JALとANA。一体どっちが得なのか?というのは出張族や社畜の私達からすると永遠のテーマです。JAL派の私ですが社内の大多数はANA派でありますので、ANAのダイヤモンドメンバー特典についても様々な情報は入手することが出来ます。簡単に比較できるところは比較してみようと思い実行してみました。
↓2018年版はこちらになります
まず分かりやすいところでは、eJALポイントとスカイコインのコースでの比較では以下のようになりました。
■ポイント系での比較
完全に「ANAの勝ち」です。付与されるeJALポイントとスカイコインの金額ベースは変わらないものの、そのほかに付与される
→機内販売用のクーポン2万円分又はスイートラウンジ利用券6枚
が強烈すぎます。
スイートラウンジ利用券はオークションでの販売で5,000円~7,000円の値がついていました。つまり、30,000円~42,000円ほどの現金化が可能という事ですから、ANAの場合は60,000円+40,000円での100,000円ほどの価値があるコースとなります。
次に宿泊・食事などで使えるコースでの比較をしてみたいと思います。
JALはJALクーポンコース、ANAはIHG・ANA・ホテルズグループ宿泊・食事に使える
クーポン4万円分のコースです。
■クーポン系での比較
あっ・・・こちらも「ANAの勝ち」です。本特典?ともいえるクーポンの額でいうと50,000円相当対40,000円相当ですから、JALが勝っているのですが、その他+αでついてくる特典がJALは弱すぎます。ANAが最高であるスイートラウンジ利用券6枚に対して、JALは最高から一段レベルが下がるさくらラウンジのクーポン、そしてそれが3枚しかもらえません。(ちなみに今回はさくらラウンジクーポンは一枚3,000円ほどで計算しております。)JAL派の私からするとまたもや残念な結果です。
JAL、ANAで当たり前ですが、コース内容が違いますので単純比較は難しくなってきました。ここからは切り口をそろえてみると何とか比較できるかな?というものになります。
CASE3としては、配偶者含めた他の人への活用を視野に入れた場合はどうか?という比較です。比較したのは、JALはパートナーステータスコース、ANAはアップグレードポイントコースです。JALのパートナーステータスコースは、配偶者の人に自身が獲得したダイヤモンドステータスを同期間内、同様にメリット享受できるようにするというもの。ANAのアップグレードポイントは分かりやすいですよね。こちらもやろうと思えば家族分の座席をアップグレードできたはずですので、JALのパートナーステータスコースと同様に他の人にもお役立ちできるものと考えられます。
■配偶者考慮での比較
JALのほうは、ダイヤモンドステータスを取得するなら?という観点で金額記載をしてみました。あまり修行には詳しくないのですが、すごく効率的に行う事ができたらFOP単価は6円~7円ほどなのではないかと思い、100,000FOP分で700,000円としております。アップグレードポイントは国内線で考えてみました。普通席からプレミアムクラスへのアップグレードポイントが4ポイント必要とのこと。金額にすると9,000円ですので、1アップグレードポイント当たりの単価は2,250円に設定しました。こちらもすごく良いのですが、今回はJALのサービスが度を越しているように思います。家族サービスという点で見ると「JALの勝ち」といえると思います。
選べるギフト系でも比較してみたいと思います。JALはリンベル社のカタログギフトからなんと51,000円分。中身を見てみると結構高級です。
流石51,000円分のポイントです。かなり豪華なものが手に入ります。
対してANAはビジネス&トラベル・リビング・職人の技コースが上がってきます。これもJALと同様に決まったものの中から選ぶことが出来るようです。中身を見ることが出来ましたので、少し貼り付けます。
ビジネス
リビング
職人
見た感じ、JALに比べて単価は高くなさそう。10,000円~30,000円の間だと推測。
結果、まとめてみるとギフト系は
■選べるギフト系での比較1
金額ベースで行くと、こちらも【ANAの勝ち】といえると思います。ただ、ギフトという部分にフォーカスして考えると圧倒的にJALのほうがレベルが高かったと思います。モノをもらうという観点で考えると「JALの勝ち」ともいえますので、この項目は引き分けとしたいと思います。JALにはモノを貰う系でいくと、選べるギフトコースというものもありますので、それも比較しておきたいと思います。選べるギフトコースは大丸松坂屋百貨店提供とのこと。金額ではなく、2個と個数なのがおもしろいところです。中身はこのようなラインナップ。
選べるギフトコース2017 - JALからお客様に感謝の気持ちを込めて
これも見た感じ単価は高そうです。先ほどのANAのものとラインナップも似ているような気もするので単価は合わせておきます。10,000円~30,000円の間だと推測。平均で20,000円としましょう
■選べるギフト系での比較2
これは評価が難しいですが、ものを貰うという観点でこちらも引き分けにしたいと思います。基本的にはANAのプラスαが強すぎて比較が難しいです。
・・・JALの特典が無くなってしまいました。ANAはこれ以外にも
ミシュラン星レストランコース
ミシュラン星を獲得した日本国内・海外の厳選したレストラン約50店舗の中から、お好きな1店舗にペアでご招待いたします。
自然保護コース
お客様に代わって沖縄・恩納村の海にサンゴの植え付けを行います。
ANAグループでは、青い空、青い海を次世代に残すことを目指し、沖縄県内外の企業に呼びかけ、「チーム美らサンゴ」を結成し、沖縄の海に美しいサンゴを蘇らせる取り組みを行っております。
美しいサンゴの海を復活させるための活動へのご支援をお待ちしております。
コンシェルジュコース
会員誌「クラブ・コンシェルジュ」に掲載されている上質なコンシェルジュサービスをお電話1本でご堪能いただけるクラブ・コンシェルジュ会員資格1年間とお誕生日に厳選ギフトを進呈いたします。
(クラブ・コンシェルジュ会費 入会金20万円/年会費18万円相当)
があるようです。チーーン。ANA強し。
まとめると。
単純にダイヤモンドメンバーになった際にもらえる特典という部分だけで見ると、ANAのほうが良いと感じる方が多いのではないでしょうか。+αでもらえる特典、機内販売用のクーポン2万円分又はスイートラウンジ利用券6枚が強烈すぎます。これで約40,000円分の価値がありますので、JALは勝てないです。JALが勝てるところはギフトやパートナーステータスコースなど、他の人へのプレゼントや他の人のステータス確保という点ではANAにかなり買っていると思います。JAL派のひとはこの点は家族の人に強烈にアピールすべきでしょう。みなのためにJALに乗っていると。この言葉で家族に喜んでもらい、溜飲を下げましょう。それしかないですよこれは本当に。
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