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AmericanExpress みずほ銀行と提携クレジットカード発行

AmericanExpress(AMEX、アメックス、アメリカンエクスプレス)と、みずほ銀行提携のクレジットカードの発行が発表されました。しかも、グレードは「プラチナ」です。

取り扱いは2018年4月2日からとなるようです。

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※券面デザインはイメージです

まとめ

  • AmericanExpressとみずほ銀行提携プラチナカードが発表されました。AMEXが発行する提携プラチナ・カードは日本初です。
  • 通常のプラチナ・カードのベネフィットの他に「みずほプレミアムクラブ」のベネフィットも享受できます。
  • 一般的なプラチナ・カードの扱いがどんどん相対的に低くなって、、、残念です。

【目次】

 

AmericanExpress社が発行するプラチナ・カードとしては日本初提携カードです。

AmericanExpressはクレジットカードの国際ブランドとして認知されていると思います。決済ルートとして活用されていますが、自社でもクレジットカード発行の審査を行い、発行しています。これは、VISA・Mastercardなどには無い機能です。(JCBは実施しています。)

このAmericanExpress社が自社で発行しているカードは、俗に「プロパーカード」などと呼ばれていますが、今回発表されたみずほ銀行との提携カードは、提携先のあるプロパープラチナカードとして、初モノになるようです。

プレスリリース

https://www.mizuhobank.co.jp/release/pdf/20180316release_jp.pdf

 

 

AmericanExpressのプラチナ・カードの特典はそのまま使えそうな雰囲気。

元々、インビテーション制のAmericanExpressのプラチナ・カードは一般的にはハードルの高いクレジットカードです。

インビテーションが届く基準はさほど高くないと思われますが、何よりも年会費140,400円(税込)は、一部のカード好きか、本当の富裕層以外は少し躊躇する金額だからです。

↓AmericanExpressのプラチナ・カードのインビテーション到着までの決済額や、その他情報は下の記事にまとめてあります。

高額な年会費(世界一高いとも言われている)を徴収するのであれば、それに見合うサービスが無ければ成り立ちません。

AmericanExpressのプラチナ・カードを保有することにより、様々なベネフィットを手に入れることが出来ます。

 

提携しているホテルでの上級会員

ホテルの上級会員になることもできます。一番大きいのは、SPGのゴールド会員にAmericanExpressのプラチナ・カードを保有している事でなれる点です。この会員資格を活かして、マリオットホテル、リッツカールトンなどの系列ホテルのゴールド会員にそのままなることもできます。

日本国内において、クレジットカード保有にてSPG系列のゴールド会員になれるのは、このAmericanExpressプラチナ・カードと、同アメックスのSPG AMEXだけだと思われます。

その他にも、

ヒルトンホテル:ゴールド会員

シャングリラホテル:ジェイド会員

カールソンホテル:ゴールド会員

といった、資格にいきなりなることが出来るのは大きな得点です。

 

一部で好評な誕生日プレゼントも貰えます。

誕生日プレゼントも有名です。絶妙なチョイスによる、絶対に買わないし、貰ったらどうしていいのか?というプレゼントを毎年贈り続けてくれます。

一部のマニアの人に大好評です。

 

バゲッジタグも初回は送付されてきます。

入会特典で貰えるバゲッジタグはヤフオクで売ることも出来ます。

 

有名なコンシェルジュデスクが利用可能。とにかく便利。

また、一時はプラチナ・カードのコンシェルジュデスクといえばAmericanExpressの独壇場でした。

現在は多くの方がLuxuryCardのコンシェルジュに高い評価をされていますが、とはいえAmericanExpressのコンシェルジュも非常に重宝します。

私もたびたび利用していますが、ウラジオストクのレストランを調べて予約してもらったり、都内で会食をする場合のお店をチョイスしてもらったり、と非常に便利なサービスです。

この他にも、ホテル予約にて全く宿が取れない時でもAMEXが確保しているのか分かりませんが、力尽くでも部屋が予約出来たり、雪が降ってしまい急ぎスタッドレスタイヤを装着したレンタカーを手配しないといけない時なども、個人ではお手上げでしたがAmericanExpressなら余裕で確保してくれました。

一つ上のサービスとして非常に心強いのが、アメックスのプラチナカードだと思っております。

 

付帯されるみずほプレミアムクラブは資産1,000万円以上がインビテーション条件のサービス

今回の提携カードには、みずほ銀行のサービスである「みずほプレミアムクラブ」が付帯するようです。このみずほプレミアムクラブのサービス内容はどのようなものが有るのでしょうか。代表的なサービス内容を抜粋したいと思います。

みずほプレミアムクラブはインビテーション制のサービス

まず、このみずほプレミアムは誰でも加入できるものではありませんでした。

加入条件は結構厳しめ1,000万円以上必要。

加入条件には以下のように記載されています。

対象となるお客様

 

みずほ銀行でのお預かり資産ならびに所定のお届をいただいたみずほ信託銀行およびみずほ証券でのお預り資産の合計額が1,000万円以上であることに加え、みずほ銀行でのご預金残高が 50万円以上であること等、みずほ銀行所定の条件を満たしていただいたお客様(普通預金(無利息型)の残高は上記に含めません。)

お取引状況により、サービスをご利用いただけなくなる場合もございます。あらかじめご了承ください。

 みずほ銀行、みずほ証券、みずほ信託銀行にて確認できる資産が1,000万円以上、且つ、みずほ銀行での預金残高が50万円以上を満たしていなければインビテーション(招待)もうけられないようです。

私の様な庶民には高いハードルです。みずほ系にまとめるかという問題も有りますし。

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みずほプレミアムクラブで得られるものは様々な上顧客としてのサービスです。

わざわざインビテーションにて勧誘するほどですので、みずほプレミアムクラブのサービスですが、結構使えるサービスもあると思います。代表的なサービス(個人的チョイス)を列挙したいと思います。

①ATM手数料無料

・みずほ銀行ATMでの時間外手数料が24時間無料

・コンビニATM利用手数料、時間外手数料が無料

など

時間外でも手数料がとられないのは本当にありがたいです。塵も積もれば山となるではないですが、時間外の手数料は年間で考えるとバカになりません。仕事で飛び回っている人だとどうしても時間内に引き出したりできない事は多々ありますので、うれしいサービスです。

 

②振込手数料無料

・みずほ銀行、イオン銀行、みずほダイレクト利用時のみずほ銀行本店支店宛の振り込み手数料が無料

・他の銀行については、月4回無料

振込手数料についても無料枠が有ります。うれしいのは他行への振り込みも月4回までなら無料な点。これは大きいですね。異なる銀行間での振り込みは数百円の手数料がかかります。これが無料になるは嬉しいです。また、それが「4回」も無料というのは絶妙なラインです。

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③再発行手数料が無料

・通帳、各種カード、ワンタイムパスワードカードなどの再発行が無料(通常それぞれ、1,080円費用が掛かります。)

④貸金庫

・貸金庫の手数料が40%割引。(手数料の金額は支店確認)

貸金庫の相場が分からないので、評価できませんが40%オフというのは響きとして最高です。

⑤住宅ローン一部手数料無料

住宅ローン関連の手数料が一部無料になります。

・住宅ローンを利用する場合は、事務手数料が無料

・現在住宅ローンを利用している場合は、繰上返済手数料や金利方式切換手数料等が無料

 

個人的には住宅ローン関係の特典が素晴らしく大きいかと思います。事務手数料、そして何より繰り上げ返済手数料が無料になるのは本当に大きい。

みずほ銀行の住宅ローンのユニークな商品としては、住宅ローンの借り換え時に融資実行のタイミングがフレキシブルなものが有ります。

これは分譲マンション購入⇒数年後に戸建住宅建築などのケースで、既存借入があって更に借り換えて住宅用途の資金を用意したい場合に、非常に重宝するものです。

とても良いローン商品なのですが、こういった住宅ローンを利用する際に各種手数料が無料になるのは本当にうれしいですし、金額的にも大きいです。

 

この他にも、グルメやトラベル、アート関係などで特典が用意されているようです。様々なシーンで活用できるのではないでしょうか。

 

このようなサービスがAmericanExpressのプラチナ・カードに付帯してくるとしたら、強力なサービスになると考えられます。

 

【予測ですが】みずほプレミアムクラブ会員であることが加入条件か?

二つの素晴らしいサービスが組み合わさった形となる、みずほ銀行提携AmericanExpressプラチナ・カードですが、現状、加入条件や年会費などは不明です。

カード発行について勝手な予測をすると、みずほプレミアムクラブ会員の中から選定されるのではないかと思っております。

というのは、二つを比べたときに、加入条件が厳しいのはみずほプレミアムクラブのほうがハードルが高いと考えられます。

顧客サービスの内容などを考えると、あくまでもみずほ銀行が選定した顧客に対してインビテーションが送付されたり、会員を募るのではないでしょうか?

 

 

一部の人が対象となるカードだと思いますが、AmericanExpressが精力的に会員獲得に動いてくれるのは嬉しいです。

こういったプラスアルファのクレジットカードが出てしまうと、AmericanExpressプラチナ・カードの立場が相対的にどんどん低くなるのでは。と危惧してしまいます。まあ、低くなっていっているのですがね。

 

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