何かと対抗心を燃やしてくるお隣韓国さんですが、こと肉の食べ方においてだけは日本はその歴史から学ぶ部分は有るかもしれません。ソウルに仕事で、遊びに、暇つぶしに行ったら是非食べてほしい「肉」達があります。
韓国の朝は肉ではじめる
せっかくの異国の地ですから、朝からその土地でしか食べることのできないグルメを堪能したいですよね。私はよく朝から食べることのできる「肉」を探します。
韓国ソウルでも非常に良い肉たちに合うことが出来ました。それは、スープです。
多くの人たちが朝一番からスープという形で肉を食しています。わたしもその流れにのって肉を食することとしました。
コムタンスープにて肉を喰う
まず、ソウルにいる間に通いまくったのがこの「河東館」という店です。有名なお店ですが、有名だからなんですか?うまければいいのです。このお店の営業時間は朝7時からやっていますので、まず朝いちばんこのスープを飲んで体を肉に慣らすことが出来ますね。
ちょっとグロいので苦手な人はすみません。コムタンスープは長い時間煮込んでいるという意味らしいです。日本の焼肉屋のコムタンスープになれていると、スープの色味が薄すぎることに違和感を感じると思います。私もそうでした。たぶんですが、この店は牛コツは入れていないのでしょうね。
すごく澄んだ牛スープを堪能することが出来ます。
↑肉も内蔵も一緒に煮込まれている。これがうまい。
↑すごく澄んでいるスープ。このままでは塩味がほぼないので、味付けは自分自身で行う。これがまた良い。自分オリジナルの最高スープを作り上げることが出来る。
旨味はあっても塩味は無いので、ネギ・キムチ・塩などを自分自身でブレンドしていきます。臭くなるとわかっていてもネギを大量に入れたくなる。もしこれが夜なら絶対に大量に入れるのになぁーと思っていると隣のテーブルの韓国の方などは、これでもか!とぶち込んでいきます。まあ、一日息臭くてもいいやと踏ん切りをつけネギとキムチをぶち込みます。
う、うまいです。肉と油とそこに塩が加わってますからうまくないわけがないんですよね。最高の時間がスタート。そしてすぐ終わります。食べ終えてしまうのですね。すぐ。
値段は結構高めです。地元の人も複数人食べに来ていますが、この値段朝食から払っているのでしょうか?一杯1,500円程です。しかし、うまいので毎日食べに来てしまいます。
ぶはーーー、うまかった、ご馳走様。と店を出たら次の目的地に急ぎます。次の目的地は徒歩3分でつく「ソルロンタン」のお店です。
ソルロンタンでも肉を喰う
先ほどの「河東館」をでて歩いてすぐに神仙ソルロンタンというお店があります。
なんとこのお店24時間営業です。24時間牛肉が入ったスープを楽しめる。という最高のお店です。スープだけでは腹は膨らみませんから、追加ではしご酒ならぬ、「はしご肉系スープ」と決め込むのが韓国ソウルの肉を堪能するというものです。
この、神仙ソルロンタンは韓流ドラマの「華麗なる遺産」の舞台にもなってますので、知っている人も多くいると思います。
韓流ドラマはこの作品しか見たことが有りません。しかしそこで肉が主題となる作品を引き当てたひきの強さを自分で誉めたいです。ハン・ヒョジュかわいいし。
このお店でもソルロンタンを頼めば勝手にキムチがついてきます。キムチをぼりぼりしつつソルロンタンを待つ。と思いきやすぐに運ばれてきます。スープですから提供スピードはどちらの店も早いです。このスピード感も無駄な時間を取られない良いポイントであります。
スープは先ほどの「河東館」のコムタンに比べると白濁した「いつもの」牛のスープに近いです。塩味はこちらは適度についてますので、そのまま飲んでも非常においしいです。二件目ということを忘れて、無言で、黙々と、食べてしまいます。やはり牛肉が雑な牛肉なのでそれが良いですね。日本で食べる肉たちとは違ったうまさがあります。
ちなみに、韓国では牛肉の焼肉はあまり食べません。意外ですよね。豚肉の焼肉文化には目を見張るものがありますが、牛肉はやはり日本式の焼肉がうまいですし、本家本元なんだなと現地に行けば、おのずと納得すると思います。
勝敗は・・甲乙つけがたし
やはりここもどっちがうまいかを決めるために、日を変えて順番を変えて食べ比べてますが、なかなかどうして勝敗はつけづらいです。気持ち河東館のほうが値段が高いので、こっちのほうがうまいに違いないという庶民的なバイアスがかかります。でもソルロンタンもハン・ヒョジュかわいかったしな・・・と悩みます。まあどちらもうまいのでどちらも食べに行く。が正解ですかね。
まとめ
- ソウルの明洞付近に行った際には是非、2店を食べ比べてほしい。
- 朝一番に時間を短縮して一気に食べ比べてしまうのが良いと思う。
- ゆっくり食べたい人は、一日一店でも十分満足かと。
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