日々仕事に駆け回っているサラリーマン・出張族のために高速道路で使える情報です。
仕事にて車での移動も多々あると思います。走りなれた高速道路であれば良いですが、仕事で初めて訪れた場所などの場合、高速道路に乗った一番初めの分岐は慎重に進まないと間違ってしまう事も有ります。
このように高速道路で道を間違えてしまった場合には、特別転回という制度が使えますので、覚えておいて損はないです。
特別転回とは
高速道路にて間違った進路に進んでしまった場合、間違った道での最初のICにて申告をすれば、Uターンすることが出来る措置。
Uターン後はそのまま目的地まで進み、通常の料金を払えば大丈夫です。
NEXCO東日本のHPを見ると一応特別転回についての記述が有ります。
第6節 インターチェンジ等の間での転回(単純支払い方式の道路)
・インターチェンジ等間での転回第51条 単純支払方式の高速道路において、通行止めその他の理由により当社の指示により本線上で転回する場合は、当社は、退出するインターチェンジ等を指定した上で、利用者に特別転回証明書を交付します。ただし、転回する車両に対して次項の処理を行う場合において他の車両と区別できるときは、交付しません。
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利用者が指定されたインターチェンジ等から退出した(前項で特別転回証明書の交付を受けている場合は、当該証明書を提示又は提出した)場合において、当該利用者がすでに当該通行区間の料金を支払っているときは、払戻しを行います。なお、当該通行区間の料金を支払っていないときは、当該指定された料金所で料金を支払うことなく通過できます。
とても理解しずらい書き方ですが、出来るよ。という事が書いてあると思います。
こういった特別転回の措置がある訳ですから、高速道路の分岐などで道を間違えそうになっても止まったり、間違えた場合に無理にUターンしたりするのは絶対にやめましょう。
特別転回の手順は
まず、高速道路の分岐などで道を間違えたことに気づいた場合、その地点が間違えた場所から最初のICを越えていないかが重要になります。
もし越えてしまっていた場合は、特別転回は原則出来ませんのであきらめるしか有りません。(2区間など過ぎた場合でも例外的にできる場合もあるようです)
但し、多くの場合は間違えた瞬間にミスに気付くことが多いと思います。その場合は、冷静に最初のICに向かいます。
ETCレーンではもちろん特別転回の宣言は出来ませんので、人のいる料金所(一般レーン)に行くことが重要です。もし人のいる料金所が無い場合は、この場合も特別転回できません。
かなり限られた技になりますね。
料金所についたら
一般レーンの料金所では、道を間違えてしまった事を告げ「特別転回」を行いたいことを宣言しましょう。
この時に
- どこから高速道路に乗ったのか?
- どこで高速道路をおりるのか?
を聞かれますので、心の中で準備をしておいてください。しっかりと係の人に告げると、手続きを開始してくれます。
特別展開の手続きはどのような事をやっているのか?
私のケースで説明すると、まずは券に特別転回のスタンプが押されます。
次に係の人が、無線の様なもので特別転回をする車があることをどこかに報告します。推測するに、再度高速道路に侵入する際に、ETCレーンではないレーンを通されますが、その際の手続きのために連絡を入れていると思います。
無事に手続きが済むと、Uターンをする箇所を指定されます。
この際に、料金所を越えてすぐの場所でのUターンを指示されることもあれば、スペース的に無理な場合などは一度一般道に出て再度侵入してくるように指示されます。
Uターンを終えたら、ETCレーンでない入り口から高速に再度入っていけば完了です。
悪用できる?
やろうと思えば、そのまま通過してしまう事は出来そうです。しかし、原則1区間しか進めていない点、防犯カメラなどがバッチリと完備されている料金所を通る点、などを考えると全く割に合いません。絶対にやめましょう。
まとめ
- 高速道路で道を間違えても焦らない。特別転回という措置が有ります。
- 一般レーンの料金所の人の指示に従い、指定の場所でUターンしましょう。
- 時間的には損をしているのになぜか得した気分になる不思議な感覚。
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