AmericanExpress(AMEX・アメックス・アメリカンエキスプレス)のプラチナ・カードにようやくメタル(金属製)のカードが登場しました。
他の国々では既に発行されていたメタルカードですが、日本では2018年から発行をスタートとなります。
アメリカでは既に発行されていたアメックスプラチナ・カードのメタル仕様
実は、このAmericanExpressのプラチナ・カードメタル仕様ですが、日本での発行が遅れていただけで、アメリカでは既に発行されているカードとなります。
アメリカで発行されているプラチナ・カードメタル仕様を確認すると、プラスチック製のAmericanExpressプラチナカードと大きな違いが何点か確認できます。
- カード番号が無くなっている。⇒裏側へ移動のようです。
- ICチップの小型化。⇒「余計なもの」が小さくなりすっきりとしている。
日本で発行されるメタルカードの券面はまだ確認できていませんが、同様の仕様になると予想されます。
AmericanExpressメタルカードはメインカードのみ。家族カード・ACカード(セカンドカード)は対象外
プラスチック製のカードをメタル仕様に変更できるのは、メインカードのみの対応となります。それ以外の家族カード・ACカード(セカンドカード)は対象外となっていますので、ご注意ください。
AmericanExpressメタルカードの重さ・厚さ・カードサイズを解説
メタルカードのサイズについては、AmericanExpressの公式HPに情報が載っていますので、ある程度のサイズは確認することが出来ます。但しこの公式HPの情報は数値をかなりアバウトに記述していると思われますので、正式なサイズではないと思われます。
↓公式HPに掲載されているAmericanExpressメタルカードのカード情報
[Specification]
Metal Weight : 15g
Height : 54mm
Width : 85mm
Thickness : 1mm
クレジットカードのサイズは、各社が自由に設定しているわけでなく、「ID-1」という国際規格に適合したサイズになっています。その国際規格である、「ID-1」を見てみるとAmericanExpressのメタルカードの正式なサイズが分かります。
「ID-1」
【縦53.98mm 横85.60mm 厚さ0.76mm 角の丸みの半径を3.18 mm】
ID-1は、
大きさが 85.60 × 53.98 mmであり、銀行のキャッシュカードやクレジットカードなどに採用されている。今日では多くの国で自動車運転免許証のサイズとしても使われている。また、会員証のプラスチックカードなどもこのサイズが多い。この形状は、縦横が黄金比になっている。
出典:Wikipedia
AmericanExpressのメタルカードはLuxuryCard(ラグジュアリーカード)よりも軽い
AmericanExpressのメタルカードの重量は公式HP情報の15gから、アメリカで既に発行されているメタルカードの重量19gの間になると思いますが、この重量は同じ金属製カードとなる、LuxuryCard(ラグジュアリーカード)よりも軽いと考えられます。
LuxuryCard(ラグジュアリーカード)の重量を図っている情報ではTitaniumカードにて重量は21g~22gとなっていました。
同じカードサイズなのに重量が軽いという事は、比重の低い素材にてカードを作っている事になります。LuxuryCardのTitaniumはステンレス製ですので、ステンレスよりも軽いモノでカードが構成されていると考えられます。
プラスチック製のクレジットカードとの重量比較 約4倍ほどの重量は質感を感じるはず。
一般的に使われているプラスチック製のクレジットカードの重量は約5gとされています。AmericanExpressのメタルカードは約15g~19gですので、比較すると約3倍~4倍の重量になります。
この圧倒的な重量がカードの質感を高めるため、メタルカードにとって重量は重要な要素です。
LuxuryCardを利用している人に聞くと、会計時に確実にカードの重量にて驚かれるそうです。また、高確率で想像しているカード重量と異なるため、手元からこぼれて落とされたりもするようですが、そのやり取りが良いのだ。という方もいます。
AmericanExpressのメタルカードでも同様の事が起こると思われます。
AmericanExpressプラチナカードメタル仕様の入手方法
AmericanExpressプラチナカードを保有している場合
プラチナカードメタル仕様の入手方法は既にプラチナカードを保有している人は簡単に保有できます。
AmericanExpressから順次、メタルカードへの切り替え申込用紙が送られてきますので、希望する場合は必要事項を明記の上返送すれば、金属製カードに切り替えることが出来ます。
また、その際に利便性を考えてプラスチックのカードを残すことも出来るようです。
AmericanExpressプラチナカードを保有していない場合
現在、AmericanExpressのプラチナ・カード会員でない場合は、まずはプラチナカードを保有しなければ、金属製のカードは手に入れることが出来ません。
年会費130,000円(税別)という高額年会費のカードですので、AMEXのプラチナカードを保有するのは無理!と思われている方も多いですが、実は最近では、それほど難易度の高いカードではないです。
上の記事にまとめていますが、年収は400万円程・利用金額は年間100万円程でインビテーションが届いていたりします。
使い倒せば使い倒すほどお得になっていくのが、高額年会費のクレジットカードですので、沢山利用する!と思う方は狙ってみても良いのではないでしょうか。
プラチナカードのインビテーションを貰うには、まずはアメックスのゴールドカードから利用していきましょう。
古い情報で恐縮ですが、これまではプラチナカードのインビテーションを貰うためには、まずは、AMEXのゴールドカードを作成し、一定の利用を繰り返す必要が有りました。
この際に注意点としては、AMEXが発行している他のカードや、提携しているAMEXプランドのクレジットカードをいくら利用してもインビテーションが届くことは有りません。
具体的には、ANA AMEXやセゾンAMEX、楽天AMEXなどの利用では、いくら使ってもプラチナカードのインビテーションが届くことは有りませんので、ご注意ください。
まずは、ゴールドカードを作り、そしてそこから育てていくことで、いつしかプラチナカードへの道が開ける。という何とも使う事が楽しくなるクレジットカードがアメックスの特徴です。
↓ゴールドカードでアメックスの扉を開けてみる
但し、最近はこの流れが大きく変わっています。多額の利用をしてインビテーションを受け取るという道も有りますが、それよりも重要視されているのがAMEX側の選定です。
AMEX側のプラチナカード選定に重要な3要素をお伝えします。
2018年10月2日。アメリカン・エキスプレス・インターナショナル(アメックス)の日本社長・清原正治氏が、メタルカードの発行報告と共に行ったメディア向けの説明会にて、これからのプラチナカード発行の新しい基準を伝えています。
従来の、ゴールドカード ⇒ プラチナ・カードインビテーションという流れではなく、利用者のライフスタイルを見て、プラチナカード保有に際してふさわしい人だ。と判断されると、いきなりプラチナカード保有が出来るようになっています。
アメックス社が伝えたプラチナカード保有にふさわしい人の人物像
1 グローバルに活動している人
2 多忙を極めるビジネスパーソン
3 クレジットカードを人生を豊かにする投資と考える人
出典:MONEY PLUS
上記に該当する様な方は、これまでのルートではなく直接のお誘いや、営業による勧誘などでプラチナカードへのお誘いが来る可能性が高く、ゴールドカードからのランクアップをせずとも保有者になれます。
裏技としてはプラチナカード保有者からの紹介制度を利用する
個人的には、「クレジットカードを育てる」という独特な感覚が好きなのですが、中にはゴールドカードから育てるのは非常に面倒なのでいきなりプラチナカードが欲しいという方もいるかと思います。
その様な場合は、AMEXのプラチナカード保有者からの紹介制度を活用してください。プラチナカード保有者の知り合いがいれば、インビテーションを待たずにプラチナカードに申し込むことは可能です。
どうしてもすぐに保有したい場合は、プラチナカードホルダーを探すのが一番の近道です。
遂に日本でもAmericanExpressのプラチナ・カードのメタル仕様が発行されます。高級感あるカードになりますので、クレジットカードが好きな人は狙ってみてはいかがでしょうか。