航空神社。素晴らしき響きですね。飛行機を愛するものとしては。
この素晴らしき神社があるのは、我らが(私はJAL派なので)羽田空港国内線第一ターミナルとなります。
やはり羽田空港のメインストリームは第二ではなく、第一なんだなと再認識する瞬間です。
この、羽田航空神社、一部の人の間ではパワースポットとして有名なようです。
航空神社はどこにあるのか?
場所は、国内線第一ターミナルの1階到着フロアに有ります。
下の画像見てもらうとわかると思うのですが、歯科と郵便局に挟まれた神社っておもしろいですよね。既に。(厳密には郵便局側からはいけませんが)
隣の歯科医院はそれはそれはいい感じでノスタルジックな感情を思い返させてくれる、装備の歯医者さんです。
南側になるのですかね?地図上で下に鎮座している「エアポートラウンジ中央」は、個人的には存在意義をあまり見いだせないクレジットカードラウンジです。内装も良く言えばレトロ、普通に表現すると古臭いものでした。
絶妙な立地。これは絶妙すぎる立地です。
近代設備がそろっている羽田空港の中にありながら、古臭さを全て引き寄せている。何でしょうか、羽田空港におけるトワイライトゾーン、空港にあるちょっとした古さがすべてここに集約されて、空間を形作っているかの如く場所です。
華やかさ一ミリも無し。
という事で、航空神社にパワースポット巡り、及び正式なお参りをしたい場合は、国内線第一ターミナルの1階到着フロアを目指してください。楽しい経験が出来ると思います。
どの様な経緯で設置されたのか
元は、東京都港区新橋にある航空会館屋上にある、航空神社からの分霊のようです。
航空神社自体は、明治神宮の造営残木を拝受とありますのでそこから作られたのだと思います。HPにて神社の歴史が書いてありましたので読んでいくと、途中で神社の役割が、意味合いを変えているのに気づきます。
元々は、靖国神社にて「靖国神社境内「鎮霊社」に仮奉安」などとありましたが、昭和57年(1982年)に、
航空神社の祭祀を従来の祭神慰霊の神社から航空平安祈願祭の神社へと転換。
となってますので、その後は航空の安全を祈る神社となったようです。
羽田航空神社は
羽田航空神社
羽田空港(ビックバード)の第1旅客ターミナル1階にあります。
1963(昭和38)年7月11日に当協会の航空神社から分霊いたしました。
1963年という事で、古くから設置されていましたので、昭和57年の変更に従って今の状態になったと推測できます。今現在、羽田航空神社自体の案内文には
羽田空港には航空業界の躍進と航空安全輸送を祈念する羽田航空神社がございます。
とありますので、航空業界の躍進と航空安全輸送を祈念しているようです。
という事で、修行僧の方などは、飛行機に乗る機会が多いわけですから是非ともこの神社に参拝して航空輸送の安全祈願をすべきだと思います。
お参りしてみる
神社といっても本当に小さい部屋にポツンと用意されているだけです。ただ反対にそういう場所に場違い的に設置されているからこそ、何か厳かな雰囲気が漂っており気持ちが引き締まります。
↓入口
↓羽田航空神社
↓神社の由緒が記されている看板
お参りの手順は?
悩んだのは、基本的な二礼二拍手一礼(二拝二拍手一拝)でよいのかどうかです。多くの神社ではそうなので、とりあえずそうしておきました。二礼二拍手一礼ではない神社として有名なのは出雲大社などは二礼四拍手一礼(二拝四拍手一拝)です。
後で調べてみると明治神宮の残木拝受、靖国神社境内「鎮霊社」に仮奉安等の情報があったわけですから、二礼二拍手一礼でよかったわけですね。明治神宮も靖国神社も二礼二拍手一礼(二拝二拍手一拝)ですからね。良かった。
一応多くの方がお参りをすると思われるので、作法が書いてあると非常に良いと感じた次第です。
航空神社の御朱印について
最近流行りの御朱印については、新橋の航空神社も羽田空港の羽田航空神社どちらも対応していないようです。集めている人には少し残念な情報ですね。
人がいないために御朱印もされないようですので、もちろんお守りなどの販売もありません。(←新橋のほうにはお守りは有り。)
ただ神様にご参拝をして終わりです。しかし、それが良いですね。シンプルで心が洗われるような気がして。
まとめ
- 飛行機を愛するものとしては必ず訪れてほしいと思いました
- パワースポットというと一気に軽くなりますが、しっかりとした神社です。
- 二礼二拍手一礼で大丈夫です。安心してください。
- 御朱印はないですのであしからず。
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