出張族の相棒といえば、ビジネスホテル、ポイントサイト、そしてキャリーバッグだと個人的には勝手に思っております。かくいう私も、年間300日の出張の中で毎日右手には相棒となるキャリーバッグを持っており、無くてはならない存在として大切に扱っております。毎日キャリーバッグを引いている人にはわかると思いますが、右手と左手の手のひらにはキャリ―バッグダコが出来ており、皮が厚くなっています。
そんな出張族の方に朗報です。どうやら既に世の中は進歩し、キャリーバッグを引いて歩く。といった行動すらとらなくてよい世の中になるようです。
引用元:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1712/04/news097.html#l_am1535_robsuit6.jpg
米ロボットメーカーのTravelmate Roboticsが“自走する”スーツケースを日本でも発売する。スマホアプリと連動し、ユーザーが歩くと後ろをついてくる。
もう、荷物すらついてくる時代なんて恐ろしいですね。垂直に立った状態と地面に平行にした状態どちらでも移動可能なのようです。
製品的な特長は以下にまとめております。
引用元:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1712/04/news097.html#l_am1535_robsuit6.jpg
- スーツケースの重量をスマホアプリで確認することができます。チェックイン時の事前チェックが可能です
- バッテリー残量をLEDライトで確認することができ、また移動する方向にLEDが点滅します。ライトのカラーもカスタマイズ可能です。
- 付属のGPSタグで、いつでもスーツケースの位置を確認することができます。ロストバゲージや盗難の際に役立ちます。
- スマホから通信してロックの施錠・開錠ができる権限を与えることができます。
- Bluetooth4.1では効率的なデータ通信が可能となり、大容量転送、消費電力の削減にもつながります。
- USBポートが2口搭載。スーツケース付属のリチウムイオンバッテリーは取り外しができ、スマホやPC等のデバイスの充電が可能です。
- 歩行速度に合わせて最高速度9kmでユーザーの後を自動追跡します。
スーツケースの重さ自動チェック
スマホでスーツケース自体の重さを管理できるようです。LCC搭乗の際には重要の確認は重要です。重量オーバーにて追加料金を取られるのは非常に悲しいですからね。
しかし、このスーツケース。スーツケースそのものが重そうです。駆動するモーターや電子的なものが付くことにより、勝手な予想で2~3キロは通常のスーツケースよりは重いのではないでしょうか?
であれば、そもそもLCC向きではないなと思います。だって春秋航空なんて5.5kgですからね。荷物無料なの。
バッテリー残量の確認
画像を見てもらうとわかる通り、表面にかなり明るい光源をつけてます。ギラギラ。本当にギラギラ。これが、キャリーバッグ自体のバッテリー残量を表せるようになっているようです。
キャリーバッグ自体は、連続駆動時間4時間と書いてありましたので、バッテリー切れの可能性はそこまで高くは無いと思われます。
付属のGPSタグで、スーツケースの位置を確認
ロストバゲージが理論的には無くなりますね、これは。電子タグの設置などは他のスーツケースメーカーでも実装してきているので技術的に新しいものではありませんが、やはりうれしい機能だと思います。
スマホから通信してロックの施錠・開錠ができる
スマホで開錠の場面は中々想像できないですが、盗難などにあった際に施錠の確認が出来ることは嬉しいと思います。前述のGPSタグと合わせて可及的速やかにバッグに近づいていくことが出来るのではないでしょうか。
まあ、ここまでして中身とられていたらあきらめがつくというものです。
USBポートが2口搭載
USBポートが2口ついていてそこから充電などの対応が出来るようです。私も少し前に知ったのですが、USBポートがついているキャリーバッグは、以前から存在していました。
ビクトリノックス・ジャパン公式Tumblr - レキシコン ハードサイド コレクション
今回の製品との大きな違いは見られませんね。どちらもバッテリーは後付けです。それはそうですよね、飛行機の預入荷物にすることがバッテリーは出来ませんので、取り外す必要が有ります。
バッグの開け閉めをしないでも充電対応できるという点が便利という事ですかね。
歩行速度に合わせて最高速度9kmでユーザーの後を自動追跡
まあ、これが製品のウリですからついてきてくれないと困ります。9kmと言えば結構な速度です。大人が1時間歩いて約4kmという事ですから、その2倍ほどの速度には対応してくれるようです。
気になる価格は?
持っていれば確実に目立つこのキャリーバッグ。値段がかなり気になるところです。このキャリーバッグ自体はクラウドファンディングによって資金を集めているようですので、出資者には多くのメリットがあると思いますが、通常的に購入しようとするとやはりそれなりの金額が必要になるようです。
サイズはS、M、Lを用意。Sサイズは機内に持ち込める大きさ、Lサイズは最大積載量が50ポンド(約23キロ)という。価格は順に12万6000円、14万9000円、17万6000円を予定している。
Sサイズで12万6000円
Mサイズで14万9000円
Lサイズで17万6000円
高いか安いかわからない金額。困る。
海外にもっていくと、ついてきているそばから持ち去られそうなので、国内旅行にて使いたいかなという印象。
まとめ
- こういう未来的な商品を実現することのできる、スペック・価格になってきたんだなと感じる次第。
- バッグが持ち去られるのでは?と思う自分はまだアナログ、たぶん持ち去る人がいたら電気が流れて気絶させるはず。
- たかい。しがないサラリーマンでは買えない。
↓かなり便利。是非。
↓JALの修行にはやはりJALカードがあったほうがいいのですが・・・