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【生きるか死ぬか】極東 冬のウラジオストク旅行 準備物 衣類編

ロシア連邦の12月1月2月あたりでの、ウラジオストク旅行での防寒具についてまとめました

実際に一番寒い時期にウラジオストク観光してきましたので、参考にしてみてください。少し大げさ?と思う人もいるかもしれませんが、寒さは旅行の大敵です。楽しい旅行とするために、「耐えられる」ではなく、「あたたかい」というレベルの装備をお勧めしています。

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防寒具の用意

ロシア。その名前だけで防寒具の準備は必須ですね。

Wikipediaによると、ウラジオストクの温度は

亜寒帯冬季少雨気候(冷帯夏雨気候)である。

年平均気温: +4.6℃
1月の平均気温: -12.6℃
8月の平均気温: +19.6℃
年間降水量は823.9mm(以上の4項目は1971 - 2000年平均)。
真夏の気温: +18 - +28℃
真冬の気温: -14 - -24℃

 とあります。

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出典:Wikipedia

見てください、冬場の平均最高気温を、日中平均気温を、平均最低気温を。そして最低記録温度を!!

1月のそれぞれの温度は、

平均最高気温-8℃

日平均気温-12.3℃

平均最低気温-15.3℃

最低記録温度-31.4℃

って。。

本当にそれほど寒いのか現地でも確かめてきました。実際の気温をiPhoneの画面をスクリーンショットして確かめています。

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気温では-18℃でした。

更に忘れてはいけないのがウラジオストクは沿岸の街です。冬の夜でも強烈な風が吹いています。体感温度ベースでは更に寒くなりますのでご注意ください。

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事実、「寒いな」と感じた際に体感温度を調べてみると-20℃を下回っていました。ビル風を受ける場所だと更に冷え込みます。。。

-20℃以下の世界となると最早日常とは別世界です。しっかりとレイヤリングを考えた防寒具の準備が必須となります。レイヤリングや登山などの雪山に行く際には必須の考え方になります。 しっかりと素材特製を理解した上での防寒対策を心がけましょう。

↓レイヤリングについての基礎知識はこちら

日本発のアウトドアブランド「montbell」さんのHPがわかりやすいので貼っておきます。

https://webshop.montbell.jp/material/aboutclothing/

私もこのロシア旅行でお世話になりました。

 

実際にどのような装備で-20℃に立ち向かったのか?

実際に使った装備をその理由とともに記しておきます。

防寒具1 ベースレイヤー

アンダーウェアを除いた際に、一番下に着る服です。直接肌に触れるものですので、肌触りも重要ですが、何より保温を考えた素材選びが重要になります。このベースレイヤーを選ぶ際に注意点があります。

まず、絶対に「綿」を避けてください。

登山やウィンタースポーツをやっている人だと常識になっています。綿はダメです。

綿は寒いエリアではベースレイヤーとしては不適切です。寒いエリアでの基本は汗をかいてもすぐに乾くこと、濡れた衣服で体温を奪われない事です。「綿」は吸水性がよいですが、そのまま乾かず濡れて残ります。これが寒いエリアだと体温を奪う要因になるので、要注意の素材です。

 

また、某服飾ブランドの「ヒート〇ック」も避けてください。こちらは、原材料に「レーヨン」が含まれており、これも速乾性に難がある素材と言われております。運動をしないような場所での着用であればOKかもしれませんが、旅行などの運動を伴うような用途には向きません。

という事で、ベースレイヤーとして是非揃えてほしいのは「ウール」素材のものです。ウールの特徴として私達の発汗の際に熱を出すという特徴があります。厳冬のための素材です。

 上下を複数枚揃えると少々値が張りますが、「寒い」よりはマシです。過酷なエリアに立ち向かう際には暖かさはお金で買うといわれています。

 

防寒具2 ミドルレイヤー

これは、正直保温性があれば何でもいいと思います。私はユニクロさんのフリースとセーターでしたが十分に温かく活躍してくれました。

ただ、やはり「綿」だと万が一濡れた際の速乾性が気になりますので、乾きやすい化学繊維やウールなどの素材で統一しておくことが重要です。

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防寒具3 アウターレイヤー

アウターレイヤーに求められる機能は、何と言っても「防寒」です。そしてそれを実現するためには、「防風」「防水」が必要になります。確かにこれら二つの機能は必須です。防風と防水が出来ていないと、寒さをしのげないだけでなく、大げさではなく死にますので。

しかし、もっと厳しいエリアに立ち向かう場合には、プラスアルファで求められる性能があります。それが「透湿」です。外からの水ははじくが、中からの湿気は通す。相反しているような二つの性能が求められます。なぜかというと、汗の水分で衣類や体を濡らしたくないからです。体から出てきた湿気は外に放出したいのです。

そんな相反する様な事を実現してくれるのが特殊素材となります。各メーカー多くの研究開発がなされていますが、特に有名なのはゴアテックスでしょう。厳冬のロシアに行くのであれば、ゴアテックス製のアウターレイヤーを激しくお勧めします。

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注意点としては、ゴアテックス自体は「透湿」「防風」「防水」には優れますが、それはあくまで素材としての特性なので「防寒」が出来るわけではありません。防寒をするためには、ゴアテックスを使ったダウンジャケット等を購入する必要があります。ゴアテックス=暖かいでは無いという事は覚えておいてください。

 

 ダウンジャケットを構成する材料がゴアテックスという事です。これであれば湿気の問題も解決できますので、ガンガン旅行先で動き回れます。

また、ダウンジャケット購入の際にはそのダウンに使われている羽毛がどれぐらいの空気を保有できるか=暖かいかという指標も有りますので、チェックしておきましょう。

その際に使われる単位は「フィルパワー」となります。これは、どれぐらいその羽毛が膨らむのか⇒空気保有できるのかを表す指標となります。

Wikipediaによると、

羽毛1オンス(28.4g)当たりのふくらみ度合いを立方インチ(2.54cm立方)で示す。例えば、「600フィルパワー」とは1オンスの羽毛が600立方インチの体積にふくらんでいることを表し、数値が大きいほど良質なダウンと言える。

とあります。

そしてこのフィルパワーが

良質ダウン -FP600~700
高品質ダウン FP700以上

600以上あると良質ダウンとなるようです。今回私が着用していたダウンジャケットもフィルパワー600でしたので、一応良質ダウンに該当します。ゴアテックスで良いダウン。これであれば問題ないと思います。

更にもう一つだけ重要なポイントをお伝えすると、「フード」がついている事です。このフードを被ることにより、耳や頭部への直接的な寒さが防げるのと同時に風の脅威からもある程度身を守ることが出来ます。後述する帽子の上からフードはかぶってしまえば最高に温かいと思います。

防寒具4 靴、靴下

よく、この靴に目がいかずに死にそうな目に合っている人を見ます。現地でスニーカーを履いていたのは、3人ほどだけでした、二人は観光客でとても寒そうにしてましたし、もう一人は現地の人でしたが、近場にすぐに行くという服装でしたので、基本的にはスニーカーなどでは出かけないと思われます。

本当は、靴もゴアテックス製の・・・と行きたいところですが、さすがに費用が掛かりすぎるので、次点のモノを選んで履いていきました。

このナイロンが表面を覆っている靴は、本当は「透湿」という点でゴアテックスに劣りますので、長時間・長期間はいていると湿気で中が濡れてしまう可能性がありますが、旅行ぐらいであれば、全く問題がありませんでした。

ここに、「ウール」製の靴下をはいて旅行をしましたが、一度たりとも寒い。という感覚に襲われることは無かったです。

 

あまりに寒いエリアでの鉄則を一つ。それは素肌を露出してはいけないという事です。素肌を露出していると一気に体温が奪われます。耳など痛くて痛くて観光どころではないと思います。という事で防寒具として超重要なものとして帽子があげられます。

これはデザインなどは好みが分かれると思うのですが、重要なのは耳を覆う事が出来ることです。これが出来ないと意味がありません。また、もう少し利便性を追求するなら帽子にツバがついているようなもののほうが、雪などが降ってきた際にも手ぶらで対応できます。

 

 

防寒具6 ネックゲーター

ウラジオストクでは現地の人含めあまりマフラーをしている人を見ることが無かったです。お店に入るたびに上着などを脱いだりしますので、その際に忘れたりすることが多いからでしょうか。

ただ、やはり首元の暖かさは体全体の暖かさに直結します。厳冬初心者の私達は必ず首元を温める装備を用意していきましょう。

その際にお勧めしたいのはネックゲーターです。マフラー程かさばりませんし、更に便利な使い方もできます。

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出典:montbell公式HP

フェイスマスクとして活用するのが最高に便利です。大げさに思われるかもしれませんが、本当に地肌の露出は危険です。このフェイスマスクをしているだけで体感温度が本当に違います。必ず準備しておいたほうが良いと思います。

 

 私の失敗談。今回私は「防風」という部分に着目して外側がナイロン製のネックゲーターを購入し持っていきました。しかし、結果的にこれが使えなかったのです。

というのも、風などが強くフェイスガードのようにして使おうと思うと、ナイロンには「透湿」の性能がありませんので、そこで息の湿気が貯まってしまい、ネックゲーターが濡れてしまい使い物にならなくなってしまいました。

 

他の装備を予備として持って行っており事なきを得ましたが、やはり寒いエリアでの重要な性能に「透湿」というものがあるなと再認識した出来事でした。

防寒具7 手袋

手袋にも防風の性能が要求されますのでご注意ください。ウールの手袋だと暖かいかもしれませんが、風で一気に温度を奪われると思います。私は、ビジネスでも利用している革製の手袋でした。北海道出張が多い際に購入しましたが、これでいいやと決めた点が二点あります。まず、裏地がボアになっていて空気を保有できる構造であったこと。皮の素材だけでは寒いです。

二点目がスマホの操作が出来るタイプであったこと。このスマホの操作は重要案件となります。写真撮影や調べ物でスマホを利用する事はたくさんあると思いますが、その際にいちいち手袋を外していては、温度を奪われてしまいます。

着用したままスマホ操作できるというのは、必須の性能となります。

 

防寒具8 腹巻

地味ですが最高の保温性を保ってくれるのが、この腹巻です。これがあるのとないのでは体感温度が4℃は違うと思います。

何度も何度もで恐縮ですが、この腹巻の素材も「ウール」にてお願いします。基本的に直接肌に触れるものはウールです。

 

快適に旅をするためには、寒くては楽しめないと思います。少し大げさかな?というぐらいでようやく暖かいと感じられるレベルになりますので、せっかくの旅行を台無しにしないためにも防寒対策は念には念を入れたほうが良いと思います。特に今回の旅行で最高に良かったのは、靴下と靴です。凍結した海の上を歩いても、雪の中に足があっても、海からの凍てつく風で死にそうになっても、一度も足が寒いという感覚を持つことがありませんでした。足元が温かいとそれだけで安心です。

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凍った海の上で寝転んでも、強烈な風であおられても、雪がふぶいている中歩いても寒くなかったです!

 

まとめ

  • 防寒対策は完璧にしても足らないぐらい寒い。
  • 地肌の露出は絶対NG
  • 今回の靴と靴下の組み合わせは良かった。寒さを感じない装備で満足度が高かった。

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