日々出張している私からすると非常に興味深いテーマに「出張時に獲得できる航空会社マイレージは誰のものなのか?」という主張族サラリーマンには死活問題となるかもしれない大きなテーマがあります。はたして私達が個人のマイレージとして加算しているこの行為は合法なのか?違法なのか?違法であれば逮捕されてしまうのか?とビビるテーマです。
マイルを個人取得すると横領になるのかを結論から言うと・・・
どうやらマイルはグレーゾーンのようですね。
以前に古い記憶で三〇商事の社員と会社がもめて司法で争った結果、社員側が買った=マイルは個人のもの!といったニュースを見た気がしたのですが、今調べてみると全くそのような記録は無いですね。
前提としては、出張により代金を立替たことにより発生したポイントやマイレージは基本的には会社のもののようです。ですので、厳密にいうとマイルを勝手に使ってしまうと横領になります。
しかし、マイルだけ難しい・・個人に付与されるものなのでグレーゾーン
他のポイントと違い、マイレージは微妙に抜け穴というか難しさがあるような情報が多いです。
それはなぜかというと、マイレージは航空会社と個人の間で契約しているものという事で、仮に個人ではなく法人に付ける!ということが難しいものだからです。
他のポイントなどは法人にもつけることが出来るものがあります。
こういった類のものを個人に意図してつけているのであればこれは横領になる可能野性が高いようですが、そもそもマイルは基本個人にしか付きません。
という事で法人にもつけられるようなものを意図的に個人にて着服しているとは考えづらいため、多くの情報がマイルはOKなのでは・・という結論になっているようです。
その他のポイント達も会社が許せばOK 横領に問われません
その他のポイントも情報を読み取ってみると、会社側がOKを出しているなら横領にはならないとありました。そりゃそうですよね。会社が認めているのですから。
例えば私の所属する会社は、明確に出張におけるクレジットカード利用によるポイント取得は許可してます。
明文化されたものは無いですが、口頭にて複数の役員が発言しているのを複数の社員(というよりは全社員)が聞いているので、個人のものにしていいのだなというコンセンサスが形成されています。毎月100万以上立て替えているので、それぐらいしてくれないと・・・リスクしかありませんしね。
ただし、宿泊におけるクオカードの取得は絶対にNGと言われてます。当たり前ですよね。これただのキャッシュバックですから。という事で、私の所属する会社でいえば、楽天ポイントやじゃらんによるPontaポイント取得はOK、宿泊におけるクオカードは横領となります。厳しい会社であれば宿泊サイトのポイント取得などもNGが出ることでしょうから会社による判断になりそうです。
マイレージマイライフでの一幕
飛行機好き、マイル好きなら必ず見てほしい映画「マイレージ、マイライフ」の中に興味深い一幕がありました。
それはジョージクルーニー演ずるライアン・ビンガムが新人ナタリーと一緒に出張している中でホテルでの食事のシーンがありました。
その際にビンガムは非常に大量の食事を頼み、ナタリーに驚かれます。正確には覚えてませんが、ビンガムはそこで一日に許可されている最大限の費用を使用しマイルに当てているという発言をしていました(たしか) これはどういう事だったのか非常に気になります。
ビンガムが目指していたアメリカン航空での1,000万マイルというのはフライトマイルではないのでしょうか?カード利用などによるマイル加算も合計されていくのでしょうか?分かる人がいたら教えてほしいです。
この映画の中ではマイレージは完全に個人のものとして扱われていますので横領など気にせずガンガン飛行機に乗れる環境ですね。私の会社もスケールは小さいですが似た環境ですので、非常に愛着のある映画です。
まとめ
- マイルに限らず、出張で発生するポイントは会社のモノです。
- マイルだけ非常にグレー。個人に付与されるものなので。判例無し。
- その他ポイントは所属する会社によって異なる様子。確認が必要です。
- マイレージ、マイライフでのマイルルールを誰か教えてください。
読んでみてほしい