肉好きであれば憧れるであろう肉の一つに「熊肉」があります。
熊・・・食えるのか?いや食えるかではなく、敢えて食べに行くのだ。という気持ちが無ければなかなかお目にかかる事のない食材です。
多くの男性諸君は熊肉に憧れていると思いますが、それはこの漫画の影響が大きいのではないでしょうか。
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↑この血が滴っている熊肉。うまそう。相当にうまそう。幼少期にこのページをタイムリーに見て以来、熊肉への羨望が絶えません。飛騨の山奥にてこれを貪り食う。男の浪漫ですな。
今回、熊肉との思いがけない出会いを演出してくれたのは、神戸にあるレストラン「スポンテニアス」。すごくわかりづらい外観からは想像できないほど中の内装は、落ち着いた雰囲気で、これは男一人で食べに行く店ではないです。
↓スポンテニアスでは、ハンガリーの国宝マンガリッツァ豚も食べてます。
メニューが読めない
この神戸のスポンテニアスは基本的にメニューはコースの1種類だけです。席に着くとそのままコースがスタートします。コース内容が記載されたメニューは置いてあるのですが、読んでも全く分からないですね。何が出てくるのかこの時点だとかなり謎です。
↑この上の画像にあるメニューをみて、どのようなモノが出てくるかわかりますか?またどれが熊肉が出てくるかわかりますか?
答えは・・「月と鼈」でした。この月の部分がツキノワグマを表しており、熊肉が入っているようです。
感動の御対面
憧れ続けた熊肉にようやく御対面となります。
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ワサビをポキッと口で割り、そこに熊肉を口いっぱいに詰め込む。モチャモチャと音を立てながら食べる。そんな事を夢見ておりました。
しかし、出てきた熊肉は↓
え・・・!?ワンタン?
説明によるとツキノワグマのうまみたっぷりのお肉の油の部分を丁寧に処理して、ワンタンの中に閉じ込めているようです。
食べてみると、なんだか肉っぽい気もしますが、獣臭さが全くなく何でしょうか何肉か分かりません!
じょ、上品!!思い描いた熊肉と全く違います。最低でもこんがりローストされた肉をかみちぎるぐらい考えていたのですが、食べやすく、そして味も調えられた、もっというと美味しい状態で楽しんでしまいました。恐るべし、料理という名の文明。
ちなみに、月と鼈の鼈(すっぽん)の部分は、付け合わせのこちらの黄色い球が鼈の卵というと事でした。見た目に反して結構えぐい味がしました。
まとめ
- 熊肉を求める旅は終わらない。もっとガッツリ行きたい。
- 雰囲気が私に合わなすぎ。隣の席の人はグルメ本のライターらしき人達でずっとメモ取っていた。
- クレジットカードで払ったのでマイルが500マイル貯まったと思えばなんとなく気持ちに踏ん切りがつくから不思議。
- 飛騨の山奥の熊肉と、神戸の熊肉は違いすぎて驚いた。
↓出荷量が少ない葉山牛
↓肉骨茶を是非食べてみてください。