝ちですし、負けの時は負けですから不思議な一体感が生まれています。
この参加者全員で喜び・悲しみを分かち合うのがクラップスの醍醐味とも言えます。
面白すぎる理由3 1ゲーム終了しない限り、賭けたお金がずっと生きている感覚が楽しい。
これはプレイスベットの解説でもお伝えしましたが、プレイスベットをしている状態で、「7」が出ないと本当に楽しい。一度置いたお金がずっとお金を稼いできてくれる。この感覚が個人的に一番好きです。
カジノの他のゲームでは、基本的に1ゲームごとにゲームは終了しリセットされます。しかし、クラップスではとにかく7が出ない限りは、ずっとプレイスベットのチップは生きていますので、チャリンチャリンと稼いできてくれます。
クラップスはアメリカやカナダ、ヨーロッパのカジノでは人気ゲームのため盛り上がっているようですが、アジアのカジノだとなかなか見つけることが出来ません。
私が行ったアジアのカジノでは
- シンガポール
- マカオ
- フィリピン
にて楽しむことが出来ましたが、韓国やベトナムのカジノではクラップスを見つけることはできませんでした。
テーブルがあったとしても誰も人がいなかったりして悲しい思いをすることもあるのですが、もし、盛り上がっているクラップスのテーブルを見つけたら、是非参加してみてください。皆優しくいろいろと教えてくれますし、今回ご紹介したように単純なゲームですので、すぐに盛り上がることが出来ると思います。