広島空港は市街地から本当に遠い涙。以前は市内にあったらしいが移転の際に各都市からの距離も検討したようで中途半端な距離にポツンとある空港になってしまっている。年間旅客数でいくと、松山空港にも負けて全国15位。都市の規模や立地から考えると本当に利用する人が少ない空港ともいえると思う。
ただ、そのような広島空港にも特徴がある。空港で生ガキをしこたま食べることが出来るのです。(いい値段するけど)
空港に出店しているのは、「かなわ」というお店。
広島市内にはもちろんありますし、何と銀座にもお店を出している。要は古くからの老舗という事。このお店にて、年間通して生の牡蠣が食べられれるのが広島空港のすごいところです。
今回は、広島プレートという牡蠣3種類とドリンクがついているセットをまず頼んでそこからの単品追加で攻めることとしました。
この「かなわ」というお店自体には少し単価は高めですが、カキフライ膳のようなものもありますので、生ガキが苦手な人も安心して利用できると思います。
こちらが広島プレート。左から広島、小町、先端の順番で並べているとのことでした。
まあ並べてみても良くわかりませんよね。↓こちらが広島です。
↓こちらが小町。これ一つで950円。
もう一度言いますが、これ一つで950円とかちょっとおもしろいんですが。
これ一つ分の金額で一日の食費になりますよね。実際。
この牡蠣に限らずどれも本当に素晴らしい味でした。なんですかね?塩水をかけているのですかね?レモンを絞って口に含むと結構な強さの塩分を感じます。まあそれが味付けとなり相当においしい訳ですが。
↓小ぶりなのが「先端」という品種。
今は10月ですので、牡蠣を食べるにはいい時期になってきたはずです、(俗にいうRのつく月ってやつですね)ただ、この先端はいつ広島空港にきて牡蠣を食べてもの生で出てきている印象があります。今回は、日本産の牡蠣だけでしたが、通常は海外産の牡蠣なども並んでいます。その中でいつもいるのはこの「先端」です。小ぶりなので覚えております。主役にはならないですが、常に打線を強力にしてくれる憎いやつです。
スコッチをかけて食べてみてくださいと渡されます。これはアイラ島での食べ方ですね。今回スコッチは「ボウモア」でしたが、本場でもこのボウモアがスタンダードです。オイスターバーなどでスコッチ出されることは有りますが、この「かなわ」でも一応推奨されています。
まあ、個人的にはスコッチかけて食べるのはあまり好きじゃないんですけどね。どうなんですかね?アイラ島とは牡蠣の種類が違いそうですよね。事実、フランスと日本の牡蠣の種類は違います。近年日本的な牡蠣が増加してしまっており困っているようですので、そこから考えるとアイラ島の牡蠣も全く違うタイプの可能性もあります。少なくとも、個人的にはスコッチではなくレモンを絞ったほうが好みです。
ここで追加オーダー。広島、小町、先端を×2づつ。
いいんです。大人は好きなだけ食べてもいいんです。
更に気になっていた「牡蠣の塩辛」もオーダー。これは見たことも聞いたこともありません。これが老舗の力でしょうか?養殖の本場広島の力でしょうか?
出てきた塩辛がこちら。世が世なら画像にモザイクが必要なビジュアルです。これは有りなのでしょうか?
しかし!食品で大事なのは味です!
例えば、世界三大くさい料理にいつもあげられる、キビヤック等は見た目では人の食べるものではなく、宇宙の何かが人類に対しての挑戦状としてだしているのでは?というような食べ物です。すごく臭くてグロい。しかし癖になり食べる人が多数いる。肝心なのは味だという事を理解させてくれるエピソードです。
そういう思考をいろいろと頭で思い描きながら食べた牡蠣の塩辛は・・・塩辛いだけ。あまりうまくいない。という結論に至りました。酒のあてにはいいかもですが、あまりうまいものではないですね。
まとめ
- 一年を通して生ガキが食べられる広島空港は空港飯としては楽しい空港
- ちょっと値段うけるんですけど。
- 牡蠣の塩辛は好みが分かれます!自己責任で。
↓広島空港のクレジットカードラウンジはお勧めです。
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