2018年のJAL、ANAそれぞれのダイヤモンド会員特典が発表されてますので、どちらのダイヤモンド会員が良いのか?という事を比較しておきたいと思います。
一体、JAL、ANAどちらのダイヤモンドメンバーを目指すほうが得なのか?というのは出張の多い出張族だけでなく、エアライン修行をしている方にも重要な情報だと思います。最高峰であるダイヤモンドを達成した際に得られるベネフィットはどうなのでしょうか?
JAL・ANAそれぞれのダイヤモンド特典
↓JAL
↓ANA
結論から書いておくと・・・
私を含めた、JAL派のみなさん・・・残念です。これはANAの圧勝であることを素直に認めないといけません。もう一度言います。ANAの圧勝です。涙
強烈なプラスアルファの特典
強すぎるんですよ、ANAはおまけでついてくる
国内線・国際線共通機内販売用クーポン20,000円分(5,000円×4枚)
または
ANA SUITE LOUNGE 利用券6枚
という特典が。。。
但し、自然保護コースとコンシェルジュコースにはつかないようですので、ご注意ください。
ANA SUITE LOUNGEのクーポンがネットオークションなどで約6,000円/枚ほどで販売できます。この特典だけで金額に直すと約40,000円弱の価値を持つことになりますから。
更に「アップグレードポイント」がついてきます
更にもっと言うと、ダイヤモンド獲得の副産物として獲得PPごとにアップグレードポイントが獲得できます。
アップグレードポイントとは
1月~12月のANAグループ運航便のご利用で獲得されたプレミアムポイント数に応じて、翌年度のプレミアムメンバーにプレゼントする特別なポイントです。お客様の空の旅がさらに満ち足りたものになるよう、座席クラスのアップグレードやラウンジのご利用などに、お使いいただけます。
ダイヤモンド獲得でなんと40ポイントものアップグレードポイントが獲得できます。このアップグレードポイントは少なく見積もって、1ポイント当たり2,250円の価値があると考えられます。(国内線プレミアシートアップグレード9,000円には4ポイント必要)
という事は、40ポイント付与されるので、価値としては、90,000円程の価値があることにあります。
このプラスアルファの特典2段階攻撃だけでもJAL派はたじたじですね。約13万円分の特典がANAのほうは単純に多いことになりますので。。。
以前にはJALもアップグレードポイントがあったり、ダイヤモンド会員限定で2倍のマイルを出せばシートに空席がある限り特典航空券が取れるというサービスもあったのですが・・残念ながらどちらもなくなってます。悔しいですが、2018年はANAの圧勝という事だと思います。
それぞれメニューごとに比較
結果は出てしまってますが、それぞれ似たコースにて比較してみたいと思います。
ポイントで比較
JALには、eJALポイントコース、ANAにはスカイコインコースがあります。
貰えるポイントは一緒のはずなのに・・・その他特典にて圧倒的な差が生まれます。残念ながらANAの勝利。
クーポン系での比較
JALは日航ホテルやJALシティ、機内販売で使えるクーポンです。対してANAはIHGなどのホテルグループ、またそのレストランで使えるクーポンです。同一の条件ではないのですが似ているのコースなので比較してみました。
こちらもANAの勝利。もう、JALは貰えるラウンジクーポンがさくらラウンジというのもなんだかケチ臭い気がしてしまいます。
ギフト系での比較
これは、金額だけの単純な話で行くとANAの勝ちです。しかし!!昨年に引き続き、貰えるものは圧倒的にJALのほうがよさそうです。
JALのギフト:かなり高級感のあるものがラインナップにある
ANAのギフト:悪くはない。悪くはないが良くもない。
という事で、これはJALの勝ち!と勝手にさせてもらいます。せめてこれぐらい勝たせてほしい。
変わり種勝負
JAL・ANA共に変わったコースの用意もあります。
まず、JALはパートナーステータスコース。これは飛行機に乗っていないパートナーの人もダイヤモンド会員と同様のステータスを手にれることが出来る!という素晴らしいものです。その他ラウンジクーポンやフラワーギフトなどついてますが、そんなのどうでもいいのです。このステータスを付与できるというのが最大のユニークな点です。
FOP単価を7円で計算してみました。70万円相当の価値とさせていただきます。
対するANA
こちらはコンシェルジュコース。クラブコンシェルジュという会社が行っているコンシェルジュサービスを利用できます。こちらのクラブ、何と入会金が20万円、年会費18万円です。まじうけます。
こちらは38万円+α。コンシェルジュを使っての楽しいイベントなどが待っております。
勝敗は中々つけづらいのでこちらは引き分けと勝手にさせていただきます。
その他
ANAには自然保護コースというほぼ特典を放棄して他の人のために使うコースも用意されています。こういうところもいやらしさですよね。個人的には絶対に選ばないですが、一応ご紹介しておきます。
まとめ
- 2018年ダイヤモンド会員特典はANAの圧勝
- JALは来年こそはユニークな策で巻き返してほしい。
- 何か新しいことをしないと差が縮まらない涙。
↓ダイヤモンドを超えたいなと頑張っております。